IkuoNさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年製作の映画)

4.0

檀ふみがめちゃくちゃ若くて、でもいい先生で。寅さんと奥様の関係は、いつものマドンナへのものとは違う、助けてやりたいって一心だった。ほんと悲しいね。でも最後に檀ふみ先生のところを訪ねてくれる、だから寅さ>>続きを読む

男はつらいよ 柴又慕情(1972年製作の映画)

3.8

団子屋で夕飯食べ、マドンナは一様にこんな幸せば無いと言ってくれるが、それは、戦後まだ真っ只中にあって、茶碗を囲むことの幸せが尊くあったと、勝手に妄想。

男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

3.9

さくらがリリーに、冗談なのよほんと…とあの場面。そして柴又駅でリリーの帰りを待つ寅さん。
このシリーズを観ると、彼らの年代を想像する。寅さんは30代?40代くらいかなあと、昭和40年代の作品でも年齢設
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.1

鑑賞はテレビの録画で。
何度も場面を思い出す。世界観、色彩、音。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

旦那さんが言う、どう匂うの表現。

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ集中して観てしまいました。以後ハマります。元気たくさんもらった。絵画の先生って、寺尾聡のお父様?今の寺尾聡そっくりで。

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.0

人生の先輩方の場内での笑いに囲まれた。
あらためて日本の市井の方々への賞賛を共有する『場』として映画はあったし、これからもあってほしい。
吉岡秀隆と同世代として、しみじみと自他の老い、寂寥感がくる。お
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

彼女はその仕事を選び、子を救い、自分を守ってくれたダニエルに手を差し伸べた。
チキショー。こんな社会。チキショーチキショーチキショー。

これからもずっと思い出していく作品だろう

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.1

そばにいてほしいだけ。しかしそうさせてはくれない社会。そばにいてほしいと100回言おう。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.8

キリスト教そのものの作品。自己犠牲とは結果的な言葉だろう。キリスト教文化の中で両親から戦争による苦しみを肌で感じ、キリスト教の倫理観を確固なものとして兵役に臨み、そのままに生きた。彼は信者として全うし>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

立川シネマツーの極音上映鑑賞。とにかく色彩の作品。ヒロインの彼氏を、愛した彼女の最期が一番ぐっときた。彼女は、人に愛されてきたことがあっただろうか。

氷の微笑(1992年製作の映画)

4.1

シャロンストーン。怒るマイケルダグラスの狂気を愛している。さて、いかれているのは誰か。ストーリーがしっかりしていて、今観ても全く色褪せない。むしろいま上映されても素晴らしい作品

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

鑑賞から1日経っても思い出してしまう。とても悲しくて気分が悪くなる。
何で彼が悪いのか!障害当事者の孤独、虚しさに、さらに畳み掛ける迫害。母でさえ彼をどうしてきたか。
障害当事者を描いた作品。ただそれ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

目の動きから表現がすべて、演者の演技とは思えない。最後のライブは、観客と同じく、涙が出てくる。映画館でライブを体験した。IMAXで鑑賞してよかった。座って観てるのを我慢してました。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.8

色のある作品。
光州事件。韓国はこれを経ている。市民の声が前大統領の辞任にまで発展できる根幹はこの凄惨な国家による市民への殺戮があるのだろうと想像する。
あの年代のタクシーが可愛らしい。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

また怪しい作品を観てしまった!
流れる音、カメラのゆっくりとしたズーム。

以下、若い二人が散歩した時のキムの歌。

不安なんて何もない
私たちは炎を上げ燃え続けている
皆が私たちを見てる
はるか遠い
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とにかく映像です。ストーリーとかは…抜きにして、見たかった映像が見れた喜びに浸ってます!
最後の最後のシーンもこれから楽しみ。
スパイダーマンの予告編を観ましたが、ちょっとだけヴェノムがいましたね。
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.9

鑑賞するまで、自分は知らなかった事実。
フルートベール駅で を以前鑑賞したので、思い出していた。

どの役者の表情も演技とは思えない。
主犯というか、あの兄ちゃん警察官の演技は残る。
殺人して、司法に
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

怯える表情、地下鉄での泣き顔、よかった。
英国王のスピーチとダンケルクをもう一度鑑賞したくなった。
特に国王のどもりを観ていて、英国王のスピーチが懐かしくなった。今回の国王も演技良かった。
あと知りた
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

5.0

ランドリールームで抱擁するシーン。
号泣する彼女をお城に連れ出すお友達の彼女。
管理人。

→鑑賞の翌日ですが、スコアを5.0にします。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.4

自分はどんなときも自分でしかない。主人公は自身にピュアで嘘をつけなくて、哀しむこともあるが、同時に気づきを周りにもたらしていく。

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.1

カミーユが最後に流した涙。場面がみんな可愛らしくて、どんな境遇なのかをふと思い出しつつ、癒されたりする。

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.8

2回観てしまった(^ ^) 面白いけど、やっぱりX-MENを見ないと面白さが分からないのかも。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

インフィニティウォーを観てから、こちらを鑑賞。時間を戻すとか、時空を超える?のはやはり次のアベンジャーズのカギになりそう!

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

インフィニティウォーを観てからになってしまった。ケイトブランシェットだとは知らなかった(^ ^) 雷様はインフィニティウォーの最後で、やはり消えてしまったのかな

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ゴーストな彼女がアベンジャーズのヒントになると見た!さんざん笑ったし、インフィニティウォーの次は癒し系で良かった。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

あえて渡して時間を戻す戦略でしょうかストレンジ先生!

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.6

好きな作品だった。夏休みに親子で観に行く作品だ。そんなに多くのことを盛り込まれていない。いま自分が生まれたのは、祖父母が父母を生み、生きてきたからだと思い返す。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.4

「誰も知らないひとびと」。是枝監督の作品に多く描写されるなかで、司法という大船に乗る法曹3者が目配せして罪を決めていく様子こそ、この作品で同監督が描いた誰も知らないひとびとだったのかなと。
司法が非情
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

集中して最後まで観た。
松岡茉優が唄う場面まで、どんどん登って、急坂を下って。

見られていなかった、
しかし、そもそも自分は見ていたのか

とにかく見ろ
見ることから始めろ

パワフルなエネルギーに
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

見ること。誰かは見てくれているかもしれないが、まず、自分がそのひとを見ること。
お姉さんとその親友の事情が描かれたうえで、演劇でのせりふに涙。
登場人物は素直なひとたちばかりだが、その素直さは、主人公
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

安藤サクラの演技はいつも演技なのかドキュメンタリー出演なのか分からないくらいだけど、もうこの作品で極まった感あり。
眼光、ボクサーの動き、お父さんと飲みに行ったときに、お父さんと鋭く同意してしまった。
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奇跡(2011年製作の映画)

3.9

観ていなかったので鑑賞。
場面ごとにみずみずしさが溢れている。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

鑑賞終わり、孤独感というか寂寥感というか、押し寄せてきて身体が震える。
あの茶の間の狭い世界に浸っていたい。だからか最後のリリーさんに入り込んでしまう。
内実、家族ってどうなのか分からない。
薄情なの
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