Risakoさんの映画レビュー・感想・評価

Risako

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

法廷シーンの迫力
言語による弁明の焦燥感(lost in translation)
脚本も良いと思うしおもしろい映画だったけど、パルムドールをとった講評を知りたいと思った

犬映画だった、メッシ(役名
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彼方のうた(2023年製作の映画)

3.5

小川あん、澄んでるけど穴のような目
舞台挨拶、杉田監督の人柄

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

罪悪感(いわれのあるものないもの)、第三者による断罪は人を殺し得る、現代社会への警鐘か
悲劇は喜劇
実家のインテリアすてきだった
ユダヤ教の教え、常に破り謝り続ける生き方とはなんなのか
一番強烈に伝わ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

ロブスター、女王陛下のお気に入りを観ていたからcmや広告をみてそんな大衆的にPRできる映画なのかと疑っていたけど圧倒的に爽やかな成長譚!女性の冒険、社会規範からの解放映画だった
エマストーンの突き抜け
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.4

監督の実父の話だと思うと感じるところも多いけど、、
父が変わっていくつらさと燃える恋の悦び。人生のどんな場面でもいろんな要素がある。にしたって結局どっちつかずの不倫男の浅ましさよ、、
ロメール映画から
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ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.8

オープニングは最高、なぞに夕張での終わり方も終焉感があってよい
まさに00年代という感じで台北ストーリーと同じ部類かもしれないけど圧倒的に台北ストーリーのほうがよかったな
ただ、チープで退廃的な感じも
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.7

視界を追体験させる撮り方がおもしろかったし、かなり辛かった。
麻痺を完璧に演じながらも表情をみせる演技がすごかった
秋のパリを新車で走るマチューアマルリックかっこいい

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

映画ではなく、世界そのものが広がる。
またいつかエネルギーがあるときにみなおして咀嚼したいとずっと思っている、、

遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

3.2

マッチョでハットを手に入れるトムクルーズ、いいねえ。
瑞々しいふたりのかわいいこと。
最後はびっくりするくらいの支離滅裂帳尻合わせで笑えた

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

ここまで繊細に撮れるのかという驚きがいちばん大きかった
役所広司の毎朝のルーティンを初めて見た最初のシーン、何百回何千回あの家であのルーティンを営む男がいる、と一発で提示された、そのときから平山の所作
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.1

喜怒哀楽、生きるから死ぬことまで、たまに狂も、動物も欠かさない。季節は巡りまた綿毛がとぶ
甘い音楽と人生讃歌

アジアの天使(2021年製作の映画)

3.7

愛にイナズマのときもそうだったけど悲しみや傷をほんの少し軽くポップに描くのがいいな
メクチュチュセヨ、サランヘヨ、
そして言葉を超える食事
優しさと変な天使に包まれる

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.0

宮崎あおいがかわいいだけの映画…
SHIHARAのネックレスかわいかった

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.4

最高だったし強烈だった、じたばた不器用な愛の映画
めずらしく声出して笑ったしもちろん泣いた
章立ての感じがおしゃれで好きだったり、細かいところいろいろあるのだけど、とにかく演技の熱が凄まじい。
いい意
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靴ひものロンド(2020年製作の映画)

3.6

予告でみた記憶と全然違って静かで身勝手で残酷だった

オットーという男(2022年製作の映画)

3.6

何度もみたことがあるようなストーリーラインでもしっかり涙
マリソルが最高にチャーミング
オットーの猫を撫でる手

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

芸術と人間の危うい関係
芸術でしか表現できなかったり力を発揮できない表現者にとって社会的な地位を失うリスクは隣り合わせだということ、実際のいろんなできごとを思い出させる(これもモデルがあるのだろう)考
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

-

まったく話はよくわからなかったけどルーブル見たさに。美波フランス語上手って思ったらフランスで活動してるのね

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.5

こんなにもかわいらしいケイトブランシェットをみたのははじめてかも!
ファッションも言動(困ったところもあるけど)も不安定さもとてもチャーミング、演技力の賜物だろう
オープニングのおしゃれさと全体のポジ
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あの頃エッフェル塔の下で(2015年製作の映画)

3.6

ビジュアルに反して暗く重い少年時代の過去から東ドイツでのできごと、サスペンス調になってからのエステルとの蜜月、そして別れ、濃密な2時間だった
若いふたりの精一杯の恋愛関係はあまりに脆くて切なくなった
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バービー(2023年製作の映画)

3.6

別世界に迷い込んだ感覚
なにが正しいかぐるぐるまわってわからなくなってもはやなんでもよくなってきた
画を保たせる主演2人の力量

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

You can’t wake up if you don’t fall asleep
目覚めたければ眠れ
眠らなければ目覚められない

細部まで完璧にかわいいに磨きがかかってるような。
ファンタジー感
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ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

3.6

母娘の2人の時間が自然に流れてた
ラフだけどまったく下品じゃないバーキンの魅力は年老いてもそのまま、とにかくかわいい人だ
ふたりの囁くようなおしゃべりが耳に心地よいが確かな蟠りがあったのも感じる
ケイ
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ハンナだけど、生きていく!/ハンナはいつも、アイされたい(2007年製作の映画)

2.8

「最大の悲劇はお互いの話を聞こうとしないこと。人の話を聞かないから悲劇になる」
ホームビデオ風なカメラワークがあまり好きでなかった
最後の裸でトランペット吹き合う画はよかった

美しき結婚(1981年製作の映画)

3.5

不倫を打ち切るために猪突猛進な婚活をする、プライドの高くてめんどくさいサビーヌ
相手の気持ちそっちのけで目的のために押し通そうとするとそりゃうまくいかないよな、そこには全く思いやりがない、会話すらない
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緑の光線(1986年製作の映画)

3.8

喜劇と格言劇シリーズ5
日没の水平線に沈むそのとき「緑の光線」が見えると自分と他人の感情がわかる、人の心が読めるそう
悲観的で自己否定と理想と夢の強迫観念に苛まれるも頑固なまま思い切った行動もできず解
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柔らかい肌(1963年製作の映画)

4.0

男の愚かさ、女の粘っこさ、トリュフォーの脚フェチ
フランソワーズドルレアックが陳腐な不倫劇をシックに

満月の夜(1984年製作の映画)

3.6

出不精な彼との同棲で息詰まる自由に遊びたい若い女
本心で言葉にせず負の空気で感情を醸し支配しようとする男と愛を軽々しく並べ立ててなだめる女の会話劇
ところで言葉で交われないのであれば人はどう関係を築け
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