かれんさんの映画レビュー・感想・評価

かれん

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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.5

いろんな考察があるのは何となく事前情報で知っていたけど、終盤でこれほど明確に示唆されるとは予想外。
映像美としても楽しめるし、海や自然や動物の恐ろしさと壮大さと美しさに心が揺さぶられる。もう一度観ると
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記憶の夜(2017年製作の映画)

3.5

とてもテンポが良く惹き込まれる。
しかし何とも世知辛く悲しいストーリー。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.3

ヤクザものが苦手な自分でもどうにか観れる。コメディ要素がとても良い塩梅である。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

なんとも救いのない展開で…
最後までなんとか見れたのは横浜流星くんの顔の良さのおかげです。

母性(2022年製作の映画)

3.0

女たちは三者三様に極端で全然共感はできない。可愛すぎて役にハマってない大地真央と演技絶好調の高畑淳子はそれなりに見応えある。

「A」(1998年製作の映画)

3.7

張り込むマスコミ陣をよそにスイスイと内部に招き入れられカメラを回し取材を重ねる森達也。FAKEで感じた通り、やはり相当な人たらしだな。
信仰って何だろう。本当に難しい。

シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド(2023年製作の映画)

3.5

そうはならんやろのシュール展開が続くけど赤ちゃん向けにはこのぐらい直感的で良いのだろう。
人生初の映画館。息子は最初はココはどこ?とキョロキョロしてたけどお馴染みのOPとぷしゅの登場で目がキラキラ。半
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

面白い。ふざけすぎない大泉洋がとても良い。斜陽産業と言われる出版業界だけど、やっぱり華がありドラマチックな世界だ。

精神(2008年製作の映画)

3.3

しんどい。先生と職員さんたちの根気強さ、ひたむきさには本当に頭が下がる。
患者さんたちの心の有り様を完全に理解するのは不可能だけど、最後の拠り所であるこのような場所が出来るだけ安定的に継続できる社会で
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.1

なかなか面白くてそれなりに考えさせるストーリーなんだけどな。
ラストはB級の極致。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

変な映画… ブツの正体やら行動論理が知りたいけど「撮りたい」がテーマなんだもんな。あとエムのラップ口調鬱陶しい。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

松雪泰子演じるお母さんが自身の女性としての魅力を十分自覚しているであろうに(短期で独立資金を貯められるほどキャバ嬢やれてたんだから!)まったくそんなの気づいていない風で、人の好意も不意にする。あまりに>>続きを読む

ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.8

かわいらしいテキサスのおばちゃんが活躍してみんなが少しずつ幸せになっていく。とってもハートウォーミング。おばちゃんの新しい恋路がうまくいきますように。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

ウルトラマンを知らない立場だからなのか、戸惑いに終始した…どんなテンションで観れば良いのかわからない!ここ笑って良いとこかな?っていう場面が多すぎた。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.1

この監督の作品はシンプルでわかりやすいが、人間性の奥深さが描かれていないような気がする。観てる間はおもしろい、終われば何も残らない。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.3

それなりにしっかりとしたストーリーを面白いギミックで魅せた「バランスよく仕上がった作品」という感じ。ほほーと思いつつも、深みを感じるまでは至らない。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.2

意図された演出ながらすごくモヤモヤ、イライラした。動機や真相なんて誰もわからないまま、人が人を裁いているこの現実の危うさ。

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.3

天海さん最高だけど、綺麗すぎて庶民的な主婦には見えないよー!

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

劇的なことは何も描かれていないからこそ、行われていることの重苦しさがずっしりとのしかかる。まるでフラット35のようなテンションでプロモーションされているPLAN75、その制度の周辺サービスに至るまで、>>続きを読む

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.3

いわゆる代理ミュンヒハウゼン症候群ってやつなのだと思うけど、犯行動機がわからずスッキリとしない感じがリアルだ。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.1

静かだけどインパクトの強い作品。羊人間のアダはかわいい。

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.3

なんだろうなぁ…きっと原作の漫画はもっと深みのある物語なんだろうなぁと。映画としては可能性があるのに不十分、という印象。
幽霊のビジュアルは今までに無い感じでほぉ。となった。

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

面白い!
アクションシーンは圧巻。韓国のエンタメ制作のレベルの高さに感服します。
南側の懐の大きさを存分に誇示する感じのラストもご愛嬌😄

アンデス、ふたりぼっち(2017年製作の映画)

3.2

明日にもお迎えが来そうな老人のスリリングな2人暮らし。
ドキュメンタリーだと思って観てたけど、フィクションで本当によかった。。
老人は若者の居るところで暮らしましょう…

長崎の郵便配達(2021年製作の映画)

1.0

日本人監督しかも原爆を扱った作品でこれほどまでに稚拙とは。原爆に絡む内容なら何でもありがたがると思うなよ。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんのこっちゃ。相変わらず私はホラーの楽しみ方がさっぱり分からない。怪物やら超能力的なストーリーならルール無しでやりたい放題だな。ラストも安直な思わせぶりで空虚だ。ドタバタ劇お疲れしたー!

プラットフォーム(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

たしかに世界の有り様はこの垂直構造みたいなものだな。与えし者=神 の存在をもっと明らかにしてほしかったけど、そこを敢えて描かないことが本作の宗教的な色合いを濃くさせているとも思う

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.5

小劇場の舞台のような瑞々しさでとても緻密なタイムリープものが展開される。
頭がこんがらがりそうでついていくだけで必死だった。同時に複数視点で撮った⁈それとも何テイクも重ねてるの⁉︎ひょっとして2分の尺
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

ものすごい一本槍感!最後にはきっちりと落とし前はつけてくれる。潔い。

アトランティス(2019年製作の映画)

3.2

静かな長回しの連続で絶望的な世界が淡々と映し出される。
製鉄所のシーンは盛んに報じられるマウリポリの3年前の姿。今はどんな光景になっているんだろうか。殺し合うことも、愛し合うことも人間の営みということ
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.9

早々に気づいてしまって、まさかこれがオチじゃあるまいと思いながら観てしまった。映像美と地味にいやーな痛い描写は嫌いではなかったけど、楽しみ切れなかった。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

そうはならんやろ の連続でほぼ入り込めない。十和子が恋に落ちた相手の魅力と、陣治がそこまでして愛するほどの十和子の魅力の両方がきちんと描かれて初めて最後のカタルシスが成立する。どちらも欠けてるから最後>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.3

目を背けたくなる現実を目をかっぴらいて見せつけられる。
こんな事態に陥る前に生活保護やら行政のサポートやら何かしら手立てがあるのでは⁉︎なんて思ってしまう自分はこの類の実態を知らない無責任な理想論者な
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

人間の哀しさと恐ろしさがみっちり詰まっていて、観ている側も感情が定まらず混乱する。しかし誰かの人生とはこのようにひとつに纏めることができない混沌としたものであることに妙に腹落ちする。
娘役の子の演技が
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