JTKの映画メモさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

JTKの映画メモ

JTKの映画メモ

映画(3382)
ドラマ(58)
アニメ(0)

ロサンゼルス(1982年製作の映画)

3.5

娘なぶり殺され復讐の鬼と化す、ブロンソン。
還暦超えてアクション少なめ、ブロンソン。
嫁を必ず出す、ブロンソン。
なかなか面白かったよ。
うーん、マンダム。

遠い雲(1955年製作の映画)

4.0

デコちゃん演じる後家さんを巡る、初恋の人田村高廣、亡き夫の弟佐田啓二との三角関係を描く。
めちゃ面白かった。
後半なんてスペクタクル。
映画を司る全ての要素がハイレベル。流石、木下恵介。
佐田啓二のオ
>>続きを読む

マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)

4.0

ノア・バームバック監督17年前の作品か。
ここんとこの熟れてきた作風と比べると小品とも地味とも言えるが、なんでもない日常を切り取るままのスタイルはケリー・ライカートみがあって、Filmarksの平均ス
>>続きを読む

ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~(2023年製作の映画)

3.0

まあまあ。
しかしいくら映画だからデフォルメしとるとはいえ白人母の無神経さは非現実的すぎる。
映画に対して"非現実的"と言うのも非現実的だが。(苦笑)

切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.0

当時の画の再現力と雰囲気は良かったが、結構ウトウトしてまった。
つまらんかったからなのか眠たかったからなのか、大半ウトウトしとったんでわからん。
ビル・ナイなのに勿体無いことした。

恋は光(2022年製作の映画)

5.0

すんごい良かったんで最近西野七瀬のファンになった嫁と2度目の鑑賞。
映画の出来が頗るいいのは前提として西野七瀬の魅力を最大限に活かした監督の力量に改めて舌を巻く。西野七瀬が今後もこのレベルの作品に恵ま
>>続きを読む

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

荻上直子監督といえば「かもめ食堂」や「めがね」の緩くてのほほんとしてハートウォームなイメージで、そのサナトリウム的空気感が気分によっては苦手でもあったが、この作品はちょっと違って少し辛めの死生観が反映>>続きを読む

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.5

わしがカウリスマキの気分ではなかったのか、この作品が散漫なのかわからんが、前作ほどオモロくなかったな。駄目でもないが。

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

観るのが勿体なくて公開時以来の再鑑賞。
やはり、圧巻。
若干の綻びはあったように記憶してたが完璧な作品だった。
沖縄で戯れるシーンは何故か目頭が熱くなった。
もうね。これ観たら「骨」を擁護する気持ちに
>>続きを読む

ヒヤシンスの血(2021年製作の映画)

4.0

かなり良かった。
1980年代のポーランドで実際にあった、ゲイをリストアップし監視下に置く施策「ヒヤシンス作戦」を基にした作品。
共産主義時代のポーランドならさもありなん。
終始陰鬱なムードで展開され
>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

これは絶対映画館で観なければダメな作品。
記憶力皆無の自分の為にまずは記しとく。
「ミツバチのささやき」が特別すぎるんで、ちと心配だったが全くの杞憂だった。
とてつもなく良かった。
いつものように整理
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良かった。

青春の一瞬の煌めきや儚さが、あざとさとは程遠いさりげなさで綴られた友情物語。
"センチメント"はちょっとした匙加減で臭くもなるが、丁度いい塩梅の抑えた演出が抜群に良かった。
>>続きを読む

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

5.0

Twitterで今知ったんだが、今日は健さんの誕生日らしい。
それを知らずに今作をさっきまで観てた。
正直、作品自体はメソメソした臭みの強いもので全然好みではないんだが、そんなことどうでもよろしい。
>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

5.0

生きとし生けるものの残酷さと尊さを同時に謳う。
それにそっと寄り添う青葉市子の音楽と歌(エンドロール)が抜群に良い。
また、キャスティングが映画の肝だと思い知らされた。
優れた映画。

侠客列伝(1968年製作の映画)

3.5

任侠映画の健さんほどカッコいいものはない。
ワンパターン万歳。
ほんでラストはいつもの大量虐殺でポン。
ちと尺が長いのが難点。90分くらいがベスト。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

情緒を排したリアルな語り口は変種のホラーとしてめちゃ怖くて面白かった。
よく出来てた。

リベリオン(2002年製作の映画)

4.0

この映画のことは全然知らんかったが、高純度なSF的設定といいキレのいいガンアクションといい、かなり楽しめた。
やはり犬と女には勝てんな。

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

3.0

犬映画でもあった。
犬可愛い。
役所さん強いな。やはり。ギュッと引き込まれてしまう。
キャスティング豪華で楽しかった。

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.0

この類ではかなり良く出来てる方だにゃあか。尺もベストでダレることなくめちゃ楽しかった。起承転結もGOOD。
目玉食い違って吐き出した目玉を他人が飲み込むシーンは大爆笑。
一緒に観てた嫁は二度と観たくな
>>続きを読む

