じゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.5

映画を観てて、昔食べたハーレムの中の中華スタンドを想い出した。意外と美味かったなあ。

ダニーアイエロとタトゥーロが良い味出してる。
街のピザ屋の親父の誇り。
みんな俺のピザで育ったんだ。

そうやっ
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ギャラクシー街道(2015年製作の映画)

3.3

三谷幸喜ファンです(笑)

酷評されてる程、酷いとも思わないが、確かに今までで一番酷いかな。

コメディのはずなのに、ずっとテンションが低いし間がある。
なんかめちゃくちゃノリが悪い。

音楽だっても
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遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

3.6

アイリッシュ移民がアメリカで苦労して土地を手に入れる話だけど、貧乏人が金持ちのお嬢様とうまくいくじゃじゃ馬乗りこなし恋愛物でもある。

なんというか、その手の物の王道映画です。難しい話は無いし、トムが
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合葬(2015年製作の映画)

1.9

カヒミカリィのナレーションに
asachangの音楽。
英語の歌に妙なエンディング。

監督が新しいことに冒険していることはわかる。
ただ残念ながらほぼ全てに失敗しているように思う。

特に英語の歌は
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さびしんぼう(1985年製作の映画)

2.8

正直よくわからない…

さびしんぼうが誰かというオチもなんだか気持ち悪いし。。

母親が綺麗どころの設定で綺麗な女優がやっていればまだしも、コメディ要素の強い藤田弓子じゃよく意味がわからない。

基本
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.4

うーん、日本人には刺さりにくい映画なのかな。
少なくとも自分にはそうだった。

作品のテーマもわかるし、丁寧に順を追って描いている。

前作プラトゥーンがベトナム戦争の現地を描いたものなら、
次作のこ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.3

究極の純愛映画。

恋愛や純愛を盛り上げるスパイスと言えば、障害に決まっているけれど、
同性同士でなおかつ、ゲイでは無い?という大きな障害が物語をやっぱり大きく盛り上げてくれる。

アン・リーでは一番
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.3

柳沢慎吾の吹替は物凄く違和感がある。サンドラーには合ってないような…

アダムサンドラーのおバカ映画は割と好きだ。
70〜80年代の洋楽の使い方が上手いからかな。

彼の映画にはいつもその年代に対する
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.6

意外と面白い。
受験教育努力ものに家族ドラマを加えている。

こういう特定ジャンル別の努力成功物語は下手なことしない限りは大体平均的に面白い。

矢口監督はそういうの多いよね、ウォーターボーイズとかス
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悪夢探偵2(2008年製作の映画)

2.8

一作目と違って、Jホラー風味の家族ドラマというか、母親と子供がテーマになっている。

自分の過去と向き合う悪夢探偵。

世界は怖い。生きるの怖い。
ちょっとずっと同じようなシーンや繰り返しが多く、一作
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

再見して書き直して更にまた追記。

正直、昔見た時はガープの世界から深みを取り去って、ファンタジー風味を付け足して、御都合主義的な成功物語にしたと感じた。

今、改めて観ると、
マドンナもカバーしてた
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悪夢探偵(2006年製作の映画)

3.5

塚本監督の中では一番見易いので嫌いではない。
独特な塚本作品の中で、商業映画ぽいのはこのシリーズだけのような。

hitomiの顔と脚線美が中々良い。
顔のアップが凄く多いのに耐えられる。
この頃、も
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

3.0

後編では完全にオリジナルな脚本になっていて前編よりは潔い。

進撃の巨人はアニメだけ観てるが、エレンを巡ってミカサ、アルミンの2人が輝いてこその物語だが、実写ではミカサは全く存在感が無いのが悲しい。
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.7

原作ありきの映画て評価が難しい。
作り手としては、とにかく原作リスペクトで原作にできるだけ寄せるか、それとも思い切って全然違うものを作り出すか。

でもその場合、原作ファンを納得させるだけの凄い出来映
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双生児 GEMINI(1999年製作の映画)

3.7

彼が現れてからの、それまでの立場が完全に綺麗に逆転する対比が良い。

対比だけで終わらず、お互いに浸食し合ってどちらがどちらなのかわからなくなるのも面白い。

貧民窟なのにカラフルな色彩。
眉毛無しや
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将軍の娘/エリザベス・キャンベル(1999年製作の映画)

3.8

トラボルタが軍の中の探偵みたいな感じでカッコ良い。
反抗的なのに正義感強くて、少しハードボイルド風。

でも基本、誰かが次々と情報くれるのでそんな難しい推理とかしてないけど(笑)

将軍の娘役、綺麗だ
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哀しい気分でジョーク(1985年製作の映画)

3.6

全く期待しないで観たけど、意外と良かった。

基本は病気ものと親子愛なのだけど、親子の2人も脇も演技は良い。特にたけしは優しい味がある。

シドニーで母親を外から眺めるシーンとか切な過ぎる。

グリー
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ほんの5g(1988年製作の映画)

2.0

福山雅治のデビュー映画。
まだ声が今の低い声でなく初々しい。

パチンコ業界がスポンサーなのかな。
三角関係が主軸だが、話が就活とパチンコという不思議な話。
なんだこれ、というのが感想(笑)

