にへさんの映画レビュー・感想・評価

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19歳。都内に通学する大学一年生
しばらく劇場でしか映画観ないです
過去のレビュー消したい
#チマキ

映画(677)
ドラマ(0)

鉄西区(2003年製作の映画)

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カメラのレンズに付着し、堆積していく雪、煙、埃、息、、そして毒。その場所にはそれらを洗い流すものはなく、只々蓄積されていくのみであり、それが為されぬ故にこの街の痛みは摩耶化され、逆を言えばそれが無くな>>続きを読む

青の稲妻(2002年製作の映画)

5.0

こんな風にくすぶって、だらけた色気に憧れて、酔ってしまう情けない感情ってなんなんでしょうね。。だいぶ疲れてるな、、でもこういう時に一番感性が冴えてる気がしちゃうから本当にあー困る。この時期は風邪以上に>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.9

未レビューだったのを思い出して今更レビューということで細かい内容に自信ないけどコレは普通に失敗作だと思う。

前作の『ロブスター』同様不可解・不条理な設定に翻弄される物語で、あれはその抵抗の様が滑稽で
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M(1931年製作の映画)

4.2

この時代で既にこんな面白い映画が作られていたのもだけど、責任能力の所在や民主が持つ矛盾への議論がドイツにはもう存在していたということに驚く。全ての人間の背後に等しく不可視な【M】の一文字が書かれている>>続きを読む

劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

4.0

どう考えても映画じゃなくってAVなんだけどエロいと興奮することはなく、、つーか半端じゃなくエグい...。マジで最初の〇〇シーンは正気の沙汰じゃない。体調悪い時に見たら冗談抜きで吐く気がする。けど最終的>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.7

少女個人の成長への葛藤をカニバリズムを通して描いた作品かと思いきや、普遍的に人が抱えているであろう隠し持った危険な性との向き合い方が描かれていたので食人癖など到底持ち合わせていないにも関わらずヒリヒリ>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.0

この取っ散らかっててちぐはぐな突拍子の無い展開はパンクに燃えた80sの若者たちの情念の思うがままに訳もなく食らいついたSoulの実践か?独特な味わいに結びついていてライブシーンなんかは特に成功している>>続きを読む

公衆電話(2018年製作の映画)

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ほんの一息くらいの感じがよかったのに回収加減があざとくてな、、

『コメディ』(2018年製作の映画)

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役者さんがいいし、ラストの問いかけの内容自体もGOODだけど、その問いかけを『腑抜けども〜』の佐藤江梨子そっくりのお姉ちゃんにやらせるのはなんとも白々しくてそこがいけ好かないかな

親密さ(2012年製作の映画)

5.0

夜明けの中、橋を2人でゆっくり歩く超長回しの場面みたいな現象を生むことが僕の処女作の目指していたところだった気がするけど、果たしてどうだったのだろうか...

映画・演劇、前半・後半が呼応するのではな
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裁かるるジャンヌ(1928年製作の映画)

4.3

初ドライヤー。渋谷TSUTAYAにある唯一のDVDをレンタルして、無音でいざ鑑賞。

クローズアップの極北に有るような映画。ジャンヌダルクの宗教裁判ということで知識が必要になるかと思いきやサイレント映
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リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)

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ジョナス・メカスに対して【アメリカン・アンダーグランド映画界の父】程度の知識しか持たずに挑んだ結果コテンパンに置いていかれた。。時代も場所も遠く離れた他人の記憶が干渉の余地も許さず走馬灯の如く頭の中を>>続きを読む

父 パードレ・パドローネ(1977年製作の映画)

4.6

父により厳然として育まれた土着性へのコンプレックス。されどそれ無しには獲得できなかったであろう音楽、言語学者としての能がある故に戸惑いを孕んだ愛情もある。それが渾身一体として力強いリアリズム・濃厚なフ>>続きを読む

お引越し(1993年製作の映画)

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相米苦手かも、、。
何故か多くの人が語るノスタルジーを感じれない。

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事(1959年製作の映画)

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被曝して石化した肌と肌が互いの痛みを癒そうとするように求め合う様に男女のベッドシーンを同様の接写で見せてくる冒頭から惚れるんだけど、原爆も愛も知らない自分にとって後半は全く想像力が追いつかなかったです

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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『パプリカ』の終盤の展開で未だにレビューしていなかったことを思い出したけどやっぱり未だレビューする気にはなれないな

パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

初今敏。作中でも言及されるイマジナリーラインの横断ですれ違いの暗示したり、アニメーションによる巧妙なジャンプカットを連発してくる辺り実写映画・アニメ映画両方を熟知した天才的な創造力を持った方なのだと一>>続きを読む

家路(2001年製作の映画)

