ろさんの映画レビュー・感想・評価

映画(462)
ドラマ(4)

華氏451(1966年製作の映画)

4.8



俺たちは火を消すんじゃない。燃やすんだ、本を。

書物が禁じられた世界で生きる消防士モンターグ。
ある日電車で出会った女性の一言をきっかけに、彼の生き方が変わりはじめる。

「あなた、それでしあわ
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シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど(2010年製作の映画)

4.8


りびんぐでっど!イン江戸!


小学生から舞妓さんまで楽しめるゾンビ×歌舞伎エンターテインメント!
タイトルに惹かれて行ったのですが、いや~おもしろかったです!

居残り佐平次や品川心中など落語の要
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

5.0



短編アニメーション「バオ」でガン泣き(笑)からの、赤く染まったシンデレラ城のシルエット…!ドラマチックに流れるあのテーマソング…!そこからノンストップで繰り広げられるスリリングな展開…!これでテン
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

5.0


”過去よりもっと大事なもの”


普通の人間として生活するかつてのヒーロー・ボブ。
ヒーローとしての自分を誇りに思うあまり、家族に内緒で極秘任務を受けるが…。

敵のアジトは007(ションコネさん時
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第十七捕虜収容所(1953年製作の映画)

5.0


「第十七捕虜収容所からは誰も逃れられない。生きたままでは。」

いやいやいや、めっちゃおもろいやん!
戦争映画なのかと思いきや、もはや”ワイルダーさんの映画”というジャンル。今作には出てこないのに、
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夏の遊び(1951年製作の映画)

4.9


夢の中で今も泣いている
言葉にならない SOSの波
受けとめてくれる人がいるだろうか
(中島みゆき/最後の女神)


「勝手にふるえてろ」をみたとき
「マーニー」をみたとき
足先から頭のてっぺんまで
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眼には眼を(1957年製作の映画)

5.0


「心臓ってのは不思議なもんで、奥さんの心臓が止まると、それはただの肉の塊なんです」


うわ~~すきだ~~だいすきだ~~!!!
観ている間「たまんねぇな…」の独り言が止まらない(笑)まさに「眼には眼
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処女の泉(1960年製作の映画)

4.8


「罪なき子の死も親の復讐も、あなたは見ていたはずだ。それなのになぜ…。」

教会に向かう道中、悪漢に襲われた若い女・カーリン。
その夜、寒さに耐えかねた悪漢が訪れたのは、なんとカーリンの実家だった。
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

5.0



”眠っている冬は、ほほえみながら春の夢をみている”


イベントの取材にやってきた(自称)大物 天気予報士フィル。
ところが来る日も来る日も ”2月2日”。
思いがけず同じ日のループに陥ってしまう
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0



先日、ピクサーザフレンドシップに行ってきました!
到着するまではワクワクと緊張で吐き気が止まらなかったけれど、いざ入場すると、まるでテーマパークに来たような感覚になって写真撮りまくり(笑)すごくた
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

5.0


Tonight is what it means to be young
Before you know it, it's gone


きょうはデフォーさん、63歳のお誕生日!おめでとうございます
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私は、クロード・モネ(2017年製作の映画)

5.0


光が世界に満ちる、その一瞬をとらえた画家クロード・モネ


二年前の冬、京都でモネの絵をみました。
印象派というくくりではなく、“モネの”展覧会ははじめて。
朝一番、重厚な門の前に並んでいると
「お
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キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

5.0


雨の中、2ヶ月ぶりに病院へ。
通いはじめてもうすぐ3年、初めて一人で行くことができました。

“ハリーライムのテーマ”を聴きながら、待合室で読んでいたのは「リュミエール!」のパンフレット。これ、何回
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0



世の中という大きな大きな魚に食べられないように、小さなぼくたちは体を寄せ合って生きていた。
スイミーのお話では彼一人が目になったけれど、ぼくたちは代わりばんこにその役を担った。


「物事には二面
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.8


待ってました、ハンソロ~~~!!!

「ワンダー 君は太陽」からの「ブリグズビーベア」からの、完璧すぎる流れ!満を持して「ハンソロ/スターウォーズストーリー」みてきました!!!ひゅ~!

もうね、1
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街のあかり(2006年製作の映画)

4.7


「人間には絶望という事はあり得ない。人間は、しばしば希望にあざむかれるが、しかし、また『絶望』という観念にも同様にあざむかれる事がある。」
(「パンドラの匣」太宰治)


会社の人間関係が上手くいか
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

5.0



勇気の半分は、やさしさでできている


はじめて学校に行くことになった10歳のぼく。
だけど、みんなジロジロ見てくるし、イジメてくる奴らだっている。
ぼくはひとりぼっちだった。
信用できる人なんて
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プレイス・イン・ザ・ハート(1984年製作の映画)

5.0


愛は決して滅びない


今朝、いつもより早く起きてご飯を食べていると、グラグラッときて、「あ、やばいな」と立ち上がって振り返ると、雪崩のように食器が流れ落ちていました。

ベランダに出た方がいいのか
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旅情(1955年製作の映画)

