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サイコスリラーはとても好みなジャンルの一つであり、それも心を完全に閉ざしたサイコパスな女性が主人公で周囲の人間が巻き込まれていくという話が好き。
ジーン・シモンズ演じる美しい女性は父親に異常なほど固執>>続きを読む
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ロバート・ゼメキスのデビュー作であり、ビートルズの名曲のタイトルのこの青春映画はとても楽しい!
熱狂的ファンとビートルズの秘蔵写真を撮りたいためにニュージャージーからニューヨークに向かい、エド・サリヴ>>続きを読む
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集団リンチの恐ろしさ。正義や秩序の基準が危うく、多数決によって揺らいでしまうのだ。
ある日町の牧場主が殺され、牛が盗まれるという事件が起こる。それに憤慨した町民たちは自警団を組織し、同時期に町を訪れて>>続きを読む
ドラえもん誕生30周年でオープニングがドラ以外なのはちょっと萎えたけど、(ウィーン少年合唱団による歌唱なのは驚き)全体的に見応えのある映画だったと思う。
王子と乞食のようなストーリーが主軸であり、の>>続きを読む
とても観やすい映画で、ロードムービーとしても楽しめるものだった。
ただわりと男のロマン満載で、ヒロイン像がかなり都合の良いものであり、そのためお飾りの人形のように見えたのは否めない。生きている生身の人>>続きを読む
若者と言っても年代や境遇の違う4人で、ノルウェーの北のある都市で開催されるロック大会に向けて、子供たちだけでの冒険が始まる。ロードムービーとして広大な自然の風景などももちろん楽しめるが、それだけでなく>>続きを読む
ピーター・パンの作者であるジェームズ・バリと、ピーター・パンのモデルとなった家族の交流と物語誕生について描いた作品。子供心を忘れない大人というのを、奇異な存在とみなす人たちもいる。真実はわからないが、>>続きを読む
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国も時代も自由に横断するのはまさに夢のようである。それを映像表現の一つとして魅せられたが、何をしたいかはよく
わからなかった。
ビルマ、ベトナム、インドネシア、中国、日本などアジアの国を渡り歩いてい>>続きを読む
たしかに初期ウェス・アンダーソンのようなノリは戻ってきたのかもしれない。
近年の彼の作品は色々な要素を詰め込みすぎてわけわからなくなっていたが、この作品は従来のシュールな雰囲気を保ちつつも、観客を置い>>続きを読む
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渋谷では10年以上再開発がおこなわれている。今は地下にある東急東横線渋谷駅も地上にあった頃、母と同い年の東急プラザ渋谷の閉館など、再開発前の渋谷の思い出は今も心の中にある。目の前の風景が変わっていって>>続きを読む
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とても聖書的な作品であり、人間の善の心を信じたくなる。
ストーリー展開もそうだが、登場人物たちも聖書やキリスト教の話を持ち出す。
3人の男を見た死に際の女性は、まるで賢者のようだと形容する。賢くない>>続きを読む
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前半うつらうつらしてしまったのでなんとも言い難いが、全体的に中途半端に感じた。
初期ジム・ジャームッシュ作品のようだとかアキ・カウリスマキ作品のようだとか言われていたようだが、正直ただオフビートであ>>続きを読む
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憧れを夢のままに留めたほうがいいという意見にはある程度賛成である。というのも、夢に描いたものを自分の想像通りの綺麗なままで保存できるからだ。だからといって夢見たことが現実とは全く異なっていたとき、我々>>続きを読む
正直下手なホラーより怖かった。完全悪として描かれる先住民たちの歴史を考えるとさらに辛いものがある。
町長対賭博師。女性が1人の男性を巡って取り合うのではなく、男性2人が1人の女性を取り合う。さらに先>>続きを読む
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ブニュエルのメキシコ時代の作品。強欲な人間たちに対しての嘲笑は忘れることなく、その一方で彼らの邪悪さとアホらしさを際立たせるかのように、一般市民はただ無実の存在としてここでは一貫している。
なかなか>>続きを読む
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ベティ・デイビスの凄みに圧倒される。類まれなる美貌の持ち主だが、傲慢で勝ち気な女性の役がやはりはまる。ただ彼女を待ち構えるのが悲劇だというのは言うまでもない。
ベティ・デイビス演じるファニーという女>>続きを読む
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ロバート・レッドフォードってマッチョなんだけど、繊細さがあってそこが魅力だなと常々思っていた。そんな彼の俳優としての2面性が表れている作品と言えるだろう。
体育会系の男とド真面目な政治活動に勤しむ女>>続きを読む
「自分が心を開かなければ人生も開かない」
