Zorbaさんの映画レビュー・感想・評価

Zorba

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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ルフィが強くなりすぎ、シャンクスに合わせるわけにいかないという制約で色々と無理が生じてる。ギャグパートも上滑りしてたように思う。ジャンケンとベンツのがよっぽどおもろい。40億巻も設定集のみでマンガ部分>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.6

他のZ戦士の無理のある不参加理由や、修行なしでの急な覚醒、半年で開発された人造人間強すぎ問題etc... いろいろあるが、最も違和感があったのはイメトレ中のベジータを揶揄する悟空。セル編で18号に敗れ>>続きを読む

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.2

初アケルマン。流石にすごい。
髪や服の乱れ、料理の失敗、ラジオのつけ忘れなど、いつものルーティンが徐々に崩れはじめる2日目からまじで怖い。3日目の物を落とすとことかもはやホラー。赤ちゃんの泣き声もバイ
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デュエル(1976年製作の映画)

3.9

わけわからんがかっこいい。とくに鏡バキッと割れてからのサムネのシーンとかジョジョのマン・イン・ザ・ミラーみたいで超カッチョよかった。衣装、カメラ、照明も凝ってる。頻繁に人物が現れたり消えたりする画面が>>続きを読む

湖のランスロ(1974年製作の映画)

3.8

まじか。禁欲的すぎる。
鎧のカチャカチャと馬の嘶きで飯食えるくらいのブレッソニストじゃなきゃきつい。
執拗に馬の脚ばかり撮る記号的、無機質さから一転、ラストの森の中を駆ける馬の躍動感。あと嵐きたときの
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奇跡(1954年製作の映画)

5.0

恐ろしいまでの強度の持続に驚愕。何でこんな張りつめたままでずっと保ててるのかわからん。照明もやばすぎて室内いや全体が一種の異空間と化している。幽白のテリトリー的な(今なら領域展開か)。この何らかの超常>>続きを読む

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

5.0

恐ろしい... 何も映っていない。ゲアトルーズの瞳は愛を求めて、常にここではない彼方の世界に焦点があたっており、この世のものは像をなさず。また、男たちの視線はそらされ、呼びかけもまるで彼女がそこにいな>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

3.8

めんどくせぇな笑。
でもそんなヒロインにもカメラは寄り添ってくれるし、自然も応えてくれる。この別け隔てのない肯定感。ラストのあの瞬間は1人の方がいいのではと思う辺り、自分はロメールとは違うのだろう。

やさしい女(1969年製作の映画)

4.0

ドアの開閉と階段の登り下り、人や物の移動だけで映画が成り立っている。

ヒラヒラと舞い落ちるスカーフの只事なさ、手渡される石鹸の艶かしさ。ブレッソン映画の「物」の剥き出しさ、グロテスクさは相変わらずエ
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.8

何だこの閉塞感は... 本来は自由の象徴であるはずの青空や海、プール、車はもちろんのこと、服、モーテル、ベッドのシーツまで至る所が青で囲まれ、それが牢獄にしかなってないのがやばい。

そんな状況から何
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

TLでけっこう評価低いけど、思ったよりはよかった。まーでもみんな言ってるように全体的にやってる感じはかなりする。冒頭のシーンだったり、車中の内側の切り返しとか。賞ほしいんだろうね。劇中で本読みの透明性>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.2

落下映画。かなりウィンターソルジャーを意識してる。けど敵役のキャラが弱いかな〜。もうちょいナターシャと因縁ないと盛り上がらんよ。家族は回想シーンで印象付けがある程度できてただけにもったいない。てかシャ>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

シンウルトラマン、シン仮面ライダーと明らかにイキイキしてて草。大人のけじめとかいって、新しいおもちゃではやく遊びたかっただけ感がすごい。

ってかシンジくん覚醒してから大人通り越して老成してて笑う。そ
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

3.7

この手のアニメには珍しいくらいのまじもんの悪役にビビる。回想シーンでさえ良心のかけらも垣間見れないのがすごい。本当はとか安直に流れない強さ。あそこで3兄弟かよっていう。あとポテト夫妻の使い方がうまかっ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.2

映画いつ始まるんだろ〜って思ってたら終わってた。こんな凡人だったと知ってちょっとショック。こういう理由でこうなりましたという説明の画しかない。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

思ったよりよかったが、終盤からの展開は?でホテルの無理やり感ぱない。アルコールのモチーフも散々出てくるわりに弱い。てか、かわいかったダニーがヒゲボサボサのユアン・マクレガーで出てきた時ワロタ。ギャラガ>>続きを読む

