きりだんごさんの映画レビュー・感想・評価

きりだんご

きりだんご

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キービジュアルが美男美女のアップ。で、この2人が恋愛関係にならない。
こんな映画珍しいのではないだろうか?
(いっぱいあるのかもしれないけど)

満島ひかりが犯人なのか、何なのか分からなく気持ちよく騙
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オチがないのがオチ、というのもたまには良い。

母性(2022年製作の映画)

1.0

物語の筋は分るのに、何も理解できなかった。

戸田恵梨香がどうしてあそこまで母親に執着するのかがとにかく分からない。自分の子供より母親を優先するのは何で?

娘が「キティちゃんが良い」と言って、それは
>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.0

なんかもう皆どうしようもないクズ。

クズ達目線で見てるからベレー帽の女の子がすごくウザいブリっ子に見えるけど、あの子が一番まともだった気がする。

轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

水谷豊さんはこういう映画撮りたかったのか、と思いながら観ました。

一箇所も混乱すること無い分かりやすさ。芸術に走って分かりづらい作品とは違って、テレビドラマのよう。褒め言葉です。

イケメンとメガネ
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストで真相がわかる展開を期待してたけど結局は分からずじまい。

こういう余韻のある映画もあっていいけど、この映画は真相が語られたほうがよかったのではないかと思う。

息子が聡明なのは良いけど犬を使っ
>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

すごく良かった!

けどまだ少し頭が混乱してる。

前半は
「詐欺師の綾野剛に騙されてトロい黒木華が転落していくお話」
かと思ったけど、最後まで見ると

「余命幾ばくもないCoccoがAV出演で稼いだ
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでよく分からなかったのが映画を見れば分かるかと思いきや、やっぱり分からなかった。

異性愛、同性愛、小児性愛、2次元のキャラへの愛…などは理解できるけど(良し悪しはともかく)水に欲情する?そ
>>続きを読む

真夏の方程式(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

家族の皆が秘密を持っている…

なんだかワクワクする導入部。

そして明らかになったのは杏が犯した殺人事件。

しかし杏、嫌な女の西田尚美を初対面で母を悪く言ってた(そして杏の出生の秘密を知っていそう
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

2.0

ギャグに振り切っている、それは良いけどそれなら30分くらいにまとまらなかったものかな?と思う。

ヒロシに恋したホモの人(時代を鑑みてあえてこの言い方)はめちゃいい人だった。恋が成就してほしかった…ム
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

理解しきれてないところもあるけど、とにかくラストで群衆に囲まれた傷だらけのアーサーが鼻血で口角を上げるメイクしてジョーカーになった瞬間に鳥肌が立ちました。

告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

1.5

原作大好きなのでネタバレ無しで書きますが、原作通りならめちゃ面白かったはず!

福本伸行さん原作の「カイジ」ばりの心理戦。

かわぐちかいじさんのリアルで格好いい絵。

それがなんで映画でこう改変され
>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

重くて大切なテーマだけど、泣かせにくる演出にちょっと入り込めなかった。

長澤まさみ、犯人に感情をむき出しすぎ。

松山ケンイチが折り鶴の中のお父さんのメッセージに気づいたのは感動的ではあるけど、なん
>>続きを読む

白く濁る家(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

全然意味が分からなかった。

ラストは彼氏の中身が弟になってるの?分からん。

あんのこと(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

事実をもとにしている、というのは衝撃的でモデルになった女性の御冥福をお祈りします。

しかし映画としては色々突っ込みたい。

主人公のあんが不幸な元凶は全てあの母親。あの母親がどうしてあんなふうになっ
>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

長澤まさみが主役なのかなと思ってみてたら、リリー・フランキーのお話が主だったかもしれない。(なのでなんとなくエピソードが多すぎて散漫に感じた)

生者と死者の見分けがつかなくてモヤモヤ。

死者が光っ
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

漫画のキャラクターが作中から抜け出して実体化するという設定は面白い。

(実際は、漫画家が実際の事件で遭遇した犯人を漫画に出して、それを読んだ犯人が物語のとおりに犯行を重ねた)

気になったのは小栗旬
>>続きを読む

怪物の木こり(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

脳チップで人間をサイコパスにする、という設定に馴染めなかった。

ラスト、サイコパスの時に犯した犯罪は脳チップが壊れたからといって許されるものではない…この終わり方は好き。

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

母は強し!

フィクションなんだろうけど実はリアルな場面3選!

