初っ端流れるCharli XCXでもうガッツポーズなんですわ
2Dにて鑑賞。
モルカーボール、1週目のものがもう品切れになってて驚いたよね。昨日公開やぞ……こんなんもうただデカい画面でモルカー見てるだけやん。
伏線回収にうるさいマンはひとまずこれを見ておけ、と言いたくなるくらい一つ一つの要素を丁寧に拾ってる印象。それでいて説明過多でなくしっかり娯楽してるのすごい。
IMAX 2Dにて鑑賞。
ロキとテーマは同じだけど、ちゃんと家族してたなこっちは。
前作で怪物への対処法は見つかっているのでここからどう話を転がすのかと思ったらまあピンチになるアイデアが尽きないこと。子の成長というテーマ含め、極めて真っ当な続編。
映画作りで編集に重きを置く作劇や序盤〜中盤の細かいセリフにグッと来るも、作品内の倫理と登場人物の行動とをあまりに厳しく同一化させた結果どうしても受け入れられない箇所があった。しかし物語上の筋はその描き>>続きを読む
TCX、DOLBY ATMOSにて鑑賞。
脳筋丸出しの肉弾戦や冒頭から怪獣が登場する様は超最高なものの「その論法で理屈が通っちゃまずいんだよ!!!この!!!2021年に!!!」と思う部分が割と物語の大>>続きを読む
物語展開が多少わかりにくかったのも引っかかるが、何より登場人物が誰も彼も悪い意味で変わっていない。元鞘への収まり方も理屈があるんだかないんだか曖昧だったな。
もちろん創作だけど、ここまで認知症者の感覚を視覚化できるものかと驚いた。ワケがわからないのは、アンソニー自身がその状態に置かれているから。誰が誰でどういう姿で何をして、というピースが何ひとつ合わない知>>続きを読む
答えは常にシンプルで、大人も子供も関係なく飲み込めることを端的に示す物語の素晴らしさを感じる反面、理想だけで生きていけるのは資本があるからやろ、という気持ちにもなるな。
加えてシスーの心情もいまいちわ>>続きを読む
どの国でもいつの時代でも、法の抜け穴を利用する勢力はありますよね。ナナミンよろしく「労働はクソ」と言いたくもなるわな。
上から叩き壊す描写がゴジラなら、今作は風の力で下から家屋の屋根などをめくれ上がらせて壊す。地に足のついた怪獣とそうでない存在との見事な対比。とても良いです。
キャラクター造形だけでなく、序盤の馬車への座り位置で誰が誰なのかを覚えさせる仕組みは秀逸。名前まではわからずとも「あいつは酒飲み」くらいは認識できるようになる。中盤のアパッチ族との撃ち合いはさすが『マ>>続きを読む
何この話がまったく進んでない感じ!!!まあ前作でやることやったしその後が蛇足なのはわかりきってるんですが、アクションが相変わらずスタイリッシュなのでオールオッケーです。刃物系の演出がエグかったな。
現実の状況を鑑みれば納得せざるを得ないものの、一本の作品として見たときにラスト数分のひっくり返しで思いきり幻滅する。それが今なんだよと言われればそれまでだけど、分断を否定するならラスト数分前のあのシー>>続きを読む
少女役の女優に突きつけられる、あまりにもひどいメッセージや画像、脅迫。それらは決して看過できないものだけど、その滑稽さゆえに劇場ではかなりの割合で笑いが起きていたのも事実。だけどこれ、フィクションじゃ>>続きを読む
ダイヤモンド・プリンセス号における集団感染を、乗客や船員が撮影した動画をもとに編集した作品。最初は思い出作りのために撮られた動画が、時代の証言に変わっていく。先に挙げた作りからか、特定勢力を直接メッセ>>続きを読む
前作までは辛うじて残っていた社会性はほぼなく、一気に娯楽作に。アボリジニ民族を黒塗りで演じる様に「いやそれは何重にもアウトだろ」と感じつつ、基本的には楽しめた。何より、タコに演技させるなんてこの時代に>>続きを読む
