JINさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.5

この映画に関しては内容が内容なんで、あんまりあれこれ言えないけど、かなり面白かったのは確か。
韓国映画の『殺人の告白』がベースになってるっていうことすら知らなかった。
サスペンス映画が好きな人は是非と
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美しい星(2017年製作の映画)

4.0

三島由紀夫のSF小説を吉田大八監督が現代にアレンジして作ったと聞き、興味が。
それに最近はリリー・フランキーが出てるっていうだけで、今度はどんな役を演じてくれるのか楽しみだったりする。
三島の原作は読
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BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

4.2

原作マンガは知らない。
音響も映像も素晴らしく、これぞ現在のジャパニメーションの最高峰といったクオリティーだったと思う。
特にあの音響の迫力は是非とも映画館で体感すべきものだろう。

内容もかなり硬派
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

シャマラン監督作品は当たりハズレが大きいけど、この作品はなかなか面白かった。
多重人格者が3人の若い女性を拉致監禁して一体何しよるねん?っていう話。
これはもう、一人で何人もの人格を演じ分けなければい
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

これは今の『未知との遭遇』の映画やね。
突如宇宙人は一体何のために地球にやってきたのか? 
なかなか硬派でシリアスで知的な近未来SF映画で、今までよくあったような作品とは一味違っている。
言語の成り立
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.8

原作は未読でもアニメ映画は一通り観てるので、世界観はわかってたけど、あの押井版の内容はもうすっかり忘れてしまっていた。
それらに比べれば随分分かりやすいハリウッド仕様に。
実写となるとやっぱり役者のフ
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PK(2014年製作の映画)

5.0

この映画サイコー!
インド映画の大傑作『きっと、うまくいく』の製作陣の作品なら間違いないだろうと思って観たけど、今度は題材としては扱いづらいであろう「宗教」をテーマに、宇宙人目線で「ココがヘンだよ宗教
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FAKE(2016年製作の映画)

4.0

あの一件の後、佐村河内守氏に密着したドキュメンタリー。
森達也監督の切り口が上手いのだろう、とても面白かった。
彼と新垣氏、あるいは彼とマスコミ、あるいは彼と世間、あるいは彼と彼の奥さん、あるいは彼と
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少女(2016年製作の映画)

3.2

湊かなえ原作小説は映画化前から読んでいたので、どんな風に映像化されるのか興味はあったものの、結局公開当時は観に行かずじまい。
小説からわりと肩透かしな部分があったからかもしれない。
人間関係の絡み具合
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いいにおいのする映画(2015年製作の映画)

2.9

LADYBABYの金子理江出演と、何よりVampilliaのLIVEは以前『Go! Village』というアメ村のサーキット型フェスで観てとてもインパクトがあったので、この作品も気になった。
出演者達
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.8

こんなギフト要らねえ〜(笑)
因果応報という言葉があるけども、これはなかなか皮肉が効いてて面白かったなあ。
おいおい、何かおかしいと思ってたらそうゆうことやったんかいっていう。
ラストまでの持って行き
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スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

3.7

これは予告編を観ても先が読みづらくできていて、なかなかの優良ホラーではなかろうか。
もしも恐怖ドッキリに本物が出てきたら一体どうなってしまうのか?っていう。
よくよく考えてみれば仕掛けられた側が恐怖の
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インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

2.6

27の映画祭で絶賛の傑作スリラー?
ほんまかいな?
何か不穏、何か怪しげ、何か異様、何か違和感…ただただそんな空気だけが長々と続く。
なかなか何も起こらなくてもう退屈で退屈で。
何かが起こる前には、き
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VR ミッション:25(2015年製作の映画)

1.9

VR技術の進化によって、この先の未来どうゆうことが起こりうるか、その辺の想像力のスゴさを期待して観たのだが…。
ハッキリ言ってめっちゃつまらんかったわあ〜。
これじゃただの戦闘シミュレーション映画やが
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.5

シリーズ完結篇ということで、一体どうゆうラストを迎えるのか? 
今回は胡散臭い弁護士と学生時代の因縁の敵との二本柱で展開。
けっこうえげつない描写が多くて、最後だけに内容もヘビーでシビア。
そして否応
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闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

3.4

今回は胡散臭い情報商材の泥沼にハマる本郷奏多とキャバ嬢の泥沼にハマるオリラジ藤森のエピソード二本柱で進行。
これ、トータルで見てもウシジマくんが出てる割合って極端に少なかったように思うんやけど?(笑)
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.7

終始主人公ヘンリーの視点でカメラワークが進行するという前代未聞のバイオレンスシンクロアクション映画。
たぶんゲームを実写化したような感覚やろうと思ってたけど、スタントマン目線が物凄く新鮮で、思ってた以
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.3

これが予想以上に面白かった。
もしも宇宙船の中で一生孤独に生きていかなければならないとしたら?
あるいは、ある異性と二人きりで生きていかなければならないとしたら?
前者と後者ではあまりにも差があるわけ
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暗黒女子(2017年製作の映画)