その1
嵐の中の出産シーン!
場を盛り上げるためだけの設定ではなく、嵐(台風など)のときは気圧の関係で産気づくものなのです。本当です(
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

綾野剛ちゃんの「紅」を予告編で何回も観て、やっと本編観られました。

剛ちゃん、歌上手いな。役になりきって歌ってるのが良い。

主役の男の子のラストの歌唱は、上手いんだけどもっと突き抜けた上手さが欲し
>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いつ見ても滅茶苦茶な映画だと思う。
でも大好き。

スターのジュリーが汚い(ラストシーンの顔とか最悪に汚くてカッコいい)

文太、ハンサムすぎる。そして死なない。

ゼロ、すぐ死ぬ。

特典DVDでの
>>続きを読む

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子供から熟女まで皆をメロメロにするイーストウッドのフェロモン、ヤバい。

メンドリにまで卵を産ませる種族を超えて伝わる色気。

ラストで若い女の先生と結婚の約束をしてハッピーエンド!(そんな強引な!…
>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストは「チャーリーと病院へ帰る」でええやん。チャーリー、病院で働けばええやん。

と、毎回号泣する。

トム男前すぎる。

ダスティン・ホフマン、凄すぎる。語彙力なさすぎだけど凄いとしか言えない。

メリちん(2006年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

嫌いじゃないけど気持ち悪いな…

虐められていた方の気持ちは虐めた方には分からない、というお話。

おしっこにやたらこだわるのがやっぱり気持ち悪い。

ラスト前に3人が泣いているところの物悲しさは吉田
>>続きを読む

麦子さんと(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

吉田恵輔監督だから、ストーカー気質の温水洋一とBL好きの麻生祐未が気持ち悪ーい描き方されるのかと思ったらそうではなかった(吉田監督スミマセン)

皆良い人だった。

クズの松田龍平兄ちゃんが泣いていた
>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジイさんが頑張る映画は大好き。

反発し合っていた若い者と手を取り合って協力するのかと思いきや、大事なところでムキムキの若者はリタイヤ。

あとはジジイだけで危機を乗り越える。

若者にも活躍のチャン
>>続きを読む

ひかりごけ(1992年製作の映画)

3.5

テーマは重いのに要所要所がとてもユーモラス。

飄々とした船長の立ち居振る舞いが特にユーモラス。

何を考えてるのか分からなかった船長が終盤で感情を露わにし、この人はこんな事考えてたんだな、と初めて気
>>続きを読む

なま夏(2005年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

キモい。キモすぎる。

今の吉田恵輔作品はもっとエンタメ作品として洗練されているけど、生理用品がよく出てきたり、キモい部分もある。

そのキモい部分を凝縮した映画。

と、前半見ながら思ってたけど後半
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「ミッシング」を見てまだ立ち直ってないのにまた見てしまった、吉田恵輔作品。

兄弟、姉妹が嫌な感じに対立していて、でも他人には兄、姉の悪口言われたくない感じがなんともリアル。

病院で爽やかに和解でき
>>続きを読む

トッツィー(1982年製作の映画)

5.0

昔見た時はドロシーは正義のヒーロー(ヒロイン)だと思ったんだけど、今見ると「一流の俳優(だけど性格に難あり)のマイケル」「女として戦うドロシー」「女(サンディ)を騙すマイケル」「男(ジュリーのパパ)を>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

5.0

吉田恵輔監督の作品を映画館で初めて見ました。

Huluなどで自宅で見るのも精神削られるのに、映画館で見ると削られるどころではない。

石原さとみスゴい。
青木崇高もスゴい。
中村倫也もスゴい。

>>続きを読む

海難1890(2015年製作の映画)

3.0

金をもらえないなら手伝わない、と言いながら手を貸してくれた竹中直人医師、忽那汐里に変わって一肌脱いでくれた夏川結衣姐さん、他の貧しい村人達も皆見返りなしで見知らぬ外国人たちを助ける。

ひねり無く、良
>>続きを読む

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

4.0

オペラオー目当てで行ったけど、ポッケとタキオンの関係がとても良くて満足できました。

プリティじゃないレースシーンの作画がすごく良かったです。

(以下、ネタバレあり)






カフェはもう少し出
>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

1.5

何かビミョー。

主人公は正義の人。
なのに犯人を撹乱させるためにCDをかけて、寝たきりのお年寄りに「♪幸せなら手をたたこう」させる。お年寄りは道具じゃないんだから。

犯人の名前のアナグラム(?)が
>>続きを読む

ポテチ(2012年製作の映画)

4.5

伊坂幸太郎らしい不思議な世界観に振り回されているうちに優しい気持ちになれる。

前に見た時「お母さんは気づいてたのかな?」と思ったんだけど、お母さんはたぶん気づいてない。

尾﨑も気づいてない。

>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

2.5

エロい。

原作者がエロいマンガを描く人なのは知ってたけど想像以上にエロかった。

そして先生役が原作者だったのか。
新興宗教の教祖、そしてエロマンガ家だったのか。

ストーリーは夢と現とエロで構成さ
>>続きを読む