最悪の『君の名は。』であり最高のバカ映画。そしてエンパワメント映画。ホラーやスプラッタの定型を綺麗になぞりながらも、ミリーとブッチャーが入れ替わることでそれぞれ自己解放していく様は晴れやかですらある。>>続きを読む
前作に比べてテーマ性は希薄、そのくせ神風特攻隊の引用もあってプロパガンダ色だけが悪目立ちしてる。ただ、特撮技術の向上と「天災は、半分人災でもある」と説明台詞なしで描いた中盤のシークエンスは見事。
メッセージ自体はまだぼんやりとしか見えてこない。中盤は少しばかりダレる。ただ何よりこの地下世界の作り込みと、それを(途中までは)1人で作り上げた凄まじさ。3部作の残り2作も楽しみ。まさかあの3バカに泣>>続きを読む
マットがなかなか法的措置を起こせなかった理由も、4chan住人のインセル思想も痛いほどわかるからつらい。というか「ピピなんて大嫌い」とかいう動画マジでアップされたのね……きっつい。
監督インタビューを読んでようやく作品の意図が朧げにつかめるくらいには難解。この作品に登場するモチーフに関しては何も説明されないし、何も解決しない。ただそれこそが本作の主題なんだろうとは思う。資本主義が>>続きを読む
指輪の話をした後に缶切りでなんらかの缶を空ける仕草や、同じ人と何度も出会い直す物語構成など、とにかく繋がりというか円環のモチーフを強く感じさせる映画だった。どんな人とでもまた出会い直せる。その事実が、>>続きを読む
なんなんこの終わらない地獄感……と言いたくなるくらいにトーンはシリアスめ。そりゃそうか、5〜6年も練習生やった後、デビューしたはしたでコントロール不可なスケジュールは変わらないんだもんな。つらすぎる。
自分の在り方を認めてくれる場所がたまたま"そこ"だっただけなんだよな、というか三上の性格上"そこ"しか居心地の良さを感じられる場所にはならなかったんよな。だからこそ、正しさに目を瞑り歯を食いしばって生>>続きを読む
パレスチナ問題をちゃんと学んでから観たらまた捉え方が違ったかも。その意味でパンフレットの解説が助けになったのは救い。
こういうくだらない、だけどしっかり盛り上げる作品は大好物です。ダニエル・ラドクリフのボンクラっぷりも素晴らしいですが、特筆すべきは殺し屋・ニックス役のサマラ・ウィーヴィング。彼女、『ベビーシッター』と>>続きを読む
俳優の好演もあり、決して退屈ではない。しかし全体の構成やショットになんの驚きもない、総評としては凡庸な作品という印象。加えて、柴咲組の描き方も気になる。
まず構成。前作『新聞記者』の方向性などからも>>続きを読む
タイムループ物のラブコメと括ることもできるけど、根っこにあるテーマはもう少し深い。それは『人とちゃんと関わるとは何か』ということ。そしてその答えは「攻略」なんかじゃなく「共創」なんだと提示するクライマ>>続きを読む
いや〜いかにも白倉伸一郎マターの戦隊って感じですよね……『ディケイド』『ジオウ』『ゴーカイジャー』などのヒーロー大集合系の作品より進んだ作劇を期待したいけど、本人がコンセプトこそ斬新なものの基本的には>>続きを読む
そこまで熱心に見ていた戦隊ではない。とはいえ冒頭、龍井ういを演じた故・金城茉奈へのメッセージにはグッとくる。
本作はTVシリーズの間を描く掌編で、レッド以外は変身すらしないという、まあいろいろな制約が>>続きを読む
作品全体としては凡庸で、TVシリーズ後半にかけて爆発的に増加していく面白さはそれほどない。だけどこのタイミングで公開されたのは結果的によかったと思う。本編のラス前を観た後だったので、ガルザがより一層好>>続きを読む
どんな非道な行いをする人間にも信仰はあって、だとしたら赦しって誰にでもあるべきなのでは?今見るべき映画やった……