快盗ルビイ(1988年製作の映画)

2.8

麻雀放浪記で完璧な映画の出来を見せた和田誠が作ったコメディ。

なので期待したが、これが良くない。
手本にしたのはオードリーなどのイメージだろう。

こういう映画はお洒落感が一番大事で、ヒロインが可愛
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.7

映像と雰囲気は良い。
演技も凄い。

オチはすぐに見えてくるので、あと15分くらい短くすれば凄くスッキリ褒められたんだけどなあ。
このオチでこの長さだとちょっと辛い(笑)

あとサイコを結構意識してる
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インナースペース(1987年製作の映画)

2.8

吹替で観たのが大失敗…
とんでもなく下手な吹替でびっくり。
これだけ酷いのは初めてかも。

かといって今更字幕で観るような出来でもないという。。

悪役は中々カッコ良かった。
メグライアンは流石に可愛
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

4.0

ポランスキーがヒッチコックスタイルでやったサスペンス。

音楽が素晴らしく盛り上げてくれます。アレクサンドルデスプラ最高。

内容は観てれば大体わかるように作ってあるのだが、
その筋の追い方が丁寧。
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

4.1

ある夏にずっと空席だった父親という存在に、
とらわれて入り込む脱獄犯。
もしくはとらわれた親子。

そのすっぽり空いた穴を徐々に埋めていく5日間。

その象徴であるパイ。
道具や野球も。

ケイトがエ
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さいはてにて やさしい香りと待ちながら(2014年製作の映画)

2.3

映画を観てると設定はどう考えても石川県なんやけど、誰一人として石川弁というか能登弁?を話して無いという…

そこまで架空設定にするなら、金沢とか七尾とか具体名も出さなければいいのにそこは出してくるので
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マザーウォーター(2010年製作の映画)

2.5

鴨川とか京都の良いとこだけ使っておいて、主要登場人物が誰一人、京都弁喋らないとかどうなん?
それだけで萎えた。
まあアニメやと架空の場所なだけに許せるが、実写でやられるとかなり微妙な気持ちにはなる。
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あん(2015年製作の映画)

3.4

河瀬直美の作品は、俳優ぽい演技をさせない自然なドキュメンタリータッチが独特だが、

この作品はそれとは対極にある、永瀬、樹木希林、市原悦子と俳優の芸達者な人が主演、助演なので、

その他の女子高生や客
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

いまどきのスパイ映画。

最近の007みたいなリアル路線ではなく、あくまで古典的な荒唐無稽だった頃をリスペクトしたスパイ映画。

難しい顔したダニエルクレイグより、こっちの方が断然好きだ。

レイナー
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.2

放送してれば何故か何度も見てしまう映画はいくつかあるが、これもその一つ。

ジョディフォスターではこれが一番好きだ。リケジョが似合う。

インターステラーとは全然違う映画だと思う。
何故みんな比べて、
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.6

前作からよりテーマに沿って、
深みを増している。
名台詞が盛り沢山。

深津絵里も前作より、田宮に近づいている。

化け物の言うことなんて信じられるか!
に対しての
人間の言うことは信じられるのか?
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.4

原作は漫画史に残る傑作。
アニメの出来もかなり良かった。
実写映画は…

CGの出来は顔割れ、戦闘シーンとかなり頑張ってて、まあまあなんだけど、
ミギーだけ粘土細工のような質感で哀しくなる。
ミギーだ
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天空の蜂(2015年製作の映画)

3.6

新しく書き直しました。
以前にイイねをくれた方、ごめんなさい。

オープニングの映像に被せてくる音楽が素晴らしい。
それだけでこの映画面白そうだぞと期待させてくれる。

こんな良い作曲家、日本人にいた
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.4

一番好きなシーンはラストのカフェ。
あれは完全にエドワードホッパーのナイトホークスだな。

それを使うならもっと主人公の心の闇を描いても良かったのでは?

内容は少女の娼婦を助ける足長おじさんと化した
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.6

こんなに長い映画で、
こんなに飽きずに一気に観れた映画は洋画邦画問わず他に無い。

思いつくとしたらライトスタッフ位かな。

まあパンチラのくだりは少しくどいかなと思うけど(笑)
それも含めて園子温な
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.0

見事なまでに1作目と対比させた素晴らしい出来。
そういう意味でも、反対で逆の、叛逆の物語。

Part2映画は、世の中に掃いて捨てるほどあるが、ひょっとしたらこれが一番かもしれない。

エイリアン、タ
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

4.2

追記しました。

所謂ラブコメでは一番好きな作品。
あ、ベストフレンズウエディングもいいな。

でもこの映画をラブコメに入れていいものか悩むが。

メグライアンが輝いてる。
彼女の作品では一番好きかも
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

4.4

パーティー映画。
ロックミュージカル映画。

なんと呼んでも良いが、なんにしても大好きだ。

これとデパルマのオペラ座の怪人はロックミュージカルの最高峰かと。

因みにムーランルージュはロックではなく
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