泉澤直人さんの映画レビュー・感想・評価

泉澤直人

泉澤直人

なるべく主観に正直に、かつ客観的にレビューできれば。ゆるく。

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

非常に面白かった!!

子供を育てるのに血縁は必要か?親の愛情は普遍的なものか?親のエゴになっていないか?子育てに本当に必要なのは何か?を考えさせられる映画だった。そんな風に現代のカタルシスを浮き彫り
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

普通に面白かった。でも、報道とか評判によってやっぱりハードルが上がりすぎてた気がする。

前半は、確かにホラーパートとして完成はしてるけど、ちゃんと見てると(いや、そんなことないけど)ふざけてる部分が
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海街diary(2015年製作の映画)

2.2

正直、期待はずれだった。名前が知れてる映画だから期待しすぎた節もあったけど、それがなくても不満足。
確かに、女優4人は魅力的なんだけど、起きる出来事への反応が小さい。
綾瀬はるかが責任感を持ちすぎたり
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しの構成は、内容をすべてわかりたいという欲求を持っている観客には不親切。だからこそ、公開当初、「見返し必至」みたいな謳い方をしていたのかな?

でも、全てわからなければ、「あ、やられた!」と
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.2

前作とほぼ同じ設定だが、前半において、今回は前作と比べて3人の目標が転々とし、さらに複雑な(バンコクならではの)状況設定を用意している為、おいていかれる瞬間が多かった(はっきり言えば眠くなった)。
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.1

クリストフが登場するまでは、どうしようもない閉塞感がゾクゾクした。
でも……「結局何が言いたかったんだろ?」って感じ。色んな脚本賞とか作品賞、獲ってるみたいだけど笑。「人間は周囲の協力がないと成長でき
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探検隊の栄光(2015年製作の映画)

3.0

くだらなくて面白かった。いい意味でも悪い意味でも、映画っぽくない。脚本が凄く練られているわけではなく、熱量でゴリ押しして誤魔化していく感じが、sozoの熱量芝居っぽい雰囲気を出してました。
でも熱が度
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パーフェクト・レボリューション(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

面白いところもあったんだけど、作品としては、微妙だった。
当然、「障がい者の性」という社会的問題を映画に触れつつも、日常的に障がい者のぶつかる困難の詳らかに描いているポイントは評価する。

普通に泣い
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

エマ・ストーンと音楽は良かった。でも、全体的には微妙だったかな…。
自分が元々「人に評価されたい」と割と思わないタイプだから、主人公の苦悩に感情移入するのが難しかったのもあるし、登場人物の一つ一つの行
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

正直、微妙だった…。
勿論、色んな事情に囲まれて純粋な気持ちが失われる切なさ自体はわかるし、映像美は安定だった。
例えば、1話の慣れない電車の遅延で明里を待たせるもどかしさがよく出ていて非常に面白かっ
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あん(2015年製作の映画)

4.3

非常に面白かった。
前半は永瀬正敏と樹木希林のアンバランスな感じが面白い。でも、ハンセン病の噂が広まると、緊迫していく。社会の無理解に振り回される2人に襲いかかる葛藤に引き込まれる。
「全然悪いことを
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

映像はきれいだったけど、非常に面白くなかった。
プロット自体も『時をかける少女』と酷似してるけど、ここを許容したとしても、ストーリーがひとつひとつ展開していくごとに、登場人物が打ちひしがれたり、辛い局
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劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです。綺麗な女性の絡みを期待するのはお門違いです。

「面白い人生とは何か?」がテーマで、考えさせたいんだろうけど、それを考慮すると、ラストのボールガール2人の件は、必要ないようにも思える。
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.6

主人公がミリオネア問題を解いていくのに合わせて、ストーリー展開していく形が、主人公の過去にあったエピソードがブツ切れで紹介される雰囲気があり、感情移入があまりできなかった感はある。

でも、差別、格
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.8

正直、小ネタはあんまり面白くないけど、展開が早くて、退屈しない。「ダグを探す」という目的が、誰の目にも明瞭で、ついていけない心配もない。
観終わった後に何かが残るような映画じゃないですが、頭を空っぽに
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

僕自身は親子愛と言う概念自体に疑問を抱いたままですが、「子どもの取り違え」という(しかも作為的なモノ)、究極の葛藤に襲われる夫婦の人間ドラマは、強烈で、非常に面白かった。

現実問題として、生物的親
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の年齢層・立場が幅広く、かつそれぞれがそれ相応のドラマを背負っていて、非常に楽しかった。
多分、人に必要にされるってことは、誰もが嬉しいわけで、すべての人間関係の始まりだと思う。その人間関係が
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。笑い的には、『街の灯』の方が多かったようにも思えるけど、ドラマ性に力を入れてるように思えた。ずっと悲しいです。文明社会が嫌になります。なんせ、チャーリーが90分で四回くらい逮捕されちゃいま>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

