JAMさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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王様になれ(2019年製作の映画)

3.3

pillows30周年アニバーサーリー作品だけあって、音楽の使い方が絶妙。ユウスケがピロウズにのめり込んでいく様はいつかの自分を思い出すようで、そういう意味でもなんとも微笑ましい映画だった。
ただ 個
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.4

全世界を敵に回した伝説の殺し屋 ジョン・ウィックが襲い来る殺し屋共をぶちのめす130分。VS寿司アサシン戦が僕は大好きです。泥臭いステゴロから雪合戦じみたナイフ投げ合戦、銃弾の雨を降らせて次々と死体を>>続きを読む

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.6

青春映画としては話は凡々だが、青春を終えた大人達の選んだ道の再確認物としては嫌いではない。あくまでも主体はあおいの物語ではあるんだけれども。
そこに介在する一握りのファンタジー要素である過去のしんのの
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭にて。
女二人のバカンスは一発の銃弾から逃走劇へ。それでも、この旅が最高なことに違いはなかった......。

最高と名高いラストシーンに嘘偽りは無し、多くの柵を超えた彼女達の旅程の結
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

日本最速試写会にお招きいただき観て参りました。

低所得者向け賃貸物件である半地下に住まいを構える無職一家、長男であるギウは友人からの誘いを受け街の高台に建つ豪邸に住むIT会社社長 パクの娘の家庭教師
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.3

T1 2の正当な続編というだけのことはある。
物語を上手く絡ませていることには感心するが、絶賛という程の出来ではない。百合映画とまことしやかに囁かれてるようですが、その辺はマジです。ただ緊張感がイマイ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

本日地上波初放送とのことで。

ホラー映画としてはそんなでもないけど、ジュブナイル物としては好き。様々な形で支配を受ける七人の子供達 ルーザーズが紆余曲折を経て気狂いピエロ ペニーワイズに挑む。脆弱だ
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神様メール(2015年製作の映画)

2.9

神様の娘が全人類に余命を通達したことで世界はパニックになる中、彼女は横暴な父を出し抜くために新・新約聖書を作ることを決めるのだった。

コメディかと思いきや、洒落たタッチで描かれるのはジェンダー 障害
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.7

午前十時の映画祭にて。

南北戦争の時代を強かに生きた女性 スカーレットの物語。一見してラブロマンスにも見える物語の根底にあるのが、途方もなく人間臭い欲求や情感というのがいい。彼女たちは、確かに生きて
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

3.1

まずは藤原千花を演じた淺川梨奈さんに拍手。漫画版とアニメのノリを完全に踏襲しきった演技が本当に凄かった。キャスティングに関しては、ポスター公開当初こそ『ヤバそうだなぁ...』と思ってたけど、動いてるの>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.2

ホラー映画としては前作から進歩がなく、良かったとは素直に言えない。ルーザーズの回想を順々にやっていく意図は分かるが、ジャンプスケアに頼りきりなのでパターンが読めてくるし ダルいよ。ババアの硬直は良かっ>>続きを読む

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

『神よ、お助け下さい』

昨晩鑑賞したミッドサマーと類似した作品&名作カルト映画と聞いたので視聴。
行方不明の少女の捜索の為に一人 島を訪れたハウイー警部。その島ではキリスト教が普及しておらず、男根を
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爆裂魔神少女 バーストマシンガール(2019年製作の映画)

2.2

シン・ファンタにて。
片腕マシンガールのリメイク作品としては微妙の一言だが、露悪趣味増し増しな作風は好ましかった。欠損に次ぐ欠損、死屍累々の山超えた先のタイトルクレジットは熱かったが場面の濃さばかりが
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.3

Welcome to Zombieland 2 !!!

闇試写にて。
(公開前なので情報は最大限に留めています)
全米No,1を勝ち取ったゾンビ映画が帰ってきた。
擬似家族であるお馴染みの四人組の掛
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プロメア(2019年製作の映画)

4.0

情熱の迸りをそのまま線として起こして絵にしたような勢いある映像が続くのは好き。
日本のアニメの最先端を垣間見たという具合で満足度は高い。前半大好き。後半まぁまぁ好き。ただ既に構築されているはずの人間関
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.6

筋肉特盛一丁、って感じで良い。
ステイサムもドウェイン・ジョンソンも大好きな俳優なので、まこと眼福。またスピンオフ作品ということもあってか、肉弾戦多めでしたね...顧客が何を観たいと思ってるかよく分か
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

3.6

原作は未読だったが、アニメは見てたし話題になっていたので足を運んでみました。OVA作品なので映画的な演出に欠ける部分や劇場絵としてのクオリティに関しては目を瞑った上での評価を。

