サム・ペキンパーということで期待していたんやけど、今の感覚からするとどことなく牧歌的。
ドクは強盗仲間のルディをきっちり殺さないし、指名手配で面が割れているのに変装もしないで買物したり。最後のホテルで>>続きを読む
いよいよラスト。
もう言及しなくてはならない、中村玉緒。
お浜さんにお豊さん、ついにはお銀さん。
やりすぎちゃう、と思うけど、当時は待ってましたって感じやったんでしょうか。
盲目になっても腕は一級>>続きを読む
何がしたいのかよく分からない格好つけおじさん机竜之助は置いておくとして、脇役に注目。
まず、宇津木兵馬、愛嬌のあるくりっとした目に、いかにも誠実そうな若武者。
お松さんの山本富士子さん、きれい。まだ存>>続きを読む
中里介山原作。こういう話やったんか。
大衆小説として人気を博したとのことやけど、机竜之助をどう受け止めればいいのか。
「斬りたいから斬る」と豪語するニヒルな辻斬り。
格好つけてるのは分かるんやけど、生>>続きを読む
前半、綿矢りさって感じでコミカルだったのが、だんだんと重たくなっていく。
ヨシカがイチをあきらめてしまったのが残念。話、合っていたように思ったけど。
長いけど、後半、ぐっと締まって面白くなってくる。
ニューヨーク麻薬捜査局の汚職がハンパない。
ニュースでしか知らなかったワレサの人となりが分かる。
情に厚くて、タフで、口が立つ。
何度も逮捕されるが、目を覆いたくなるような拷問シーンなどはなく、そういう意味では単調かと思うが、ポーランドのロッ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ヴィースラー大尉はドライマンのピアノを聴いて変わったというより、ピアノはダメ押しだった様に思う。
興味のない芝居に連れてこられてクリスタの演技をオペラグラスで見た時、彼は目を見開いたように思えた。
ク>>続きを読む
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司法試験に受かるくらい頭はいいけど、ダメなおじさん、鷲田完治の再生の物語。
尾野真千子演じる結城冴子がよく分からない。
彼女の行動が、後の鷲田完治の隠遁生活とそこからの再生に繋がるのだから、重要なは>>続きを読む
終盤、兄を殺されたテリーは銃でジョニーに復讐しようとするが、神父はそれを卑怯者のすることと言って止める。
公聴会でジョニーの犯罪を告発することこそ、正しい行いだと。
だが、テリーはその結果、手配師から>>続きを読む
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公開当時、評価は低かったらしいが、1と2に思い入れの無い者からすると、全然良かったと思う。敵は更に強大になり、オペラハウスでの暗闘は盛り上がる。
教皇の死まで出てきてやりすぎでは、と思ったら、なんと実>>続きを読む
堂々の200分。途中、インターミッションも挟む。
マイケルの若い時と、ドンになってからのアル・パチーノの表情がぜんぜん違う。
これまた登場人物が多くて、誰が味方で誰が敵か、誰が誰と組んで裏切ったの>>続きを読む
ウン十年振りに再鑑賞。
アル・パチーノが若い、マーロン・ブランドが渋い。
昔見た時は登場人物が多くて途中からよく分からなくなった記憶があるが、今回はwikiのおかげで助かった。
ただ、自分はヤクザや>>続きを読む
グロはまあ、ちょうどいい塩梅。
VFXはもう少しって感じかな。
指が切れるところとか、アキレス腱を切られてくずれるように倒れるところは良かったけど、腹を一文字に切られて内臓が出てくるところは一瞬ダウン>>続きを読む
“自分のさみしさってさ、なんか自分だけのもんで人に分かってもらった気になってごまかすのって、なんか嫌じゃない?”
“そんなの格好つけてるだけだよ”
“じゃあ、それでもいいけど”
袴田吉彦と片岡礼子の>>続きを読む
大宮二等兵の暴力は敵ではなく常に上官に向けられている
有田上等兵のやる気のなさといい、ごりごりの反戦映画やったんやね
良いシリーズなのに、なんで平均点以上に思えないのか、多分、ロバートに悲しみみたいなものを感じないからだと思う。
美しい物語だった。
ただ、自分にはエミリア·ジョーンズの歌は刺さらなかった。
このレビューはネタバレを含みます
ネタバレを読むと、ラスト、ロゼッタはガス自殺を図るが失敗するとある。
チャプターを何度が戻ったけど、背中からのショットなので、正直、ガスのコックを開けたところは分からなかった。
終わり方は良かったと>>続きを読む
もっとチープな出来かと思っていたけど、ピークォド号は本物の帆船だし、クジラの特撮も迫力があった
過去から未来へと流れていく時間が当たり前と思っているけど、必ずしもそうではない時間感覚があり得るのだと、難しいけど、感じさせてくれるところが良い。
エイリアンのビジュアルは古典的だけど。
中山美穂と松下由樹が黒い、黒すぎる。
で、小杉くんだが、これは恋愛に臆病なヤツというより、ダメな人では。織田裕二は確かこういうキャラ、嫌いやったんとちがうかな。
中山美穂と織田裕二が結ばれることの>>続きを読む
ホイチョイ第2段。
海底の宝探しをモチーフに、またしてもドタバタが繰り広げられる。
水中スクーターって言うん?、あれは楽しそう。
この世界では将来に対する不安とか、社会に対する不満とか、何もないん>>続きを読む
さすが野木亜紀子の脚本、最後まで一気に魅せる。また、実際の内実もこんなんだったんじゃないかと思わせる塩田武士の原作の力。
小栗旬の阿久津は、飄々としたところと熱いところのバランスが良い。
ハルレオの二人のやさぐれた雰囲気と楽曲にギャップを感じてしまった。
あと、あんなにカッコつけてる志摩がステージでは借りてきた猫。