Ricolaさんの映画レビュー・感想・評価

Ricola

Ricola

30-60年代の欧米の映画が特に好き。
唯一の自慢は大好きなシャーリー・マクレーンと誕生日が一緒であることです😳

映画(933)
ドラマ(4)

やかまし村の子どもたち(1986年製作の映画)

4.0

スウェーデンの美しい自然の中、かわいい子供たちがのびのびと遊んで暮らしている平和な世界。

大きな事件など起きず、とにかく平和なので観ていてとても癒された。

子供ならではのお茶目だったり可愛らしいエ
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.9

幻想に振り回されて現実を忘れてしまう。それが恐ろしいことなのはいつの時代も同じだろう。

夢見ることはもちろんいいことだけど、もっと身近な大切なことの方を気にかけるべきだということをしみじみ感じずには
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静かなる男(1952年製作の映画)

3.6

故郷であるアイルランドに戻ってきたアメリカ育ちの元ボクサーのショーン(ジョン・ウェイン)。

アイルランドの気質がよく理解できず、最初は馴染めなかったものの、彼の人柄の良さに人々は心を許していった。
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私の20世紀(1989年製作の映画)

3.5

エジソンが電気を発明した時代に、生き別れた双子の女性たちの運命が幻想的に描かれた作品。

この映画の魅力はなんと言っても光と影の映像美。
モノクロだからこそその美しさがより際立つ。

主人公の双子もま
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ホット・チック(2002年製作の映画)

3.8

イケイケ美人女子高生が泥棒のおじさんと見た目が入れ替わってしまうという話。

入れ替わり系コメディってハズレがない気がする。

終始ゲラゲラ笑いが止まらないくらい面白かった笑

ロブ・シュナイダーが中
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.4

ポルノ映画の俳優として17歳の少年がスターに見出され、そのままスター街道を往くが…といった話。


「俺はスターだ。イケてる」って鏡の前で自問する彼を見て安心した。
自分の地位が脅かされるのではないか
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.6

久しぶりに衝撃的な映画を観た。

余韻が波のように終わってからずっと押し寄せてくる。

圧倒的表現力と力強さに圧迫されて、息苦しい。

1970年代のメキシコの裕福な家庭の家政婦の目線で描かれる映画。
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肉体の冠(1951年製作の映画)

4.0

ジャック・ベッケルの巧みな心理描写と美しい自然の描写に圧倒される。

やはりこの監督の作品が好き。

娼婦のマリー(シモーヌ・シニョレ)は大工のマンダ(セルジュ・レジアニ)と恋に落ちる。しかし、マリー
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落穂拾い(2000年製作の映画)

3.7

現代の「落穂拾い」を探していき、そこから飽食社会と文明社会批判へ派生していくドキュメンタリー映画。

正直ドキュメンタリーに苦手意識があったのだが、この作品には驚かされた。
ドキュメンタリーなのだけど
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カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

3.9

1950年代のアメリカを舞台にしたホームドラマの世界に入ってしまうというファンタジーストーリー。

現実か非現実かの境界線が分かりづらい部分もあったけれど、それがむしろいいポイントだった気がする。
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.2

華やかなポスターから勝手にファンタジーな内容を想像していたが、そうでもなかった。

第一次世界大戦で傷を負った青年と、彼に助けられたおじさんの友情。

リアルな戦争のシーンにビビりながら観始める。
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ルシアンの青春(1973年製作の映画)

3.5

ナチス占領下のフランスで、ドイツ軍に迎合したある1人の青年の物語。

ルイ・マル監督とノーベル文学賞受賞作家のパトリック・モディアノの共同制作脚本というのに惹かれて観た。

ナチス占領下のフランスで、
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暗殺者の家(1934年製作の映画)

3.5

「知りすぎていた男」はこの作品をヒッチコック監督がセルフリメイクしたものだそう。

正直「知りすぎていた男」の方が断然面白い。だけどこちらもつまらないことはない。

「知りすぎていた男」との設定やシー
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熱砂の秘密(1943年製作の映画)

3.7

やはりこの頃(第二次世界大戦中)の作品はナショナリズム、軍事色が強い。

「英国の女帝」という名のホテルをドイツ軍が司令塔本部にするという皮肉。

敗残兵として砂漠をさまよっていたイギリス軍の伍長がホ
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雨のしのび逢い(1960年製作の映画)

3.8


小さな町で起きたある殺人事件をきっかけに、男女が許されない恋に運命のように引き寄せられていく物語。

主人公のアンヌ(ジャンヌ・モロー)はこの事件で、殺すまで至らせた強い愛に衝撃を受ける。

全編に
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わんぱく戦争(1961年製作の映画)

3.7

まっさらな野原を少年2人が駆け抜ける後ろ姿。
隣村ヴェルランの不良から下品な言葉を教わってしまう少年たち。

プライドをかけた戦いが始まる…。
とは言ってもかわいいもので、お互い親に怒られるように仕向
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.6

「私たちには二つの顔がある。それは素のわたしたちと白人向けの顔だ」

そのようにしないと黒人は生きていけなかった時代。

苦しい時代の中生きていくのに必死で従うことを選んだ父と、時代を変えていくために
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迷惑帽子/これらのいやな帽子(1909年製作の映画)

