いしづかしゅうさんの映画レビュー・感想・評価

いしづかしゅう

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暗殺の森(1970年製作の映画)

5.0

ファシズムと芸術は似ている。いずれも理想の中では美しく、現実の中では朽ちるしかない。

緑の光線(1986年製作の映画)

5.0

上映時間98分の奇跡。海水浴場のロングショットが本当に素晴らしい。

エヴァグレイズを渡る風(1958年製作の映画)

5.0

昔のアメリカ映画は理由もなくヤバい人がいっぱいいて最高だった。

リオ・ロボ(1970年製作の映画)

5.0

ホークスの西部劇三部作で一本を選べといわれたら?スクリーンで見た、というだけの理由でこれにしたい。

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

5.0

ドン・シーゲル円熟期の大傑作。ほのかなユーモアとドライなタッチのコントラストが素晴らしい。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

いうまでもなく映画史上の最高傑作。これは世界そのもの。DVDではその輝きの1割も伝えられない。ぜひとも劇場で。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

5.0

ビクトル・エリセは銃声でなく風音で戦争の傷跡を表現できる世界唯一の映画作家である。スクリーンでなく、少女の瞳に映画を映し出せる天才でもある。

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

5.0

いまだにスピルバーグの最高傑作。報いのためではない。目的のために人生はあるのだ。それが何であれ。

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

5.0

愛は流れる。衝突も理解も決別も愛の一面でしかない。ただ、巻き戻されることもなく流れ続ける。

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

5.0

ボロボロのフィルムで某映画館にて見た。たったひとつの勝利で敗北の歴史は逆転しない。それでも、勝利の夜の興奮だけは真実なのだ。