ひな子さんの映画レビュー・感想・評価

ひな子

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天気の子(2019年製作の映画)

5.0

大学一年の時、今より単純で純粋な心をもって『君の名は』を大いに楽しむことができたけれど、三年経って私の心は灰色がかってしまい、正直次回作には興味がなかった今の私は、恋に恋したおじさんのミュージックビデ>>続きを読む

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

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私が中学一年生の時に公開された作品で、
当時結構好きだったのを覚えている。

見返すと13歳の私に何がそんなに良かったの?とも言いたくなるし、好きだった記憶もあるし、初見ではない映画の評価や感想を語る
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

5.0

Los 夜7時ごろ、タクシードライバーのウィノナ・ライダーがブロンドの美しい中年女性を乗せてビバリーヒルズへ向かう。到着地まで、彼女たちは会話を楽しみ、そして別れる。何か映画を見る度にロメール の作品>>続きを読む

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

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私はあまりこの監督の作品が好きではなかった。この映画が好き、嫌いと分類するよりは、印象に残ったシーンを思い出してそれについて考えてみる、というのが私にとっての映画鑑賞で、どんな映画にも一つは自分が心惹>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

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喪失をテーマとし、心理的描写を繊細に描いた作品。主人公とアマンダが泣くタイミングのズレがとてもリアルで、ああ彼女(姉、或いは母)は死んでしまったのだと、死をじわじわと感じさせる描写だった。また自転車を>>続きを読む

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

5.0

初めて観たのは二年前の新文芸坐のオールナイト上映。初めてのオールナイト4本目で寝てしまって、ほとんど覚えておらず、断片的な映像が少し頭に残っているくらいだった。だから私にとって『レネットとミラベル』は>>続きを読む

7月の物語(2017年製作の映画)

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原題は<contes de juillet >
夏物語を思い出すものの、ギョームブラックの作風はロメールとは明らかに異なる。
ユーモアがあり映画館でつい笑ってしまうシーンもあるのだが、正直映画作品とし
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クレールの膝(1970年製作の映画)

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少し前まではロメールの映画を観るとき、美しい風景は私にとってただの背景のようなもので、彼らの会話に夢中だった。
けれどロメール漬けのこの頃、明らかに風景がロメール作品にとって大事なモチーフであることが
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

5.0

ブレッソンは映画(シネマトグラフ)は映像と音響の総体であるとし、演劇的な効果やレトリックを否定する。
この映画を分けるとしたら三つ(車のシーン、収容所での脱走の準備のシーン、脱獄のシーン)に分けられ、
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

5.0

主な人物たちが南仏を訪れ、出会い、喧嘩し、バカンスを終えパリへ戻る。
海辺の風景は美しく、カモメが鳴き、風の音が聞こえ、それによって女たちの髪がなびく。ロメールが映し出す自然の美はリュミエールやルノワ
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夏物語(1996年製作の映画)

5.0

ロメールの伏線術がとても面白い。
邦画のあからさまさに比べて、とても自然で納得がいく。一度見ても気づかないことが多く、全体的にはシンプルに見えてもそこには熟練の技がある。

ギャスパールが主人公ではあ
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トリュフォーの思春期(1976年製作の映画)

5.0

「子供には自由がない」
リシェ先生のことばは彼らにまっすぐに伝わっただろう。私も小学生、中学生のとき教師が大っ嫌いだった。狭い世界に閉じ込められて、文法にそって問題を解くように黙って決まりに従わなけれ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

5.0

事実に基づく物語 ではなく事実の物語。
その事実 とは、人それぞれ捉え方が違うし、視点も違う。事実は一つだけど、それぞれの方向からみると異なる形をしているようなものなのかもしれない。
そういったメッセ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

素晴らしかった。
オープニングからエンドロールまで、映像や音響に見入ってしまった。
玄関口の床を水拭きするシーン、陽が映ってまるで波打ち際のように美しく、水やブラシ、鳥の鳴き声などがクレーム外から聞こ
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ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

5.0

トリコロールを観なおしたことをきっかけに、私はキェシロフスキが好きなことに気づいた。彼の仕掛けを考えることがとてもワクワクする。また、主人公(本作はイレーヌ・ジャコブ)への思いの強さというか、とても丁>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

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やっぱりポールダノは苦手です。ジェイクギレンホール主演の新作は観たいけれど、後悔しそうでとても怖い...。
ハリーポッターを演じたラドクリフへの役者の扱い方には好感が持てるけど、悲しすぎる話だった。笑
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女は女である(1961年製作の映画)

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流石ゴダール!お洒落だね、アンナ・カリーナ可愛いね!って言葉しか出ない。
何がいいのやらさっぱり。わからない。

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

5.0

40代になった彼らを観たくなかったけれど、観た。安定の会話の面白さとは裏腹に、夫婦となったセリーヌたちの関係は、何かが変わってしまった。セックスする前、垂れた乳房を放り出して電話をする女と、それを見つ>>続きを読む

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