4.3

イヤミスは好物なので観てきた。
「驚愕のラスト24分」ってあるけど、正直最初から結末が読みやすくて驚きはなかったなあ。
ただ、各登場人物達がどのように暗黒女子なのかっていうディテールを楽しんだ。
優雅
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.9

実はあまり積極的に観たいとまでは思ってなかったんやけど、今度ゴジラと対戦するというのを聞いていたので、これはその前フリとしても観ておいた方が良いかな、と。
ストーリーはシンプルやけど悪くない。
怪獣映
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

この韓国映画に出演した國村隼の演技がスゴいという噂を聞き、クチコミでも高評価とあって観てみた。
猟奇殺人サスペンスぐらいの感じで観てたら、こんなオカルト映画だとは思ってなかったので、けっこうウゲッとな
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愚行録(2017年製作の映画)

4.5

人間が嫌いになる映画。
まさにタイトル通りで、愚かな人間のオンパレード。
人間誰しもイイところもイヤなところもあるもんやが、人の見方によっては見えてるところが偏ってることもあるだろう。
日本は「格差社
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.9

字幕で鑑賞。
こうゆう歌モノだと極力日本語吹替えでは観たくない。
『ズートピア』のように動物ばかりの世界での話なので、キャラがとてもわかりやすいし覚えやすい。
ストーリーもとてもシンプル。
そしてやは
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

IMAXで鑑賞。
ミュージカル映画でもあるので、音の良いIMAXで観たのは正解。
映像も彩りが美しかったしね。
ストーリーだけを追うと王道で特に目新しさは無いけど、それがもう全てラストのための前フリか
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

4.5

これはティム・バートン版X-MENか?(笑)
彼の作品はたくさん観てるけど、『シザーハンズ』の次ぐらいに好きかもしれない。
ダークファンタジーっていう要素のドキドキは多分にあったし、キャラや世界観がも
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.5

矢口史靖監督作品はどれもユーモアに溢れていて面白く、ハズレがない。
しかし彼の作品を映画館まで足を運んで観たのは初めて。
今回は突然電気が使えなくなってしまった世界ということで、本来ならかなりシリアス
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虐殺器官(2015年製作の映画)

4.2

伊藤計劃の原作小説は映画化が決まる前から持っていたにも関わらず、序盤を読んだだけで積ん読状態になっていた。
この映画でも序盤からちょっと取っ付きにくい小難しさみたいなのはあったものの、9.11以降対テ
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ハーモニー(2015年製作の映画)

4.3

伊藤計劃の原作小説は未読。
先に観た『屍者の帝国』よりもはるかに引き込まれてしまった。
大好きな近未来SF世界観。
管理社会の未来を想像したら究極はこうゆう世界に行き着いてしまうのだろうか?
この作品
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屍者の帝国(2015年製作の映画)

3.1

原作小説は未読。
作画は美麗、音楽はダイナミック。
アニメやけど大作映画っぽい雰囲気が出ていたと思う。
ストーリーも凝っていて、ワトソンを初め有名なキャラがちょこちょこ出てくるのも、昔で言うと『魔界転
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LIVE FOR TODAY 天龍源一郎(2016年製作の映画)

4.5

プロレスラー・天龍源一郎の引退ロードに密着したドキュメンタリー。
世間の人達は天龍と言えば最近バラエティー番組にちょいちょい出てる滑舌の悪いオッサンぐらいの認識かもしれないが、彼は日本人で唯一ジャイア
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.1

最近のマーベル映画はもう安定のクオリティーではあるので、そこそこ楽しめるだろうと思ってたけど、なかなか面白かったと思う。
『インセプション』を彷彿させるような映像だったり、他のマーベルヒーローとはまた
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

4.3

GReeeeNのファンならずとも十分楽しめる内容だった。
そもそもGReeeeNが歯医者と音楽を両立してる覆面グループという希有な存在なので、そのデビューに至る経緯にも興味を持ちやすいかと思う。
果た
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スノーデン(2016年製作の映画)

4.6

オリヴァー・ストーン監督による実話の映画化。
現代国家において情報収集がいかに重要かというのはわかるが、一般人のメール、通話、SNSまで全部監視されていたら?
プライバシーも何もあったもんじゃない。
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土竜の唄 香港狂騒曲(2016年製作の映画)

4.5

前作よりもさらにマンガ的な描写がアップしてたように思う。
相変わらずのバカバカしさでいっぱい笑えたからとりあえずは満足。
面白さで言うと、前作で「何だこれは!?」っていう感じた初期インパクトで麻痺して
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新宿スワンII(2016年製作の映画)

3.9

前作同様原作は未だに読んでないけど、普通に面白かった。
ただ今回も園子温監督のブッとんだ個性を殺して、別に他の監督でもええやんっていうような商業映画やったけども。
バイオレンスアクション多めで、エロ要
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

4.5

自分はOasisの音楽を熱心に聴いたことはなく、『D’You Know What I Mean?』を耳にするまではほとんど引っかかってこなかった。
音楽以上にゴシップ的なニュースの方が次々と耳に入って
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