ジョンマルコビッチ総統さんのアニメレビュー・感想・評価

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ジョンマルコビッチ総統

ジョンマルコビッチ総統

仙界伝 封神演義(1999年製作のアニメ)

3.0

中国四大奇書のひとつ封神演義を、漫画家である藤崎竜が少年漫画に落とし込んだ名作のアニメ化。
未完だったためオリジナル展開で無難に完結させた。90年代をひきずった演出は好き嫌い分かれるところだが、すくな
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覇穹 封神演義(2018年製作のアニメ)

1.2

六魂幡に包んであげたい罪深い作品。

脚本が初回から破綻しているがために、全てをぶち壊してしまっている。
陳桐の存在を物語上消したことでその後の全てが瓦解することが判明、原作の隙のなさを再認識できた。
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少女革命ウテナ(1997年製作のアニメ)

4.2

90年代末という世紀末に現れた少女アニメの異端的な存在。
前衛的で尖り切った演出、美しく耽美な少女漫画世界、そこにユーモアも忘れない。

おとぎ話から綿々と受け継がれた騎士と助けられる姫というロマンス
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四畳半神話大系(2010年製作のアニメ)

4.3

森見登美彦の原作の癖をそのままり映像化したような素晴らしい仕上がり。
特に私を演じる浅沼晋太郎のあの絶妙にプライドと神経質さ、生真面目さが滲む語りの演技か素晴らしくマッチしていた。
私に限らず小津や師
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平家物語(2021年製作のアニメ)

3.5

かつて高畑勲監督が渇望した平家物語のアニメーション化が実現。
女性監督らしい細やかな視点で、四季の移ろいや草木の美しい描写と、それらを通して滅びゆく平家の哀愁を情緒豊かに美しく描き出している。
また椿
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サムライチャンプルー(2004年製作のアニメ)

3.9

「カウボーイビバップ」の渡辺信一郎監督作品。江戸とヒップホップの融合した挑戦的な作風で、クールさと日本的な情緒の融合するまさにチャンプルー。相変わらずのアクションの凄まじさと音楽へのこだわりが光る。>>続きを読む

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おそ松さん 第3期(2020年製作のアニメ)

2.7

おそ松さん第三期。
6つ子人気にちょっとあぐらをかいたかな?と思うくらい6つ子のキャラクター頼みの話や自分達の得意な業界話ばかりで、一期の頃に見られた笑いへの貪欲な挑戦をまったく感じられない。

実力
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おそ松さん 第2期(2017年製作のアニメ)

3.5

おそ松さんの続編。

前作よりだいぶ作風は攻めているものの、時間がないのか下ネタオチが多め。

相変わらず面白いが、一期が神がかっていたのでパワーダウンは否めない。
それでも相当面白いけど。

他おそ
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おそ松さん(2015年製作のアニメ)

4.6

赤塚不二夫の「おそ松くん」のリメイク的続編で、近年のリメイクブームのメルクマール的作品。
ギャグアニメとは、笑いとはなんぞやというテーマを突き詰めた意欲的なアニメ。
作風の中心はスラップスティックコメ
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プラネテス(2003年製作のアニメ)

4.5

「ヴィンランドサガ」の作者でもある幸村誠の漫画原作。
漫画の観念的思想的部分を少し抑え、「踊る大捜査線」を彷彿とさせる近未来のお仕事ものとして広げたのは良アイデアで、それにより一人ひとりのキャラクター
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カウボーイビバップ(1998年製作のアニメ)

5.0

これを超えるアニメにはなかなか出会えないだろう。
感想は時を置いてあらためて。

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蟲師 続章(2014年製作のアニメ)

4.5

蟲師の続編。
前回と変わることないクオリティで情感たっぷりに不可思議な蟲たちの世界を再現している。
人々の営みと自然の移ろい、それらの描写に対する言葉ではなく心の底に染み込むような共感は、自分が山に抱
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蟲師(2005年製作のアニメ)

4.5

この国の風土に棲まう奇妙な存在、蟲によって引き起こさる事件と人間模様を蟲師ギンコの旅を通し描く。
蟲の描写はもちろん、丹念に描かれた美しい自然と人々の営み、土俗的な味わいの深い物語。
原作の水彩風の描
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どろろ(2019年製作のアニメ)

4.7

手塚治虫の「どろろ」のリブート作品。
監督に剣戟に定評のある「るろうに剣心」の古橋浩一、脚本に小林靖子、キャラクターデザインに「テガミバチ」の浅田弘幸という最強の布陣。

単なるリメイクとせず、百鬼丸
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