もう本当に、うれしくてうれしくてたまらないです。
今回は日本が舞台ということで、気合を入れて、北斎Tシャツを着て行ったの。
そうしたら、本編に何度も北斎の絵が出てくるし、黒澤監督・小津監督はじめ邦>>続きを読む
一瞬の煌めきも、ぼくはわすれない。
あの夏、突然に君はやってきたね。
バレーボールのあの瞬間、ダンスホールで輝く君。
本当は、皆の視線を集めちゃう君のことがたまらなく好きだった、自分でも信じられな>>続きを読む
すべて虚しく、踊りつづける
なんて美しいんだろう、人も音楽も。
あの青い瞳の輝きが、目の下を震わせるドロンさんが、心に焼き付いて離れません。
映画館で観られたことが本当にうれしい!感謝です!>>続きを読む
「俺は人生でいちばんデカいことをやる。前代未聞のことだ。」
「太陽がいっぱい」につづき…
オープニングから溢れんばかりのかっこよさ。
もうほんとにイヤんなっちゃう。ってぐらい、かっこいいの。>>続きを読む
綿毛舞えば、冬の終わり
現実と夢の境がとても曖昧。
ああ、すきだ。
と、春の訪れを見ながらおもいました。
やんちゃ息子に手を焼く両親。
頭にカーっと血がのぼる。
「お前のしつけが悪いんだ!」>>続きを読む
場内の灯りがともり、ふと横を見ると、一つ隣のご婦人の瞳が輝いていた。とても清々しげにスクリーンを見つめていた。
ああ、同じように心が動いたんだ。
「この映画、よかったですね!」「本当に!」
私たち>>続きを読む
「私をひとり残してどこへ行ったの、ジュリアン」
浮気相手ジュリアンと夫殺害を企てたフロランス。
ところがひょんなことからジュリアンはエレベーターに閉じ込められ、フロランスは待ちぼうけ。
長い、永>>続きを読む
「僕は、誠実でもいい人でもないんだ」
ニューヨークに住む冴えない僕、トーマス。
平凡な自分を変えたい、でも言い訳が浮かんで踏み出せない。
そんな彼の前に現れたのは、父の美しい愛人と奇妙な隣人。>>続きを読む
初めての一人暮らし。
何もない部屋、青い畳。
窓を開け新しい風を感じた、四月。
慣れない自己紹介
騒がしい食堂
癖の強いサークルの先輩
慌ただしい新生活がすごく苦手だった。
気張っている同級生、つ>>続きを読む
「彼は何者だったのか。最後の言葉は?」
新聞王チャールズケーンが亡くなった。
ニュース映像を作成する記者は彼を知る人々を訪ねて回る。
「私は米国市民だ。いつだってそうだ」
あるときは戦争を奨励>>続きを読む
「自分のなりたい自分になれ」
ロボットと少年の友情物語かと思いきや、あれよあれよと戦争映画に。
舞台は1957年アメリカ。
ホーガース少年が学校で観るのは原爆アニメーション、少年が出会った捜査官>>続きを読む
びっくりを超えた、びっくり
「ヒューゴの不思議な発明」
「ワンダーストラック」
「レディ・プレイヤー1」
奇しくも往年の名作を称える作品を3本続けて観た。
リュミエール&メリエスから始まり、サイレ>>続きを読む
”俺たちは皆ドブの中にいる。でもそこから星を眺める奴だっている”
1977年ミネソタの少年ベン
1927年ニュージャージーの少女ローズ
聴覚障害を持つ二人は(ベンはなったばかり)、それぞれ自分の居>>続きを読む
「ワンダーストラック」と同じ原作者ということで鑑賞してみたのですが、もう喜びで胸がいっぱい。
鑑賞後すぐに「リュミエール!」のパンフレットを開くと、リュミエールとメリエスについての記述があり、これま>>続きを読む
死者の日。
それは日本で言うところのお盆。
日本だったらキュウリを馬に、ナスを牛に見立てて飾りますよね。行きは少しでも早く家族に会えるように、そして帰りは別れを惜しみながらゆっくりと。
メキシコの>>続きを読む
5日間だけの家族サービス。
やって来たのはフレンチアルプス。
見晴らしの良いテラスでランチ中、山からサーッと流れてきた。初めはあんなに小さく見えたのに、あっという間に人々を飲み込んでしまった。
「>>続きを読む
昨年見逃した大映女優祭が出町座でかかると知り、行ってきました!
廃校を利用した映画館・立誠シネマが老朽化に伴い(だったかな?)、昨年末 木屋町から出町柳にお引越し。
初めて乗る電車に初めての場所.>>続きを読む
「飛び立つ前、すでに鳥は死んでしまっていた」
無様な人間たち、なんて魅力的なんだろう。
電話ボックスの横で待ち続ける一人の警官。
土砂降りの中 泣き崩れ、散らばった化粧品をかき集める女。
みん>>続きを読む
「君には5年前でも、僕にとっては昨日なんだ」
切ない!切ないよ!