改めて見てみると『
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.1

マルチジャンルホラーとしての完成度が高かった前作に較べるとやや勢いは落ちた印象はあるが、2Uもまた快作であることに違いはない。テイストで言えばコメディにより寄って行った本作の方が好きではあるし。そうい>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.6

誕生日に殺され続けループ。

何度も何度も主人公が殺されるのに、ハッピーで爽やかな印象が強く残る映画。ホラー映画で一 二番目辺りに死にそうなビッチことツリーがいいキャラしてる。喜怒哀楽が明確で見てい
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

2.5

『俺(1.2.3)とお前(INTERNATIONAL)の違いがわかるか?俺はこのスーツがかっこよく着こなせてる』

MIBシリーズのリメイクひいてはリブート版としてはお世辞にも話にならない出来だ。
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.6

サタデー・ナイト・フィーバー!

なんて、視聴前はハイなテンションな本編を予想していたんですが、こんなにも悲しい青春物語だったとは......でも本作の展開を見てマイナスな感情を抱くのはトラボルタに
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.2

彼に告げられるミッション────それは爆発8分前のショーンの意識に入り込むことで、爆破直前の列車内を追体験をし列車爆発事故の犯人を見つけるというものだった...。

タイムリープ物としてはかなり好き
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.2

土下座── 土下座とは、土の上に直に坐り、平伏して礼を行うこと。日本の礼式のひとつで、姿勢は座礼の最敬礼に類似する。

謝罪をビジネスとしている、というトンチキな設定は嫌いじゃない。中盤まで
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.6

決戦はケープカナベラル。

シリーズ第三弾である本作はタイムスリップ(正確にはタイムジャンプ)を駆使して過去へと戻ったJが、若き日のKを救うというもの。

とはいえ入りが変化球気味なだけで
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.4

純愛の話をしましょう。

未解決焼死事件の容疑者である天才写真家 木原坂の抱える真相を追うライター耶雲が目にする真相とは。
キャッチコピーのせいか必要以上に構えて見ていたので、種明かしは衝
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.6

嬉嬉として史実に中指を立てろ!
王道の戦争ドラマにゾンビを塗りたくり完成したパワフルムービー、『オーヴァロード』!

時は1944年。ノルマンディ上陸作戦を遂行するべく敵地に降り立った小隊が遭
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パリの家族たち(2018年製作の映画)

3.1

パリの家族たち 試写会にて。
御招待ありがとうございました。

様々な『母』の姿を通して描かれる家族の在り方の話。登場人物が多く 序盤は誰と誰に接点があるのか掴みきれず困惑するが、いざ見終わって振り返
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ニセコイ(2018年製作の映画)

2.8

2018年 最後に観た映画でした。
もっと他に見るべき映画はあったぞ自分!

そんな感じで『ニセコイ』です。
ラブコメを魅せてやろうという気概は感じますが、一本の映画としては微妙極まりない出来でした。
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デッド・サイレンス(2007年製作の映画)

3.3

お馬鹿な少年は誰かな?

SAWでお馴染みのジェームズ・ワン監督が送るミステリーテイストのホラー映画。
主人公であるジェイミーの元に送られてきた送り主不明の宅配便、中には不気味な腹話術人形の姿が。程な
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

2.4

勝手に滅びろ。

シン・ゴジラは最後に待つカタルシスの為に期待を高め続ける映画だったが、こちらは言うなら冒頭〜終盤にかけて視聴者のフラストレーションを溜めに溜めてその末に次にぶん投げやがった映画。
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続・終物語(2018年製作の映画)

3.7

『こんなの、全部嘘だって思ってる』

タイトルからも察せられる通りに、本作は化物語から始まり終物語で終わりを告げる阿良々木暦の高校生活の後日談を描いたものです。言うなら、おまけです。
とはいえ、本作は
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.2

お前は『最悪』を知っているか?

スパイダーマンシリーズの人気ヴィランであるヴェノムを主役とした単独映画。ダークなテイストになると予想されていた本作ですが、予想以上にキャッチーなノリで意外でした。アメ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.1

全編PC画面で進行する映画、
と聞いて私は『アンフレンデッド』を思い出したので「新鮮味で売るには、ちょっと二番煎じなんじゃないの?」なんて公開前は侮っていたのだが、これがなかなかの快作。
新鮮味以上に
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

魑魅魍魎が跋扈する昨今のゾンビ映画界。
奇抜なアイデアによる搦手でオリジナルを越えようとする幾千の映画の中でも、目立って燦然と輝く超新星がそこにはあった───韓国産ゾンビ映画
名を新感染 ファイナルエ
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マザー!(2017年製作の映画)

3.2

他人面してんじゃねぇよ、これはこの文章を読んでるお前の話だろ?

日本公開中止作品
と、聞いていたのでどんなキワモノかと思っていたのですがネタが分かっていると『なるほどなぁ、確かに日本じゃ無理だな』と
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