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初オリヴェイラ。
何気無い瞬間に大切が宿っている系映画の中でも特に徹底してパッとした対象物を見せずに、なんの変哲も無い日常を見せている訳なんだけど非常に美しく流れるように時間が流れていくから本当凄い。
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

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saw→無駄のない実録突撃→パニックアクション→駆け引き→チャンバラ→カンフー→兄弟の友情バトル→衝撃の裏切りというアクション映画エッセンスを密室仕立てで超凝縮‼︎最近アクション観ていなかった分をこの>>続きを読む

ガンモ(1997年製作の映画)

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道徳を正す行政も神も存在しないこの荒れ果て、汚れ腐った田舎街は台風で滅茶苦茶にされようがされまいが然程変わらないのだと思う。

なんの規律もなく羅列された映像群であるのは間違えないと思うが、ビデオカメ
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殺人に関する短いフィルム(1987年製作の映画)

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その瞬間に一欠片でも愛があったならという寂れた街に転がる小さな歪みの断片的記録である前半から、愛を信じる若き弁護士を通して刑執行までの段取りを丹念に説得力をもって描く集積的記録である後半へと渡るフィル>>続きを読む

うなぎ(1997年製作の映画)

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ユーモアの浮世離れ感とかアンバランスな人間模様がカウリスマキっぽいけど、川の描き方を中心に画は日本的な緩やかさと風通しの良さが感じられる。役者陣も個性派揃いで特にまだ若い軽やかさのある柄本明が最高。前>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

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どこまでも自由で、どこまでも幸福なトリコロール🇫🇷 シネスコを活かしたパンの往復がすっごいキュートだし、絶対ドリフのコントに影響与えてそうなユーモアに終始ニコニコ☺️
もっとやっていいんだ!もっとギリ
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2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

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70mm上映にて。
スクリーンの引力が地球のそれを超えてきました。危なかったです。ありがとう。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

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この歳になって未だに攻め、未だに信念を貫くイーストウッドは貫禄云々を超えてもはや化け物だ。賛否分かれたであろうディープフォーカスは彼の眼差しの真骨頂に他ならないと思うから勿論大絶賛派。かっこよすぎる。

陸軍(1944年製作の映画)

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これまで軍人の男たちが一斉に腹の底から張り上げてきた掛け声を突如と打ち消す、終盤。思わず零してしまった溜息みたいな田中絹代の一人言。。前情報入れなかったから相当驚いたし、その凄まじい破壊力に感服・感涙>>続きを読む

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

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今後の自分自身の作品作りに相当な影響を与える映画の一つであることに間違はない。

ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

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思っていたのと全然違った。てか、思った通りならそれはそれで問題だろう。主要キャラ三人の顔の近景が20分くらい経った銭湯のシーンまで拝めないというのが先ずキチガイ。僕もここまで付いていく気力はないです。>>続きを読む

女が階段を上る時(1960年製作の映画)

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ノワール調の撮影により一段と引き立った闇の中で凛然と輝く高峰秀子の品があって奥ゆかしい佇まいと、彼女にもあったかもしれない人生の予感が渦巻く世界観とが相まって終わった後も彼女に対する情景とか恍惚とした>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

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多分この映画を複数人で鑑賞した日本人の大半は鑑賞中「なんだこいつ、ヤベェw」みたいに嘲笑いして「僕・私は全然違いますー」アピールするんだろうけど、内心プルプルしてると思う。頭の悪い邦画・ドラマにありが>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

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ヒッチハイクに失敗し、名古屋にて一晩スマホ無しで見知らぬ夜道を独り歩いたあの日、高速道路の高架線上から聞こえた車の走行音にはせた憂鬱を思い出す。。。映画を観ていてこんな気が気でない絶望を感じたのは初め>>続きを読む

勝手にしやがれ(1959年製作の映画)

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何回見たか覚えてない。【かの有名な「勝手にしやがれ!」の台詞→ヒッチハイクのブス×2】のシーンとか画のつながりツッコミどころ満載なのに何であんなカッコよくジャンプカットで繋げられるのかね...。カウン>>続きを読む

トスカーナの贋作(2010年製作の映画)

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考えれば考えるほど【贋作】というテーマに対して画面に映る森羅万象が呼応し、それらは姿、中身を変えてゆく。そもそもプラトンが正しければこの世はイデアの贋作か。。厳格な計算性と穏健な偶然性(計算された偶然>>続きを読む

アメリカの影(1959年製作の映画)

5.0

即興演出による三人の演技、と、彼等に当時のアメリカの風俗、人種問題を当て込んだことによるリアリズムは生々しいというより、生き生きとそこに息づいている。リアルタイムで当時を眼差そうとすればやはり批判的ベ>>続きを読む

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