ヘビメタおやじさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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次元大介(2023年製作の映画)

3.5

2176本目。よく頑張って実写化しました、という感じです。悪くはなかったです。雰囲気はいいのですが、次元はもうちょっとシャープな外見が欲しかったかなと思います。車椅子ガンアクションは目新しくてよかった>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

2175本目。若い女の子が殺し屋という設定に、見る前に抵抗を感じました。しかし、実際に見るとそれほどではなかったです。殺人シーンはかなりリアルなのですが、オフビート過ぎる雰囲気がファンタジーぽくて、気>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

2174本目。アイディア勝負の作品ですが、そこそこよくできていると思いました。邪悪さの欠片もない外見の人物が、邪悪の塊である恐怖は定番ですが、やはり怖いです。主演の女優さんはキュートだし、男優さんの入>>続きを読む

オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁(2019年製作の映画)

3.0

2173本目。中国資本と知ったとたん、がっかりしました。しかし、期待しなかった分、上乗せで面白く感じました。到底、「アイガー・サンクション」「クリフ・ハンガー」には及びませんが、そこそこサスペンスを感>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

2172本目。予告編を見ているときは、「これ以上ゴジラは無理でしょう、まして、戦後を舞台になんて。」と思い、見ないと思っていました。ところが、評判があまりによいので見ることにしました。結果、予想以上に>>続きを読む

峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.5

2171本目。河井継之助のひととなりが素晴らしいです。淡々と描かれる日常のエピソードによって、人物が心に染み込みます。落ち着きのある日本映画ならではの幸せを感じさせてくれました。地方であれども、立派な>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

2170本目。低予算なのだと思いました。低予算だと地方の小さい町が舞台になることが多いので、邦画で見たような雰囲気でした。オフ・ビートなコメディなので、登場人物たちの少しだけずれた会話が面白いです。ス>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

2169本目。モンスターだったキャラクターが味方になるのは、「ターミネーター2」のパターンですね。どちらも無敵だし。目が見えないという本来弱者である主人公が無茶苦茶強いというのは、やはり爽快感がありま>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

2168本目。「美女と野獣」の焼き直しとは知らずに見ました。それで、名前がベルなんですね。電脳世界で「美女と野獣」やられても、何だかなぁという感じでした。電脳世界をビジュアル化するのは難しいですね、パ>>続きを読む

アウトバーン(2016年製作の映画)

3.5

2167本目。期待していなかった分、面白く見られました。大物麻薬王から麻薬満載のトラックを奪うも、捕まってしまい、逃げに逃げる話です。上手く逃げられると思いつつも、けっこうハラハラしました。サスペンス>>続きを読む

海底47m(2017年製作の映画)

3.5

2166本目。話題になった作品なので、気になっていましたが、息詰まる状況が苦手なので敬遠していました。話題になるだけあって、なかなかよくできた小品という感じでした。サメ映画ではあっても、人物がそこそこ>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

2165本目。作品として、中途半端な印象です。宣伝では、平和な島に外部から異物(ノイズ)が入ることで、思いもしないことになっていくというような感じだったと記憶しています。だから、勝手に筒井康隆のドタバ>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.0

2164本目。ドイツ映画でした。なんとなく日本映画の質感に似ている気がしました。ハリウッドと明らかにトーンが違うからでしょうか。ハッキングの場面は工夫がされていましたが、やはり分かり易いとは言えません>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.0

2163本目。録画視聴。出だしの雰囲気はいい感じでした。1964東京オリンピック前の時代の感じもいいし、横浜の景色も美しいです。自動車や生活用品など、時代を感じさせるものを再現できるのもアニメの大きな>>続きを読む

仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

4.0

2162本目。1と同様に映像が美しいです。時代活劇というには、テンポとスピードがないのですが、このじっくり進んでいく感じが作品の雰囲気によく合っています。仕掛け場面よりも、そこに至るまでの人間ドラマを>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

4.0

2161本目。とにかく絵が美しいです。それだけで見ていてうれしくなります。キャラクターはデフォルメされているのですが、メカや建物、背景の細かさ、リアリティーが素晴らしいです。それがキャラクターを際立た>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

2160本目。映像が美しくて、見ているだけでうれしいです。見る前はうさぎのリアルさに引いてしまうかと思っていましたが、擬人化が上手なので、見ているうちにかわいく見えてきました。原作の絵しか知らず、お話>>続きを読む

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

2.0

2159本目。ドラマがあったこと知らずに見ました。だからかもしれませんが、全体のトーンに慣れませんでした。とにかくシャーロックをうたっているのに格式・格調を全く感じません。演出・シナリオ共に、薄っぺら>>続きを読む

AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

3.0

2158本目。図らずも女暗殺者を連続で見てしまいました。組織に狙われるというインフレ気味の設定ですが、前半は良くできているし、暗殺者になった背景がおざなりでなく説得力がありました。しかし、後半になると>>続きを読む

ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

3.5

2157本目。記憶喪失、実は凄腕エージェントものの先駆的作品なのかもしれません。そうだとしたら、アイディアに拍手です。自分の本性を思い出していく前半が特に面白いです。記憶を取り戻してからは、エンタメ・>>続きを読む

仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

4.5

2156本目。必殺シリーズで育った私です。素晴らしいです。用語の意味は違うかもしれませんが、これぞ日本のハードボイルドと感じました。日本映画特有の湿度を感じる映像はちょっと苦手ですが、テレビシリーズも>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

2155本目。「スーサイド」「ハーレイ・クイン」シリーズでは、一番面白かったです。まあ、設定からして無茶苦茶だから、最後は宇宙人と戦う、これくらい無茶苦茶なストーリーでも、ありでしょう。ストーリー自体>>続きを読む

悪魔を憐れむ歌(1997年製作の映画)

3.5

2154本目。丁寧に作られた、オカルト・サスペンスだと思います。映像のショックで驚かさないところがいいです。しかし、丁寧さは、受け取り方によってはテンポの悪さにもとれる感じです。接触によって次々人間に>>続きを読む

フード・ラック!食運(2020年製作の映画)

3.5

2153本目。タイトルから、ドタバタのコメディだと思っていました。実際は落ち着いた佳作でした。元焼肉屋の息子のフード・ライターが本物の焼肉店を探してルポする話です。監督が寺門ジモンさんなので、お肉蘊蓄>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

2152本目。風采の上がらない教師仲間が、人間はほろ酔い状態が一番能力を発揮するという理論を実証実験するストーリーです。前半の授業が圧倒的に面白くなる場面は具体的でとてもいいです。特に、誰に投票するか>>続きを読む

ゴッド・オブ・サンダー ラグナロクの戦い(2022年製作の映画)

2.5

2151本目。アサイラムの題字を見たときに、見方をB級にシフトしました。そうして見れば、ストレスなく楽しめる作品でした。まあ、題名からして「マイティ・ソー」のパクリなのですが、かなり北欧神話に忠実な雰>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

2150本目。韓国を舞台にしたのはよいと思いました。リアリティーが増したと思います。「万引家族」もそうですが、シチュエーションは面白いです。ストーリーはロードムービーのところはいいのですが、女性警察は>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

2149本目。原作既読です。原作はかなり面白かったと記憶しています。もっと、町民の計画が緻密で狡猾だった気がしますし、二転三転するストーリーは、もっとサスペンスがあった気がします。まぁ、軽部さんの解説>>続きを読む

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

2.0

2148本目。リアルだから面白いということはありません。汚い言葉と下品な思いを見せ続けられて、うれしい人がいるでしょうか。そして、夫婦の罵り合いを見せられる子供がずっとかわいそうです。言葉と裏腹の、夫>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

2147本目。公開当時から、久しぶりの二度めです。1とそれほど時間をおかずに見たので、雰囲気の違いに驚きました。ストーリーも、細菌兵器の争奪戦だったんだと改めて知ったくらい忘れていました。つまらなくは>>続きを読む

コン・エアー(1997年製作の映画)

3.5

2146本目。ニコラス映画としては、そこそこ楽しかったです。初めのトレーニング・シーンは、本当だとしたらすごいです。マッチョ・イメージなかったんですが、それで売っていた時期もあるのですね。ロン毛ケイジ>>続きを読む

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

2.5

2145本目。バカリズムの脚本なので、結婚式あるあるのオンパレードという感じです。しかし、映画として面白いかというと、残念という印象です。演出は工夫をしたのでしょうが、私とはセンスが合わないと思いまし>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

2144本目。「デッド・レコニング」があまりに面白かったので、パート2までの間で、全シリーズ見直すことにしました。見てるはずなのに覚えていたのは、床すれすれの宙吊りシーンだけでした。オープニングの建物>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

2143本目。予想以上の面白さでした。シリーズは全て見ていますが、どんなミッションだったか覚えていません。しかし、今作は、ミッションが分かりやすくて、派手なアクションに気をとられてストーリーを追えなく>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

2142本目。こういう不可能プロジェクト映画は、やはり興奮します。描き方が丁寧なので、作品世界にすんなり入れます。マット・デイモン、クリスチャン・ベールのキャストなので、それぞれ両陣営なのかと思ってい>>続きを読む

宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)

2.5

2141本目。ゴジラ以降の亜流怪獣映画です。シナリオは全く笑ってしまいますが、映像は本気が伝わってきました。怪獣という、大人がどう取り組んでいいかわからないテーマをなんとか作品にしようという思いが伝わ>>続きを読む