観てるときは全体的に面白かったけど、後から振り返ると納得できないポイントが多いような気がする。普通の話を大きく見せている仕掛けが沢山あった感じ。父親と弟が、家に迷惑ばかり掛けるさやかの受験に関心を持つ>>続きを読む

グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

3.5

ストーリー自体は、いたって普通で、ひょっとすると退屈に思えてしまうものでした。
麻子は漫画を描くことに粉骨砕身しているのに対し、猫は気楽に、ほぼ何も考えずに日常を過ごしているという対比が軸になっている
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.4

意外に音楽に頼っていない作風で非常に面白かった!
やりたくないことや強制力への反抗は、いつ何時誰が見ても、共感できるものだと思います。
最初は躊躇ってしまっても、行動を起こせば起こる、心境の変化を非常
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裏切りの街(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!
不倫の罪悪感を持っていても、ほぼ無意識にまた逢引きしてしまう……。
このどことなく逃げ場のないスパイラルから抜け出せない感じがちゃんと出てた。その分、思いがけない危機(不倫がバレたりet
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

面白いと言うよりは、楽しい映画だった。ジムキャリーが『トゥルーマンショー』の時と比べて、明るい方向の豊かな表情を持ってて良かった。

ストーリー設定が、現実的ではないけど、テンポのいい演出で受け入れや
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

2.5

これは完全に好みの問題で、主人公のうじうじした性格が好きになれなかった。

どこか共感できたりすれば、すごく面白いだろうなぁ。でも、自己卑下してる割に行動力があったり、僕には納得しづらいキャラクターで
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.0

普通だった。どうしてハワードが自暴自棄な状況から変化していくのかの点が説明不足すぎるような気がする。その説明不足と取った部分を想像するのが楽しいのかもしれないけれど、心の変化に納得ができないから、不満>>続きを読む

笑の大学(2004年製作の映画)

4.8

当然のように、面白かった。三谷幸喜の真骨頂は、やっぱり会話劇だと思う。派手な設定のものも、視覚的には面白いけど、人間が繊細に描かれている面白さがあって好き。

マイナスポイントが見つからなかった。
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ロボジー(2011年製作の映画)

4.2

面白くて、楽しい作品だった印象です。
勿論、機械系に詳しい人には、突っ込みどころが多いと思うけれど、作品としてはOKなんじゃないかと思います。工学者にもリスペクトしてるみたいだし。チャンカワイの顔が意
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

痴漢冤罪と聞くと、社会のなかにあるごくごく特殊なケースだという印象を持つ傾向があると思う。でも、この作品は、「目的を忘れて責任を果たすことに没頭している人たちに振り回された」舞台がたまたま痴漢冤罪だっ>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.9

かなり面白かったです。好みとか関係なく、見事。何の前情報も無く観ましたが、良かった。

脚本の構造に特徴がある点で共通している『アフタースクール』は、構造の面白さとドラマとしての面白さが完全に分断さ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

非常に面白かった。40分強の作品でも内容が多すぎず少なすぎず、満足度が高かった。

オープニングのリアリティ溢れる映像美に引き込まれ、謎に包まれたユキノの登場を迎え、タカオとユキノが惹かれていく…と
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.9

地味な映画だけど、凄く面白かった!文化的にも面白いし、ドラマ的にも面白かった。

ホワイトハウスを舞台にした映画なので、政治的な内容ですが、そういう難しさはなく、アメリカの差別のことが自然な形で理解
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。でも2回観るほどではなかった…。

不明巨大生物が、どんな被害をもたらすかわからない状況にも関わらず、それでも法や社会システムに従って、時間を掛けて対処していこうとする(多くは机上の空論)
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神様はバリにいる(2014年製作の映画)

3.1

面白かった! 誰も傷つけず、凄くほっこりする話。

自分の利益だけを追求していると、周囲との縁を失ってしまう。また、他人の幸せを考えていれば縁になり、縁は自分が辛い時に、助けてくれるという考え方をベ
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金メダル男(2016年製作の映画)

2.5

この作品実は、内村自身による「東京オリンピックの男」という、2011年の一人芝居が元になっていて、WOWOWでも放送されました。
ネットに落ちてる動画を見ていました。なので、大まかなあらすじを知ってい
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.5

本当に本当に何も起きない物語だったけど、面白かった!というか、空気感が好き。

面倒くさい人が、意地を張りながら感動したり変化するのをひた隠しにしているさまが微笑ましくずっと観てられる。主人公だけでな
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

すごく面白かった!

普通の生活にあるささやかな幸せが戦争に奪われてしまうストーリー。戦争が舞台なのに取り上げるストーリーが些細なのが良かった!

前半、かなり長尺で戦争に入る前の生活が描かれますが、
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