度の過ぎた暴力を犯人にして仲間内からも蔑まれる刑事ジムはそう言われる。そんな彼は言わば左遷され、その土地での少女殺人事件の真相を追ううちに1人の盲目の女性と出>>続きを読む
ドラちゃん、、だからあれだけ出しっぱなしにはするなと…と、ついツッコミたくなるのは否めない。
のび太たちが名付けた「ねじ巻きシティ」。この世界は、皆が自分のお気に入りのぬいぐるみやおもちゃにドラえも>>続きを読む
大好きな前作ということもあって楽しみにしていた。また単純に、こういった底抜けに明るくあたたかい映画を渇望していたのか、観終わった後の満足感が高かった。
『フォーチュンクッキー』はリンジー・ローハンが>>続きを読む
歴史や自然、生命体など全てがつながっていることを示すような壮大なテーマ。わりとドラ映画ではどれもよく取り上げられている主題ではある。ただ、スネ夫がきっかけで大冒険になるのは珍しいパターンな気がする。>>続きを読む
夏と恋愛の組み合わせは、いつの時代でもどの国でもとても愛おしく切なく感じさせるのだろうか。家庭環境も性格も全く異なる二人の少年が出会い、恋に落ちる。
鏡に映る表情に余韻を感じさせる。
ニーノの家を訪>>続きを読む
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コッテコテのフェミニズム映画。もちろんある程度のフェミニズム色の強さは予想できたが、それ以上だった。これくらい詰め込んで殴る勢いの映画が今の世の中にはまだ必要だということなのかもしれない。
そもそも>>続きを読む
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戦争で命を落としたアメリカ兵たちのお墓参りに、彼らの遺族を外国に巡礼に連れていくというのが、実際に政府主導でおこなわれていたという。
戦争に息子を行かせて戦死させることは、親として誇りだと言われていた>>続きを読む
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見せ方に魅せられる。配管を流れる水の音、階段を降りるギシギシとした音、川にポチャンと何かが落ちた音など。
暗闇から綺麗な脚が出てくるのも繰り返される。揺れるカーテンの妖しさはまるで人間のようで、美しく>>続きを読む
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少年たちと大人の間にある大きな隔たり。お互いに理解し合う、というのは到底夢物語である。何が正義で正解かなんて違うのだからこそ、それを押し付けることで誰かの世界が崩壊しかねないのではないか。
また演出>>続きを読む
たしかにウェス・アンダーソンのような超ロングショットの正面アングルや絵画的なショットはよく見られたが、シュールで不条理な世界観、そしてミニマムだけど人物関係が複雑に絡み合っているという点で、全く違う雰>>続きを読む
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ブラジル圧政時代の恐怖を、被害者家族の回顧録を原作に綴られた作品。前半(といっても一瞬に感じられる)の仲の良い家族のほほ笑ましさから一転、いつどうなるかわからない恐怖にさらされる。どういう内容の映画か>>続きを読む
前作と変わらぬジョンとテッドの友情。
しかしバカばかりやっていられなくなる。テッドが「人権」を求めて裁判を起こすからだ。
下ネタやブラックジョークが相変わらず盛りだくさんだがなんだか憎めないのは、純>>続きを読む
ルビッチのサイレント作品『結婚哲学』のセルフリメイク版。サイレントの名残を感じさせながら、優雅なミュージカル作品に仕上がっていた。
歌う前からミュージカル作品らしくテンポと韻、繰り返しと阿吽の呼吸が>>続きを読む
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日常はすぐに奪い去られる。これはどんな国、立場の人間においても起こりうることである。その恐ろしさと虚無感が、燃えるような赤で表現されている。
鮮烈な赤が目に突き刺さるほど、この作品を支配している。太>>続きを読む
やっぱり若尾文子は愛にまっすぐで情熱的な役柄が似合う。それが容疑者でも誰かの愛人であっても、看護婦であっても、だ。
戦争、それも戦場というより過酷な状況のなかで正気を失っていく人たち。
「兵隊は皆人>>続きを読む
ダグラス・サークの手にかかれば、本来男臭い西部劇をベースにしても優雅かつ軽快なミュージカル調の作品に仕上がる。テンポが良くとても楽しい映画だった。
保安官に追われている女、ヴァーミリオン(アン・シェ>>続きを読む
サイコパスな金持ちの男と結婚し、愛を感じられない結婚生活を送る。そこから抜け出すのは途方もない道のりである…。
人物の動きでカメラが動く。そのおかげで流麗なカメラワークが保たれるのだと思う。デパート>>続きを読む
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現代社会において、女性として、インドの階級社会において、二人の女性の生きづらさが描かれた作品。この世界は私たちにとっては地獄みたいなもんだけど、光だと思うものを信じて進んでいくしかない。
騒がしくて>>続きを読む
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全体的に何を伝えたいかがよくわからなかった。戦争の影が忍び寄る時代であるのに、その影の存在が薄すぎる。戦争の足音が聞こえるような不安な情勢と、主人公たちの揺れ動く心というのを重ね合わせた、というだけで>>続きを読む