事故に遭って昏睡から目覚めると恋人が結婚していたなんて。
しかも事あるごとに恋人の姿を目にするもんだから、たまったもんじゃない。>>続きを読む
「寂しい気持ちよね、皆と違うのは。でもそれはステキなこと」
盗みを得意とする父さんギツネ。
ツリーハウスを購入した彼は、そこから見える三つの農場を見ながら舌なめずり。
ニワトリを、次はリンゴ酒を>>続きを読む
「まったく人間は無礼で残酷だよ」
おもしろかったなぁ。
奇妙で、ヘンな、おもしろい映画。
出てくる人みんな、ちょっと気味が悪い。
ヘラヘラしたり、ニヤニヤしたり。
で、すごい早口。
だからフィン>>続きを読む
「自転車が必要なんだ。食うためには」
職業安定所でやっとありつけた仕事。
しかしそれには自転車がいる。
「ちょっと今自転車が壊れていて…」
「ないんだったら他のやつにやってもらう」
仕方がないか>>続きを読む
午前十時の映画祭8も、残りあと2日。
劇場鑑賞したのは「イヴの総て」「トリュフォーの思春期」、そして今作「麦秋」だけだったけれど、大充実のパンフレット片手にDVD鑑賞を楽しんだ一年間でした。
スク>>続きを読む
「君といると夜が延びていくようだ」
懐かしい。
中学二年生、森見さんの小説を夢中で読んだ。
とあるイベントでご本人にお会いしたときは「太陽の塔」の表紙にサインをいただいた。そういえば、中村佑介>>続きを読む
「あなたはかわいい一人息子なのよ。早く結婚しなさい」
台湾人青年ウェイトンはアメリカで恋人のサイモンと同棲中。そんなある日、両親が結婚を催促してくる。自分がゲイだということを打ち明けていないウェイ>>続きを読む
爽快、痛快、あゝおもしろい。
そうか~これはこの映画のテーマソングだったんだ。
ディズニーランドで慣れ親しんだ1曲。この曲聴きながらシンデレラ城見てたよなぁ…と懐かしくなってしまう。
そうそう>>続きを読む
命の輝きを ひとつのフレームに
サリーホーキンス主演映画が同時期に2本も上映されているなんて。しかも全く違う役で、どちらも魅力的。彼女の演技を堪能する1週間となりました。しあわせ!
家族から>>続きを読む
こんなに雨が降るなんて。
晴れていた昨日が嘘のよう。
水たまりじゃないところを探すのが大変な今日は、この映画を観るのにぴったりの日だ。
いろいろと不安で、ネタバレ有りのあらすじをじっくり読んだ。>>続きを読む
「今朝起きて最初に見たのが酔ったコマドリだ。こりゃ誰かに災難があると思った」
ヒッチ鑑賞10本目。
あ~笑った笑った。
彼の映画でこんなに体の力が抜けて、フッと笑えるのは初めてかもしれない。
ウ>>続きを読む
午前十時の映画祭9ラインナップが発表されましたね!
一度劇場で観てみたいと思っていた「太陽がいっぱい」「用心棒」「プラトーン」「パリの恋人」が~!
そして、リバイバルを見損ねた「灰とダイヤモンド」が>>続きを読む
「一体 正しい人間なんているのか」
朽ちかける羅生門の下、止まない雨を眺める男が三人。
「わかんねぇ、さっぱりわかんねぇ」とポツリ呟く。
今から何が起こるんだろうとワクワクしてしまいます。
中学>>続きを読む
「私がいないと、彼はひとりぼっち」
「フェリーニに恋して」が観たくてたまらないので、久しぶりにフェリーニ作品を鑑賞。
初めて観た「青春群像」がいまだに忘れられず、この人の映画もっと観たい!と思っ>>続きを読む
「ぼくはひとりぼっちじゃなかった」
昨年から観たくてたまらなかった一本。
フライヤー3種をじっくり読み、何度も予告編を見返して、いざ劇場へ。
子どもたちの演技を参考に創り出された映像とセリフは>>続きを読む
「俺はこの世で一番 無責任と言われた男」
ア~笑った笑った。
マルクス兄弟の映画を観るノリでウキウキ観始めたけれど、オープニングで夜のネオンがパッと映るあたり、なんだかMGMミュージカルみたい>>続きを読む
「地獄の入り口で待ってるぜ」
痺れる…。
黒澤映画はどれも迫力があり、一度劇場で観てみたいと思う作品ばかり。
今回は特に、音楽に驚きました。
シンバルをすり合わせる音に合わせて、三十郎と卯之助率い>>続きを読む
ワタシ、透明なんだ
生き抜く術を教えてよ
過去にすがり、何度も反芻する。
自分から拒絶したくせに、連絡の有無を気にする。
ああ、他人事とは思えない、酷似。
一つ一つの行動が、考えが、もう手に取>>続きを読む