見ていて気持ちのいい映画ではないけれど、脚本が凄いことは素人目に見てもわかる。複雑に登場人物が絡み合う群像劇、伊坂幸太郎の「ラッシュ・ライフ」を思い出す。そこに人種差別というこれまた重く複雑なテーマを>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
トラックの荷台のシーン。コンサートで娘の歌を聴き感動する人々をみたろう者の父親が、家に帰り二人きりになった際に娘に歌を歌わせ、それを必死に感じ取ろうとするシーンが妙に生々しく感じられた。それは娘の喉を>>続きを読む
前作も感じたマカロニ・ウエスタン味がふんだんに味わえる。決闘のシーンはもちろん、オルゴールつきの写真の入った懐中時計にはセルジオ・レオーネファンとしては反応せざるおえない。決闘は円形のフィールドじゃな>>続きを読む