ジャッキーケンさんの映画レビュー・感想・評価 - 45ページ目

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

3.5

ケネディ暗殺後から始まるファーストレディ最後の使命
ジャッキーを演じるナタリーポートマンの美しさは言うまでもない
ホワイトハウスの内装、60年代当時のニュース映像のように夫妻そして夫死後のジャッキーを
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.0

2017年ワーストノミネート!
期待値をはるかに下回る宇宙版タイタニック
広大な宇宙を旅する箱舟で一人早起きしてしまったクリスプラット
自分の性欲と引き換えに人として許されない行為をしてしまう
性欲に
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

3.7

血みどろバイオレンスの決定版!
オリジナルにリスペクトを込めた血しぶき、バイオレンス
体をズタズタに痛めつける描写は耐性のある人でさえ目を背けてしまいそうになるほど過激
18禁映画なのも頷ける

監督
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ切ない!
登場人物の揺れ動く心情が音楽とともに上がったり下がったり軽快になったり重くなったり途切れない音楽とキャラクターの歌うように吐くセリフはまるでこの映画自体が一つの曲であるようだ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.5

ヴィゴモーテンセン率いる家族は変人一家だが最も人間らしい生活をしている子供達はサバイバル術に長け文明社会から離れた場所で原始的な生活をしている
そんな家族がアメリカのビジネスで成り立つ文明社会をあっさ
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ハードコア(2015年製作の映画)

4.6

待ちわびたイリヤナイシュラーのFPSアクション、ハードコアヘンリー!
アクション映画史に残る革新的なアクション、重低音やロックをバックに一人称で息つく暇も与えないアクション
一人称視点だからか満遍なく
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.5

意識高い系大学生が失われつつある部族を助けに未開のジャングルに行くが逆に自分たちが餌食になる食人ブラックコメディ
あの手の俺らが世界を変えるんだ系のサークルは鼻に付くけど食人族が美味しく頂くシーンは爽
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.8

「アイアンマンのバーカ!」

子供向けどころか大人世代の人たちに超ド級の涙を流させた「レゴムービー」バットマン待望のスピンオフ

最高のスピンオフ
冒頭からあれよあれよと出てくるバットマンヴィランズそ
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

なんだかんだハズレがないイルミネーション
今作もかなり面白い
ドン底に落ちたらあとは這い上がるのみ!ズートピアのような動物が共存する世界で人間のヒット曲を歌う動物たち!
犯罪一家に生まれた不遇の天才ゴ
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グランドピアノ 狙われた黒鍵(2013年製作の映画)

3.6

トラウマを抱えたピアニスト、イライジャウッドが過去にミスを犯し笑い者にされたラ・シンケッテを再び引くとき「一度でも譜面を間違えたら射殺する」と脅迫を受ける音楽スリラー

脚本にデイミアンチャゼル
映画
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クローサー(2002年製作の映画)

3.3

それなりに見所があってそれなりに面白い
アナログなデジタル描写は失笑気味
スーチーがカーペンターズ「close to you」に乗せて誰一人殺さずに任務を遂行するかっこよさと少林サッカーの坊主印象が強
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キング・コング(2005年製作の映画)

2.5

キングコング1匹の映画に188分もの時間をかけるピータージャクソン!相変わらず長すぎる本編だから眠気との戦いは避けられない!それに比べ2時間で怪獣要素と米軍描写どちらも最高に描いた髑髏島の巨神と雲泥の>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

4.0

真面目で生徒想で授業が楽しい気さくでパーフェクトな先生ハスミン(伊藤英明)が愛する生徒を猟銃で狩をする和製ナーメテーター
伊藤英明が全裸で懸垂!
流暢な英語と銃声で奏でる死のハーモニー
クソ実写を撮っ
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.0

戦争映画屈指の名作
少ない登場シーンなのに物凄く印象に残るカーツ大佐「サーフィンするんだ!」は笑えます
「ワルキューレの騎行」に乗せて村を襲撃する壮大さ、ベトナム人視点で見たら絶望しかない
蒸し暑いジ
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.5

正しくモンスター映画!
キングコングに逃げ惑う映画?いや違うこれは怪獣大戦争だ!
キングコングの他に巨大タコ、巨大クモ、巨大水牛、髑髏の怪獣!怪獣だらけの髑髏島で人類が抗う手段はただ一つ「逃げる」!
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.8

ジャケットで損してるw
でもすごく面白かった
イギリスからやってきたコッホ先生が生徒たちにサッカーを教えることでステレオタイプのドイツ帝国民を変えていく
サッカーは人を動かし国をも動かしていく
スポ根
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ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-(2016年製作の映画)

3.5

アカデミー賞短編ドキュメンタリー受賞作品Netflix製作
1日数十もの空爆が行われるシリアで人命救助のボランティア「ホワイトヘルメット」を追ったドキュメンタリー
空爆の映像はニュースで見る映像なんか
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ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.5

「ザ・レイド」の1作目から引き継がれてきたシラットアクションの進化系アクション
効果的なスローモーション
斬新なアングル
個性ある刺客
アクションにおいては築き上げたシラット+警棒、ナイフ、重厚感のあ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.7