4.8


「奇跡を望んでいるなら、そのための行動も必要よ」

泣いちゃうよ、こんなの。
キャサリンヘプバーン演じるジェーンが悲しそうな顔をするたびに、ウワッと感情が溢れてしまいました。

どこを見渡しても写真
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我が道を往く(1944年製作の映画)

5.0



「我が道を往く」とは、他人の意見に耳を貸さないことじゃない。
正義を振りかざし他人を非難することでも、ある一面だけ見て判断することとも違う。
自分の道を貫くというのは、周りに流されないからできるこ
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ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

4.7



わたし、劇場で観た映画はコラージュ日記をつけることにしているんです。
この土日はコラージュ用に「レディ・バード」のハンコを彫っていたのだけれど、根詰めたのか、首肩が凝り固まってしまいました。

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レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0


「細かいことが気になる・目につくってことは、それだけ愛しているということよ」


大嫌いで大好きな親友へ

今日は映画を観た後、二条から西院まで歩きました。
歩きながらずっと、あなたのことを考えてい
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MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

4.6



こないだ観た「犬ヶ島」の中で、「良いところも悪いところも好き」というセリフが出てきた。
その言葉どおり、日本文化だけじゃなく、原爆のキノコ雲や夢の島を彷彿とさせるモチーフがあった。
この映画もそう
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第七の封印(1956年製作の映画)

5.0


「恐れが形になったもの。それを人は神と呼ぶ」


すきだ!と何度も叫びたくなったよ。
人の愚かさも愛らしさも、全部ここに凝縮されている。
はじめからおわりまで、びっくりするぐらい、すきだ。


特に
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.6


「タバコも酒も、おまえも俺も、いつかは何もかもなくなるんだ」
「それで、どうするの?」
「ただ、微笑むのさ」

牛乳を飲み、行きつけの店でクロスワードパズルをする。
そんな日常がずっと続くと思ってい
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.8



「私はあなたのニグロではない」の感想を書いているときに、(どうも、なにかが足りないな…)と思っていたの。

知ることだけが大事なわけ、ないじゃない。
もっと大事なこと、あるよね。
じゃあ、それはな
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

5.0



これはね、“アメリカ”の話じゃないよ。
だって、差別や偏見はどこの国にもどこの社会にも存在するから。
“遠い国”でも“過去”の話でもない。
これは、わたしたちの”いま”なんだ。


人は無意識のう
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酔いどれ天使(1948年製作の映画)

4.7


「我ながら時々考えるね。俺は天使みたいなもんだって」


痺れる…って、黒澤さんの作品を観るたびに思っちゃいます。だって、震えるぐらいにかっこいいんだもの。

若いヤクザ・松永(三船サン)の傷の手当
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セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

4.7


「”こうと決めたら最後までやり抜け”、お父さんの教えです。僕たちも、決めました」


今朝の食事は、とても豪華でした。
いつものコーンフレークは姿を見せず、焼き立てのパンに、お肉やフルーツのオードブ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

5.0


もう本当に、うれしくてうれしくてたまらないです。

今回は日本が舞台ということで、気合を入れて、北斎Tシャツを着て行ったの。
そうしたら、本編に何度も北斎の絵が出てくるし、黒澤監督・小津監督はじめ邦
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3


一瞬の煌めきも、ぼくはわすれない。

あの夏、突然に君はやってきたね。
バレーボールのあの瞬間、ダンスホールで輝く君。
本当は、皆の視線を集めちゃう君のことがたまらなく好きだった、自分でも信じられな
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.7


すべて虚しく、踊りつづける


なんて美しいんだろう、人も音楽も。
あの青い瞳の輝きが、目の下を震わせるドロンさんが、心に焼き付いて離れません。
映画館で観られたことが本当にうれしい!感謝です!
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

5.0


「俺は人生でいちばんデカいことをやる。前代未聞のことだ。」


「太陽がいっぱい」につづき…
オープニングから溢れんばかりのかっこよさ。
もうほんとにイヤんなっちゃう。ってぐらい、かっこいいの。
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.4


綿毛舞えば、冬の終わり

現実と夢の境がとても曖昧。
ああ、すきだ。
と、春の訪れを見ながらおもいました。


やんちゃ息子に手を焼く両親。
頭にカーっと血がのぼる。

「お前のしつけが悪いんだ!」
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シェーン(1953年製作の映画)

5.0



場内の灯りがともり、ふと横を見ると、一つ隣のご婦人の瞳が輝いていた。とても清々しげにスクリーンを見つめていた。
ああ、同じように心が動いたんだ。
「この映画、よかったですね!」「本当に!」
私たち
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死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

5.0


「私をひとり残してどこへ行ったの、ジュリアン」

浮気相手ジュリアンと夫殺害を企てたフロランス。
ところがひょんなことからジュリアンはエレベーターに閉じ込められ、フロランスは待ちぼうけ。

長い、永
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