予想通りの「ウィルスミス映画」。もうジャンルを確立している。
主人公が醸す変な人感から答え合わせがしたくてうっかり検索すると、やはり美談では済まない部分が見えてくる。
もう地獄の黙示録。笑っちゃうくらい。
滝裏の住まいを拝見した限り、バットケイブは大いに期待できそう。
エイプもまた罪を背負った。コバが使い捨てキャラではなく、物語に深みを与えた。
危機を救うために外へ向かう冒険ではなく、カウンセリングのような内(家)への探求。場所もかなり限定的。
掘り下げ不足なキャラもちらほら出ていてやや勿体無くも感じた。
時代的なチューニングが上手くいってるところダメなところがまちまちで、全肯定とまではいかない。
他人の結婚式に参列したのは『レイチェルの結婚』以来。
人生の波に流されているように見えて、はっきりと意志を持って切り拓いている黒木華は侮れない。
ガチガチに決まった様式美と不完全な擬似家族像とのアンバランスさが恋しい。
あの公園の奥にあるラーメン屋によく行った。そこまで好きではなかったけれど。
閉じられた時空間から出ていくまで。ご老体のまったりとした日々を捉えるより、ずっと続くように見える若者を映してる方が好み。
ホームアローン×ダイハード×ブレックファストクラブなのに超がつくほど退屈
ふくよかなご婦人方が色んなことを教えてくれるのがもうフェリーニ。
正直なところ、ユニバースの急激な拡張に追いつけない。神だって地球をつくるのに7日かかったんだからもう少し時間かけようよ。安息日欲しい。
スタッフクレジットが全裸監督とほぼ同じ。外注先一緒やろか。ネトフリの邦画は表層的な記号のパッチワークのようで心に迫るものがない。
昭和のスター集合という夢のような映画かと思いきや、ひっくり返るように暗部へとぐいぐいと分け入っていく。
令和から昭和を照射する試みは大いに結構だが、芋づる式に取材を進めて、手がかりが得られるあたりに>>続きを読む
水面のように穏やかなガラス越し、でも混沌とした世界を暗示するオープニングと砕け散ったガラス越し、でも信仰心と秩序を取り戻した世界のラスト。
大きな話に見えて小さな話に収斂していくシャマランの語り口は>>続きを読む