吸血鬼(1967年製作の映画)

3.5

映画で初めて見るシャロン・テート。若くて可愛くてオッパイたわわ。その後の運命を思うと胸が痛くなると同時にタランティーノの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に思いを馳せる。
あの映画の"i
>>続きを読む

エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

3.0

ティルダ・スウィントン目当てに鑑賞。
「サスペリア」に続いて、またもや一人二役。
ジョアンナ・ホッグ監督の個人的な作品みたいで、可もなく不可もなくって印象。
でも、ゴシックな雰囲気とティルダは十分堪能
>>続きを読む

破戒(1948年製作の映画)

4.0

「破戒」の映画を観るのは市川崑監督作含めこれで3本目になるが、流石木下恵介、叙情的なこの作品が最も良かった。
キャスティングが良い。
宇野重吉がめちゃくちゃ良かった。
この作品のような社会派、他にもコ
>>続きを読む

サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

それほど悪くはないが、中途半端。
冷徹に笑い飛ばすか徹底的に胸糞にしてほしかった。
しかし、ジョニデの娘ジョニデにそっくりで笑えた。ヴァネッサ成分2割くらいか。(笑)

フリードキン・アンカット(2018年製作の映画)

4.0

「フレンチコネクション」「エクソシスト」「恐怖の報酬」は大大大傑作だったでな。
また色々観たくなったよ。
合掌。(-ノ-)/Ωチーン 。

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

4.5

犬じゃなくて鳩か。猫と。
いっぬ
いぬ
いぬ
いっぬっぬー
いーぬ
いぬ
いぬ
いぬんぬいぬいぬ
いぬっぬー

というわけで。
たぶん感性の鈍い人には退屈なだけのケリー・ライカート作品。
ハマると沼だ
>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.0

かなり面白かったが、ラストはやりすぎ。映画でアレをやったら映画ではなくなる。アレさえなければ満点でも良かったくらい。
それと、この視点は絶対男のものではないな、と調べたら、なんのことはない根本宗子さん
>>続きを読む

ヴィル(2023年製作の映画)

3.0

ドイツ軍がヴィルに甘いのは映画の綻びではないかな。
それはさておき。
ヴィルの自己保身は英雄的な人物像よりリアルではあったが。
全体暗すぎる。

終身犯(1962年製作の映画)

3.5

実話とな。
素行の悪い終身犯が刑務所の運動場で雛を拾い育て、やがては専門家も驚くような鳥博士になるって話。
鳥の撮影も苦労したのが窺えるし丁寧に撮っていた。
こんな作品珍しいので、なかなか面白かった。
>>続きを読む

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

4.0

無駄がなかったんで174分の長尺も飽きずに楽しめた。後半はコミカルでさえあった。
それにしても中野学校恐るべし。
元々身体も精神も丈夫だったんだろうが、あの苦境を乗り越えたのは一重にマインドコントロー
>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.0

二人の演技はとても良かったし坂井真紀など脇も良かったが、わしには"多様性"が押し付けがましく感じられた。
映画は何も主張しなくてもよい。うざい。

ローラーボール(1975年製作の映画)

3.0

子供の頃以来の再鑑賞。
微かに覚えてて懐かしくもあったが、その頃観ていた「ジョーズ」「タワーリングインフェルノ」「エクソシスト」とかと比べると見劣りするしつまらんなーという子供心に感じた印象と今も変わ
>>続きを読む

ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)

4.0

ここんとこニーナ・シモンにハマってるんで観てみた。
歌の深みからして、それなりの背景があるんだろうと思ってたが、ビリー・ホリデイほどではないにせよ、やはりあるんだな。差別がほとんどだが。
このドキュメ
>>続きを読む

眠りの地(2023年製作の映画)

3.5

面白くはあったが。
悪者の方をもうちょっと掘り下げてもらうというか憎き悪人として描いてもらわんと負けた方も気の毒に思えてしまうんだな。そこまでコテンパンにやらんでも、と。
結局金かよ、とも思うし。

CODE8/コード・エイト(2019年製作の映画)

3.5

メジャー映画みたいに超能力者がヒーローじゃなくてマイノリティになっとるアイデアが面白くてなかなか楽しめたよ。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

5.0

感動。感無量。
「LIVE AID」のドキュメンタリーなのにアメリカのみとは片手落ちだなと思いながら観てたのも束の間、50人近い一流のアーティストたちの音楽の力にねじ伏せられた。
あのメンバーで、たっ
>>続きを読む