JONさんの映画レビュー・感想・評価

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ビッグバグ(2022年製作の映画)

3.2

ジャンピエールジュネの作品が好きなので鑑賞
相変わらずセットや小道具がとにかくお洒落で可愛い。
今回はコメディー色が強くて密室劇なので、元々クセのある監督ではあるけど観る人を選ぶかなぁ〜と。
人間の滑
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

5.0

ギレルモデルトロ監督の良さが全開でした。コマドリアニメーション独特の空気感や質感がこの作品にとてもマッチしてました。
細かい造形やストーリー展開もキャラクターへの愛に溢れていてとても贅沢な作品でした。

ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.8

子供の時大好きだったけど、タイトルがしばらく思い出せずに久しぶりに観ました!
演出のノリが80年台から90年代のオーバーアクションでとても型にハマった演出ではあるものの、小さな宇宙船の動きや住人のアパ
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

3.8

映画と考えると映像の面では今の綺麗な絵に慣れて来てるのでもったいない感じがしてしまうのですが、ナレーションがない事でターシャが自分の家を案内しながら一緒に庭を眺めたりご飯を作ったりしてる感じがして来て>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.2

ゾンビものでも走るか走らないかでかなりテイストが変わるので(戦い方が全く変わってしまうし)違うジャンルになる気がしました。
この作品がゾンビになってしまうということと、元々人間だった(身近な人だった)
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.8

3DCGに抵抗があったけど、こんなに滑らかになったんだなぁ〜と感心してしまった。
GANTZに表現があってたのもあると思う、特に戦闘シーンやメカニックは凄い良い感じでした。
対して普通の会話シーンや歩
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに見返しました。
ダラボン=感じ悪い映画撮る人なイメージですがこの作品がその真骨頂な気が、、、
ウォーキング・デッドの第一シーズンはダラボンだったのでキャストが凄い被ってて今見るとおお‼︎って
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イノセンス(2004年製作の映画)

4.2

今の時代に観るとやはりその当時の最先端技術を使っているところ程馴染みが足りなく見えてしまうけれど、攻殻機動隊自体の根底にあるアナログとデジタルに対して、この手法はツールと表現したいものが一体化してるの>>続きを読む

Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.2

劇場で3Dで観たので迫力や息遣いも感じられて凄かった。
クラシックバレエを基礎としたコンテンポラリーダンスにも色々なアプローチがあるけれど、ピナバウシュの情念を感じさせる振り付けや演出は映像との相性が
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.5

低予算でも脚本でとても面白く感じさせるタイプのとても良くできた作品でした。
主人公と一緒に追体験して行く過程が飽きずにずっと楽しめました♫
映画を観るという体験も自分の人生を客観的に観る事が出来る一つ
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氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)

3.2

山口小夜子さんの見たことのなかった映像と山本寛斎さんの素直な感じがするコメントは良かったですが、最後の再現してみるところは映画としては蛇足だった気がします。
再現する事によって彼女が作って来たものであ
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ヘルレイザー3(1992年製作の映画)

2.8

1.2の方が好きだったな。
こう言うタイプのお話はあんまり規模を広げない方が面白い気がする。気持ち悪い振り切りも広げた事で弱くなっちゃってる印象。
話を広げるならやっぱり脚本がしっかりしないときつくな
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ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

3.2

もうホラーというカテゴリーではないですが、
造形はやっぱり良いし、意外に気持ち悪かったりっていう表現をやりきれてない映画が多い中振り切りが見事です。
ストーリーは求めてはいけないですね。

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.2

造形の素晴らしさにポイント‼︎
ストーリーも流れも突っ込みどころは多々あるけれど、
それを超える造形とドキドキ感を保てるテンポ感がある。
やむ終えずVFXを使ったところは1987年の技術に拙さがあるも
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

映画館で見て来ましたが、一回ではとらえきれなかった要素がたくさんあったと思うので、また繰り返し観たい作品です。
とても丁寧にアニメーションで情景や仕草が描かれているので自然とすずさんに感情移入してしま
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

思いっきりエヴァなのですが、それはつまり庵野秀明カラーって事でそこが好きかどうかで評価は分かれると思いますが、まずこれだけのものを今の日本で作れた事が嬉しい!
視点を絞ってある意味突き放して描くことで
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.2

映画として残す事にとても意味のある作品だと思う。
色々な仕事があるけれど、なんてヘビーな仕事だろうと思う。
映画が終わった後に、すごく色々考えさせられる作品でした。

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

ヤン・ティルセンの音楽が素敵。
ジュネの作品の中でも可愛くて見やすい映画だと思います。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

とても映画的な表現で全体が描かれていて、演出も丁寧で、良質な日本映画だと思う。
そこまで点数が高くないのは、自分をこの作品のなかに投影できるキャラクターがいなかったので、そこまで入り込めず、残念だった
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

ファションがなんといっても可愛いし、お洒落な映画で、途中のカメラを動かしながら日にちをファションが変わることでみせる演出とか好きなポイントは沢山。
メリルストリープの演技はさすがだと思う。
ただ、落ち
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.5

私はかなりはまった側です。
今の時代にこんなに長い尺の映画は受けないだろうけど、この作品に関しては見せ続けてくれる力強さがあった。
園子温監督の演出力の確かさが役者さんの役へのハマり具合で見て取れます
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天使の処刑人 バイオレット&デイジー(2011年製作の映画)

3.5

役者さんが魅力的な作品。
ソフトストーリーで好き嫌いは分かれる作品だと思うけれど、私は楽しく観れた。
ジェームズ.ギャンドルフィーニが凄くキュートで演技も丁寧で好きになってしまう。
ストーリーも、一見
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セブン(1995年製作の映画)

5.0

満点なのは、映画好きになるきっかけを作ってくれた作品だから。
学校の教室で、映画好きなメンバーで集まって「セブン」について語り合った記憶が凄く楽しい思い出として残ってる。
今でも定期的に観る作品。
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.7

劇場で観た後3日間ほど引きずった作品。
個人的に凄くささるポイントがあってどっぷり浸かってしまったけれど、橋口監督ならではのユーモアがあって、所々凄く笑えるポイントが流石だと思った。
ちょっと気まずい
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インセプション(2010年製作の映画)

3.8

最後の間延びした感と、落ちの感じが違えばもっとポイント高かったかな。
設定も好きだし、ワクワクするポイントがいっぱいで好きな場面はたくさんある。
最後に向けてせっかく盛り上がってたのに雪山が絵的にも尺
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.8

個人的にはデヴィッドフィンチャー最高傑作と言っていいほどの映画だと思う。役者や美術など細部に至る演出までとても丁寧に作られていて映画を映画館で観るという体験を豊かにさせてくれる映画だと思う。
この作品
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