K3さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

ラブストーリーというより、人生論を説いた映画。彼はタイムトラベルによって掴んだ幸せもあったが、そのために訪れた不幸もあった。そして最後に見つけた答え。毎日を大切に生きようと思える。人気なのは納得だ。

三十九夜(1935年製作の映画)

4.4

幼少期に読んだ冒険記、それに似た興奮を呼び起こされた。展開の早さは、取り立てて悪く言うほどではなく、むしろ良さが目立っていた。落ちや伏線の回収は素晴らしい。良い作品を観た。

フューリー(2014年製作の映画)

3.8

ドイツ人を絶対悪としないところに、配慮を感じる。フューリー(激怒、憤慨)、十字路、そしてイザヤ書6章。キリスト教の信徒ならわかるだろう。ラストシーン、ガラスに反射するフューリーに感涙した。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.6

どこまでも続く道。いつの日か、スコットが拾い上げてくれる。昔の彼に戻ったとき。
have a nice day

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.7

正直に言うと、観た動機はスター・ウォーズファンとしての義務感。端折っている部分が多く、展開がとにかく早い。悪い意味で。ネガティブな箇所を挙げるとキリがないのでやめておく。大まかなストーリーラインは好き>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.2

二度目の鑑賞。レイア姫の某シーンは笑ってしまった。なぜ死ななかったのか不思議でならない。夕陽を見つめるルークに、エピソード4を思い出した。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.8

スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーの演技が素晴らしい。笑える要素もあるのが良い。どれだけ憎らしくても、愛し合っていた夫婦。愛は随所で見られた。しかし、憎き人を愛していると認めたくなかったのだ>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.0

二度目の観賞。フィンがライトセーバーを使うのも、カイロ・レンの正体を明かすタイミングも、レイとカイロ・レンが互角に渡り合うのも、どれも納得いかない。ただBB-8は可愛いかった。

ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

3.5

ペンキや服、車などの色鮮やかさが印象に残っている。個人的に、ベティは病気を治療し、退院させるのが望ましかった。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

2.9

物足りなさを感じた。この作品でしか受け取れないメッセージはなかった。良かったのは、オソノさんの豪快な笑い方ぐらいだろうか。期待しすぎた。

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

4.0

「いつも堅苦しいレビュー書いてるけど、肩の力入れすぎかな。あともっとやりたいことやっていいな。」そう思わせてくれた。この作品を観れば、ほんの少し楽に生きられるようになる。私もリストを作るとするか。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

時間を忘れるほどのめり込んだのは、この作品が初めてかもしれない。フレディ、そしてクイーンのバックグラウンドに触れて、彼らの楽曲の魅力が増した。それゆえか、ライブエイドのシーンはずっと泣いていた。久々に>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

精神科を予約したばかりだったので、観る時期を誤ったかもしれない。現代でこのような惨劇が起こり得ないと信じたい。主人公ができなかったことを彼が成し遂げる。そしてカッコーの巣から飛び立つ。その姿は誇り高き>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.3

安っぽさがなく、「耳をすませば」よりも現実味を感じた。最後まで里伽子をどうしても好きになれなった。あまりに利己的すぎる。対する拓は優しさに溢れた好青年。もっといい女性がいるだろうと思ったが、恋は盲目。>>続きを読む

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.1

淡白にも思えたが、主人公の心の機微を上手に伝えており、美しいカメラワークもあって、あまり退屈せずに観れた。お爺さんが熟れた桑の実を食べられたのは、自殺を試みたからで、良くも悪くも、世界は自分たちを生か>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

3.8

若さを感じた。中学生。自分にもそういう時期があったが、今ではほとんど思い出せない。「自分のとこ掃除機かけなさい」、「シーツ洗うから出して」よく耳にしたであろう言葉で、親近感が湧いて出た。ジブリの魅力は>>続きを読む

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.0

ビフォア・サンライズ冒頭の列車で喧嘩をしていた夫婦を思い出す。終盤はセックスにこじつけようとしすぎだと感じたが、それを除けば満足だ。この作品でビフォアシリーズが完結なのは少し寂しい。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.4

これといって大きな何かがあるわけではなく、前作同様に二人がだらだらと語らいでいるのみ。ただ退屈することは決してない。二人の会話からは人生において大切なことを得られる。上手に噛み合わない二人には終始モヤ>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

試聴室のシーンの目が合いそうで合わない二人がすごく愛らしかった。自分で言うのは何とも滑稽だが、知的な話を友人にすることがある。だがそういう話には彼らの多くが耳を貸してくれない。だから二人のような関係に>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

2.9

登場人物たちにとにかく腹が立ったが、気持ちは理解できる。だからこその憤りなのかもしれない。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.2

アクションは今まで通り素晴らしい。しかし、そのシーンがあまりに多く、ストーリーが薄いように感じた。とにかくジョン・ウィックに都合がいい。日本人役のお世辞にも上手とは言えない日本語は聞いていられず、日本>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.9

リーアム・ニーソンがクール。ダークナイトとは違った面白さがある。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

カメラワークやホアキン・フェニックスの演技が素晴らしかった。
幻想で塗り固められた世界。富裕層であるコメディアンは貧困層の現実を、まるで虚構かのように話し、笑いをとる。ジョーカーを信奉した貧困層も「ジ
>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

見たばかりだが、もう一度見たくなる作品だ。囚人が船でとった行動が印象に残っている。本当に恐ろしいのは、善人でも悪人でもなく、狂人なのだと知った。そんな狂人であるジョーカーに魅せられるのは、その素質とい>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

日常は代わり映えしないが、確かに違っている。誰しもが昨日と全く同じ時間には起床できない。

サスペリア(1977年製作の映画)

2.3

レンタルショップへ行き、リメイク版を借りるつもりが、店員の手違いか本作が入っていた。クレームをつけようと思ったが、紳士なのでやめておく。
安っぽいせいかすごく滑稽に見えて、怖さは全くと言っても良いほど
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

恥ずかしながらシャロン・テートの事件を知らなかったもので、ストーリーをあまり楽しめなかった。これから見るという方は必ず調べて欲しい。クリフが犬のブランディに舌鼓(ぜっこ)で合図するシーンが良かったのと>>続きを読む