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.7

階段や扉を使った演出が見事。妹にとっては我が物顔で使うことによって権力(私が建てた家よ!)を示すための装置となっているのに対し、姉にとっては逆に無力さを突きつけられる脱出を防ぐ檻となっているのがおもし>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

映画どうこう以前に主人公に魅力がなさ過ぎてやばい。ヒロインがいっしょにいるのが謎すぎる。あとBeatlesの曲を友人に初披露後のニュートラルミルクホテルのくだりにワロタ。ちょいダサくて、有名すぎずかと>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.6

悪くはないが古臭くてゼロ年代前半くらいの作品かと思った。今やる映画なのかな? あと最後のハグでずっこけそうになった。あれはないわ~。

トップガン(1986年製作の映画)

3.2

トムクルーズがただのイキりで草。歌のとことか見てられん。ラストもなろう系の無双みたいでつらかった。ってか若いメグライアン見るたび「あっ...」てなるのおれだけ?

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.7

羽織もの(傘がわりにするため)で雨をしのぎながら家へ、袴に着替えさせ(帯付けの際にふたりを密着させるため)接近、キスからベッドシーンの流れがスムーズ。マクガフィンっすね。全体的に運動してりゃいいんだろ>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.4

ジョンウィックの鈍重なアクションは妙な味がある。モーフィアスからもらった銃を速攻で撃ちつくすの草。あと手話姉さんがイケメン。手と尻のシルエットがいい。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.4

主人公より他のスパイダーマンのが魅力的で困る。ウーマンと握手するとこ健全すぎてニヤけた。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

デカプリオがまー西部劇の顔じゃなくて笑える。大脱走とかタランティーノもわかっててひたすらそこいじってるの草。アル中とタバコのCMの下りもワロタ。でも門があく演出と俯瞰ショットには一転して感動。さんざん>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

3.7

ブギー様が見てる。
洋服ラック前にきれいにあお向けに横たわるブギー様、穴からなかなか腕を抜けられないブギー様、男を刺した後、首をあざとくかしげるブギー様、シーツ被ってロウリーごっこするブギー様etc.
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.2

フュージョンと瞬間移動の指の角度がちがーーう。やり直しっ

サスペリア(1977年製作の映画)

3.8

初アルジェント。
ずっとおもしろい。バッキバッキな原色と強烈なゴブリン音楽に冒頭からもってかれる。アート。芸術ではなく。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.2

ウォーゲームの劣化再生産。人間関係を描くのに向いてない。信用ができない。そういうのないもっとアホっぽいのを見てみたい。

嵐電(2019年製作の映画)

3.8

喫茶店でのシーンがすごい。複雑な人物配置と動線、視線の外し方などから生まれる予測できない運動に興奮。あれは相当計算してるはず。修学旅行生と井浦新、マスターの動と静のコントラストが斬新。あと切り返しに安>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.1

闇にズズズッとひきこまれるような怪しい引力がある。見る者の体力をエサに膨れ上がる怪物的な映画。

ゲームの規則(1939年製作の映画)

4.0

すげぇ。ひたすら記号が運動してる。あまりに透明すぎてこっちの感情の取り付く島がない。こういう構造というか形式だけの作品を楽しめるひと尊敬するわ。ちょっとかっこつけすぎちゃうかって気もするけど。

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

動物学者にはどう考えても過剰すぎるドウェイン•ジョンソンの筋肉に草。市街地でわちゃわちゃやってても、適度に空撮や離れたショットを混ぜてるので誰がどこで何してるかわかりやすい。馬鹿そうに見えて意外とクレ>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.6

生身や部分着装、衣替えなど使ってマンネリにならないようにかなり頑張ってる。それにしても上空における人命救助シーン。酷な二者択一を迫られるにもかかわらず、それをぶち壊す第3の選択で当然のごとく全部解決し>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.2

最初の儀式での決闘シーンで観るのやめようかと思ったが頑張って最後まで見た。この監督は戦闘シーンでカットを割らない事をかっこいいとでも思ってるのだろうか。似た能力をもつ奴を敵にしたり、せっかく持ってる能>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.6

何言ってもネタバレになるから何も言えない。とりあえず、おつかれさまアベンジャーズとだけは言っときたい。このシリーズほぼ全制覇しといて何だが、ぶっちゃけウィンターソルジャーだけ見とけばいいと思うよ(小声>>続きを読む

壁の中に誰かがいる(1991年製作の映画)

3.8

おもれ~。マジキチ夫婦こわすぎ。夫がなんの脈絡もなくいきなり全身ボンテージ姿で出てきてショットガンぶっぱなすの草。

B級だが、仕掛け満載なセットの活かし方や要所、要所での奥行きのあるショットの強さ、
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