國村隼の怪演が素晴らしい
もっと後半で活躍すると思ったらガッツリ序盤から衝撃的な姿で登場!緩いホラーコメディと思わせといて取り返しのつかない無差別級國村トリックにナ・ホンジンがいざなう

型破りな映画
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.5

汚れた正義を持つ検察とゲスの極み市長
その板挟みになるドギョン
理性と常識は通用しない暴力まみれの黒社会にようこそと言わんばかりの暴力、残虐、血みどろのオンパレード
不幸すぎるドギョンがひたすらボコら
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

心臓に病を抱えた老人に待ち受ける現実に心が折れそうになる
働きたくても働けない
手当を受けたいが受けれない
右往左往させられるダニエルブレイクが胸を締め付ける
希望や拠り所を見つけては悪い方向へと転が
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コロンビアーナ(2011年製作の映画)

3.3

幼くして両親を殺されたカトレアは復讐を遂げるために暗殺者として育って行く
序盤の命からがらパルクールでマフィアから逃げる展開はハラハラさせられ幼くして殺し屋、暗殺者としての素質を匂わせるシーンはワクワ
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40男のバージンロード(2009年製作の映画)

3.5

親友と呼べる友達が一人もいないポールラッドが親友を作ろうとする話
親友と呼べる友人を作るのは簡単ではない大の大人が男とディナーすればゲイからの誘いだと思われれば気の合う友人とはっちゃけると嫁さんに「あ
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ウェインズ・ワールド(1992年製作の映画)

2.8

「サタデーナイトライブ」の1コーナーをマイクマイヤーズ主演で映画化
マイクマイヤーズの役柄はほぼオースティンパワーズと一緒
ボヘミアンラプソディを歌うシーンが楽しい
唐突のターミネーター2パロディに爆
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.7

元CIAの普通じゃないお義父さんをロバートデニーロ
嘘が通用しないデニーロ
とことん怪しいデニーロ
とことんついてないベンスティラーの連続するハプニングで見せるデニーロのリアクションが面白いし「ネイバ
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ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

3.5

結婚という罪

異人種間結婚が認められないバージニア州で晴れて夫婦となった彼らに待ち受ける権利という壁

大胆な法廷劇は繰り広げられない
そこに不満を持つ人もいるかもしれないがいつもと変わらない生活を
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インナー・ワーキング(2016年製作の映画)

3.9

インサイド・ヘッドでは感情を擬人化、今回は脳みそ、臓器が擬人化
楽しいブラックコメディで終わると思いきや日々の繰り返しの生活への不満と見えぬ希望
だがありのままに生きていくからこそ人生が輝いていく
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.5

ありのままの自分になるディズニーからのメッセージ性は忘れず全体を通して描いたのはもはやワイルドスピードアクアミッションと呼べるドンパチアクションの域
ベイマックス以来の興奮
モアイが変幻自在に化ける戦
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座頭市(1989年製作の映画)

3.2

「先に抜いたのはそっちだ」

馴染みのない時代劇
勝新太郎演じる盲目のサムライは「ローグワン」のチアルートの元ネタに違いない

一度に数十人相手する殺陣が本作の醍醐味、盲目のサムライが容赦なく切りつけ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.5

3部作に区切りがついてるからか若干スケールダウン
テンポは良いが三部作以上の興奮は得られず

ペネロペクルス、黒髭の新キャラ
ウィルとエリザベスの登場がないのが寂しいけどワチャワチャしたアドベンチャー
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

4.0

唖然するしかない2の終わりから始まる
169分の長尺な完結編

アドベンチャー濃度が高い前2作
本作は一際息を飲む映像美が突出
この世とあの世の境目ワールズエンド
ジャックスパロウの脳内の映像表現
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.5

ジャックスパロウを見届けるために
1作目のラストから続く設定と生かされる展開
我こそは海と豪語する最強の敵デイヴィジョーンズ
デイヴィジョーンズ率いる船員の外見の気持ち悪さと巨大な触手をうねらせて海賊
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.0

海賊全員が悪というわけではない
ジャックスパロウの親しみやすい人間性、キャラクター、戦いの時に見せるハプニング、アクシデントを駆使してするりと潜り抜けるチャップリンみたいで楽しい。このシリーズはそんな
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

3.5

「闇に行き光に奉仕する」

本家同様パルクールを意識したスピーディな肉弾戦
アサシンの中国武術寄りな格闘戦は文句なしにカッコいい
アクションは全体的に文句なしにかっこいい
ただゲーム未プレイだと多少置
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レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

3.0

ソ連の秘密潜水艦レッドオクトーバーの目的はただ一つ全船員のアメリカへの亡命
ソ連兵を束ねるショーンコネリーが渋かっこいい
「アメリカに亡命したら結婚して旅をするんだ」と安定のフラグを建てたソ連兵が死ぬ
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コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝(2016年製作の映画)

3.0

正義、大義、忠誠渦巻く魂がぶつかり合う!
放浪者で腕の立つエディポン
忠誠のために己の意志を捨てた兄弟子ウージン
二人の正義と忠誠がぶつかり合う闘いが切ない

アクション指導がサモハンなだけあってカン
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