3.6

映画の本編が始まる前に流れそうな観客への注意喚起の短編映画。

フィルムを切り貼りしたような演出が面白い。

迷惑な客への容赦ない過激な描写に笑える。

たしかに映画館で集中して映画を観たいのに、周囲
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25年目のロシュフォールの恋人(1992年製作の映画)

4.0

「ロシュフォールの恋人たち」から25年の月日が経ち、主演のカトリーヌ・ドヌーヴらがロシュフォールに再訪する。

25年経っても色褪せぬ名作を回顧したり、その名作が与えた街や人々への影響の大きさを物語る
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.0

マーゴット・ロビーとシアーシャ・ローナンの圧倒的演技だけがこの映画の見どころと言っても過言ではない気がする。

この2人の演技は見事だったが、ストーリーのグダグダさゆえにぱっとしない印象。

ヘンリー
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踊らん哉(1937年製作の映画)

3.9

今回のアステアはバレエダンサー。

やっぱりアステアのタップダンスは観ているだけで元気が出る!

特に船を動かす労働者たちが歌う「ズーム」のシーンが最高。
リズムに合わせて仕事をする様がかわいいし楽し
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甘い生活(1959年製作の映画)

3.5

情熱と狂乱に満ち溢れた作品。

やはりわたしにはまだ難しかったようだが、思ったよりは楽しめた。

色男であるマルチェロ・マストロヤンニと彼を取り囲む美女の面々が豪華!
その中でも特にアヌーク・エーメが
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ワイルド・ガール(2008年製作の映画)

2.4

ハリウッドのセレブ女子高生が、イギリスの寄宿学校に通うことになるという話。

エマ・ロバーツのために観たが、本当に彼女くらいしかいいところなかった気がする…。

全体的なキャピキャピノリについていけな
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緑園の天使(1945年製作の映画)

3.4

子役時代のエリザベス・テイラーの魅力を堪能することができて満足。

のどかな町で家族愛と友情を育み、その上自分の夢に向かって果敢に挑戦する少女が描かれている。

馬車に乗っているマイとベルベットの間に
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黄昏(1951年製作の映画)

3.7

運命の恋に翻弄されてしまう2人。

よくある型の作品なのだけど、わかっていても泣けてしまうからずるい笑

甘々なセリフが度々出てくるようなメロドラマなんだけど、ほかの作品とは異なる特徴があった。
それ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

まさに王道をいく映画。

わかりやすいストーリーですっきりしているのだが、観終わったあとはじんわりと心にあたたかいものが広がる感覚がある。

イタリア系の用心棒トニーと黒人のピアニストが、その当時まだ
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画家とモデル(1955年製作の映画)

3.7

ディーン・マーティンとジェリー・ルイス、このコンビでの出演作は初めて観た。

D・マーティンは男前で、J.ルイスはお笑い担当。
さすが、この2人のかけ合いは息ぴったりだった。
でもちょっとやり過ぎな部
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潜行者(1947年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公目線で話がずっと進み、ボギーの顔が映らなくて不安になった。
しかしかなり経ってからそうする理由がやっと分かった。

構成やカメラワークが特徴的で、だからこそできたストーリーだと思う。

展開も多
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.6

小部屋の中でブツブツ呟きながら、ぐるぐる回る主人公が印象的なこの映画。

ジム・ジャームッシュ監督初の長編映画であり、彼らしさがここに集結していると言えるのではないか。

やっぱりシュールだが、この世
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冒険者たち(1967年製作の映画)

3.3

エンジニアのおじさんとパイロットのイケメンと彫刻家の美女が、コンゴ付近の海底に沈んでいるかもしれないお宝を探しに旅に出る。

まさに冒険である。

ちょっと間が多すぎる印象を受けた。
ストーリー自体は
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.0

青春時代に個性的な仲間達と大好きな音楽に囲まれながらバイトできるなんて最高だろう。

恋愛や友情はやはり芽生えるもので、若者たちの人間模様はわりとありがちに感じた。
だけど一旦壊れかけた関係性の修復の
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永遠の人(1961年製作の映画)

4.3

終始流れるフラメンコギターの音色の情熱と哀愁が妙に合う。

まるで水墨画のような濃淡の美しい白黒映像に息を飲んだ。
特に陰で覆われた、表情の見えない人物のシルエットとその奥に広がる美しい田園風景が素晴
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マルクス兄弟珍サーカス(1939年製作の映画)

4.0

マルクス兄弟作品の9作目。

「オペラは踊る」でMGMへの移籍後の作品であり、ミュージカルっぽさはやはりある。
チコのピアノやハーポのハープの演奏が見どころの一つになっている。

そして相変わらずアナ
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スプラッシュ(1984年製作の映画)

3.6

NYが舞台の、現代版人魚姫物語。
ファンタジーラブコメという感じで、チープで軽く楽しめた。

とにかく若いトム・ハンクスを観ているだけでも楽しい笑

その彼が演じるアランが、テンション上がってジッパデ
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パンドラの箱(1929年製作の映画)

3.6

この映画の主人公、ルル自身がまさに「パンドラの箱」だった。

天真爛漫で美しい。しかし危険な女。
彼女に惚れ込んだ男たちの末路が哀れで、その描かれ方も残酷である。

まさに魔性の女なルル(ルイーズ・ブ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

スパイク・リー監督から現代アメリカへの社会的メッセージを背負ったブラック・ムービー。

KKKが白人至上主義を掲げていたのはたしかに昔の話かもしれないが、現代も無関係と言えるのだろうか。

時代は繰り
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