NFさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.9

ここまできたらもうなんでもクローバーフィールドにできちゃうじゃん。
ラストで強引に関連性付けようとしてるけど、俺たちが観たい続編はこれじゃない。

アニマ(2018年製作の映画)

2.7

90年代後半のフランス映画にいっぱいあったような妄想系サスペンス。
普通なら男を主役にするところを女性にしたところは独特かもしれないが、単純に映画として面白くなかったな。絵面は綺麗だけど特に後に残るも
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ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

3.5

山で怪異と遭遇する系のホラー。
ジャンルとしては比較的よくあるが、イギリス映画というだけで画面のトーンや雰囲気が独特に感じる。
寺田克也っぽいデザインのクリーチャーや登場人物の死ぬ順番の絶望感の感じさ
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.8

立場の違う2人のバディものは昔からよくあり、その設定だけで話の盛り上がりはかなり作れて鉄板だと思う。更に今作はアクションとコメディパートのクオリティが異様に高い為、総合的にもかなり楽しめた。ガンアクシ>>続きを読む

カーゴ(2017年製作の映画)

3.2

オーストラリアを舞台にしたゾンビ映画。もしゾンビパンデミックが起きたら山程いただろう一家族が中心。警戒心が薄くちょっと鈍臭い。ゾンビとのバトルやサバイバルよりも人間ドラマが主軸。
土地や人種の特異性が
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Death Note/デスノート(2017年製作の映画)

2.6

これは酷い。
ライトもLも小者過ぎる。
全く頭脳戦が展開されない。
デスノートの名前を借りた別物。

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.4

キューブ以降不発な監督が原点回帰かな。
物理的だけでなく時間軸的にも迷宮。
子どもの空想みたいな設定だけでよくこんなに話膨らませられるもんだ。
一応ハッピーエンドってことで良いんだよね。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.7

話の流れとしてはE.T.や大長編ドラえもんのようなジュブナイルっぽい感じ。
そこに食肉や動物愛護、環境問題が絡んでくる。ただ、その2つの話が上手くまとまってないような気はした。主役の女の子には環境問題
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.0

密室スリラーものは正攻法ではもう出尽くしちゃってる感があるので、こういうトリッキーなやり方でしか新しいものは生み出せないんだろうな。
あと相変わらず無駄に痛そうな描写。

ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.6

多分ティーン向けのモンスターアクションホラー。
インフラや食糧事情等の細かい描写は全部端折ってエンタメ要素に全振り。普通そういうのはあんまり好きじゃないが、エンタメ要素が全部面白く出来てたので、これは
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楽園の夜(2019年製作の映画)

3.5

韓国映画が人気になり始めた頃には沢山あったが、最近はあまり見かけなくなった系のノワール。
行き止まりに入ってしまった人達が足掻く様を通して人の本質を見ているような。
ある種の潔さがジャンルと上手く合っ
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ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

3.5

無茶な設定だなとか思ってたら半分実話ベースらしい。ゲームがシュミレーターを超えたんだな。
GoProやドローン撮影のおかげで日本のカーレース映画も割と派手になってきた。
ただ良かったのはそれぐらいで、
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ヒットマン・ロイヤー(2023年製作の映画)

2.3

伊能昌幸が出演してるから観た。多分悪役かなとか思ってたらアクションほぼ無しのモブ。やられた。
2.5次元舞台の出演者達がメインなせいか台詞がどれも芝居臭いというか、嘘くさい。物語も演出も中二感が強すぎ
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盲剣楼(2022年製作の映画)

3.7

ここ数年の純中国産映画の中では一番出来が良い。物語、演出、撮影、アクションそれぞれが噛み合っていてちゃんとバランス感がある。香港映画だと言われても違和感感じないぐらいの出来には仕上がっている。
難を言
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妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク(2022年製作の映画)

3.0

ウルトラマンや仮面ライダー等特撮モノの常連が大挙出演。監督も坂本浩一なんで演出はほぼ特撮ヒーロードラマ。
格闘アクションが多いのもいつもの事だが、差別化する為かやたらと景気の良い噴水みたいな血飛沫が飛
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.9

始まり方がクラシック映画みたいだなーとか思ってたら全体的にそっち系を意識して作られてるみたいだ。子どもの頃に観たオズの魔法使いと絵面が似てる。
牧家的な絵面とは裏腹にやってる事はサイコ。一応主人公なん
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

自分が子どもの頃って、殆ど本能で行動してたからやってることに論理性なんて無かったなと、この映画観ながら思い出した。 
実際メインキャラ4人の行動も気分て感じだし。それ故に次何が起こるか分からないヒヤヒ
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ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

2.8

アート界を舞台にしたホラー。
なんとなく意味深な雰囲気は纏ってたものの、実際はシンプルなホラーだった。
オカルト系のホラーを表面的に真似たような感じであまり好きじゃない。変にカッコつけてて地味だし。
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サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)

3.4

駄目おじさんが超能力者に。絶対無駄使いするだろうなと思ってた。困ってる娘がいなかったらそうなってただろう。実際なりかけてた。
アクションシーンは割とシンプルな念動力系。目新しさは特に無いが派手ではある
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スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.1

ハリウッドの中規模映画でよくある題材。
ピーターバーグとウォールバーグが組むと毎回大体同じようなキャラになってるな。
ありふれてる分安定して観れるが、かといって今更感もあり。
アクションがもうちょっと
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プロジェクトX トラクション(2023年製作の映画)

3.1

ジャッキー映画を観るのは久しぶり。
スタント使ってたり、大分老いたなぁとは思うものの、若い頃が異常だっただけで、今でも充分現役。
ジャッキーの部隊が全く活躍しなかったりとか話が大味なのは気になったが、
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ハクション!(2020年製作の映画)

2.5

通常の映画での主役と脇役を入れ替えたような物語の為、盛り上がりがいまいち。
主人公がいくら頑張っても事態は解決しないしなぁ。
ルイスクーの出番こんだけ?

サトリア・ヒーローズ: 暗黒の逆襲(2017年製作の映画)

2.9

監督やスタッフが一部仮面ライダーの人達。スーツの造形含めてもうほぼ仮面ライダー。
アクションの動きが所々シラット。攻撃に若干殺意がこもってる気がする。
ヒーローのモチーフがガルーダやハリマオなところは
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.6

少年の青春や成長を絡めたホラー。
ジャンル的には昔からよくある感じなんだが、犯人グループ達がみんななんか面白いんだよな。悪役なんだけど憎めないというか。死に方も面白いし。少年漫画だとこの後仲間になった
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.4

ゾンビが組織だっていたりと、原作版アイアムレジェンドに近い。
アクションシーンは派手でセットも豪華。
なんだけど面白いかというと微妙。
スナイダーが製作も兼ねてたりと気合いが入り過ぎたのか、正直無駄な
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タン・ソイ:美しき殺し屋(2023年製作の映画)

3.1

ハイフォンの前日譚。
ベロニカグゥが違う役で出演してるので人に説明する時が少しややこしい。
初監督だけあって雑な手作り感や歪なCG等突っ込み所は多々あるが、何故か妙なパワーに溢れてる。何気に結構お金は
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テリファー(2016年製作の映画)

3.0

ハロウィンや13金のような人型人外スラッシャー。
明確なルールは無い為、ほぼ残酷ショー。
頭ランタンから股裂きまでがピーク。後半は若干尻すぼみ。
顔食われた人はなんで人殺してんだろうね。イラっとしたか
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放送禁止 劇場版 〜密着68日 復讐執行人(2008年製作の映画)

3.4

ドラマ版6から続く物語。6で謎だった部分が明かされる。
基本的にはドラマ版と似てはいるが、段階的に謎が分かっていくのでドラマ版より爽快感はある。空撮を使ったスケール感も良い。
ただ終盤で更に伏線や謎を
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.6

007やミッションインポッシブルに近い。
上司とその家族を助けに行くだけの話で、割と軽めのトーンでアクションシーンも多いので気楽に観れる。ただあんまり印象に残るシーンは無かった。ゴズリングのアクション
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管理人(2020年製作の映画)

3.5

長編にも出来そうな話。恋愛感情もあったのかもしれないが、周りに流されない道徳や倫理観を持っているのは良い。人間に必要な感覚。時勢や法律とは別の話。

真魔神伝 バトルロイヤルハイスクール(1987年製作の映画)

3.2

正式名称は違うが、現代日本で魔法使い、妖怪ハンター、宇宙刑事が入り乱れて戦う。マルチバース要素も。出鱈目に詰め込んでいるようでちゃんと話としては成立している。バスタードにも影響与えてそう。
原作ほどの
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.5

てっきり戦争終結までやってくれるのかと思ってたら、途中で終わる。今回で一区切りつけてくれるのかと思ってただけに、ちょっとがっかり。アクションシーンも前作の方が派手だったし。
あと回想シーンが長過ぎる。
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.1

理想的な続編。前作の良かったところが更に増強されている。
アクションシーンは質、量共に限界まで大増量。特に中盤の列車上での銃撃戦は最早戦争レベル。
ただ中盤が凄すぎたせいかラストが地味だなあと思う。ま
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デイ・シフト(2022年製作の映画)

3.6

アクション監督や関連の人達が作っている作品なので、アクションシーンが多いしクオリティも高い。ヴァンパイアが強く、今まで見たことないような動きもするので新鮮味がある。
中盤のナザレアン兄弟との共闘シーン
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フィアー 新感染山(2021年製作の映画)

2.1

ゾンビものだが、人間同士の争いがメイン。しかも僻地なのですごい小規模。低予算作品なのである程度予想は出来てたが、もう少しエンタメしてほしかった。
真面目に作ってはいるんだろうが、なんか説教臭い。

警官の血(2022年製作の映画)

3.2

邦画の孤狼の血に近い。巨悪を捕まえる為に小悪党には目を瞑ったり利用する感じ。
ただボーダーラインが個人の裁量次第で、結構金持ち生活楽しんでるようにも見えるのが気になる。
血統や継承を通して警官の本質と
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