JTKの映画メモさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

JTKの映画メモ

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過去のない男(2002年製作の映画)

4.4

好きだわカウリスマキ。徹底して一貫した眼差しや唯一無二なカウリスマキ節を前にして作品毎にもはやとりたてて言うこともないし言う必要もないが。人々の心に希望の明かりをホッコリ灯すのが映画の役割ならカウリス>>続きを読む

伯爵(2023年製作の映画)

3.7

実存したチリの独裁者ピノチェトが吸血鬼として生きていたという奇天烈なストーリーなんで背景知ってた方が楽しめるだろうが映画なんて事前に勉強して観るもんではないと唾棄するには勿体ないほどの映画的快楽のシー>>続きを読む

フレッチ/死体のいる迷路(2022年製作の映画)

2.9

つまらなくもないし面白くもない。微妙。
かかってるJAZZは良かったが。
それにしてもすっかりおじいちゃんになってたカイル・マクラクランには驚いた。

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.0

くだらなさこそ福田雄一なのに、割とまともなミステリーになっとって、緩くておバカな笑いが少ない。お馴染み佐藤二郎の出番もアドリブも足りん。残念。斬り。しかし出てくる女優さん橋本環奈筆頭にみーんな可愛い。>>続きを読む

マーニー(1964年製作の映画)

3.8

【過去鑑賞】


映画とは全く関係ないが、ここからは、
【Filmarks含むSNSでのユーザーの"キャラ変"について】

匿名をいいことにSNSでキャラを極端に変える輩。これが不思議。何故なんだと。
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.9

陰惨な実話を胸糞だけで終わらせることなく希望の光も灯す。流石ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。時間軸行き交う構成が巧みで77分の尺も丁度良く無駄がない。佳作。独善的な妄信に囚われた輩が度々同じような事件を起こ>>続きを読む

十戒(1956年製作の映画)

4.6

久しぶりの再鑑賞。古今東西のドラマの雛形的要素を詰め込んだような物語性とCGではない大量エキストラ投入の圧倒的スケールで3時間40分を飽きさせない。稚拙な特撮も脳内補正。初めて観た中学生の頃、興奮して>>続きを読む

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.0

チンコモロだしのバックショットがあったが確実にわしだとキンタマでチンコ隠れるぞ。それはさておき。説明的ではなく成功する映画もあれば雰囲気だけで終わる映画もある。これは後者。そりゃ兄妹の過去には何かあっ>>続きを読む

恋のミニスカ ウエポン(2004年製作の映画)

3.3

このポスターを見ながら『恋のミニスカ ウエポン』と音読してみると頬が緩むと同時にチンポが心なしか少し勃ってくる。観てみたら予想通りのしょーもなさ。なーんも期待しとらんもんで美人さんの綺麗な脚剥き出して>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

3.7

こういった問題に関しては諸々読んでいたんで別段驚きもしなかったし人間ならこのくらいやると思っているし娯楽映画としてのクォリティもイマイチだったが、これが映画になったこと映画に出来たこと、タブーが白日の>>続きを読む

パッション(1982年製作の映画)

1.0

【過去鑑賞】
0点がないから仕方なく最低点の1.0。
確かリアルタイムで観たが殆ど覚えていない。
だが、この映画ほど淀川長治さんが言った「ゴダールは映画の破壊者」という言葉が身に沁みた作品はないと思っ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.8

つまらん。前作は普通に面白かったが。ラスト情緒過多な上に引き伸ばしすぎ。それが日本含めてアジア映画の悪いところ。

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.9

絵画の如き陰影の美しい映像と流麗な音楽が題材にピッタリの佳作。とびきり無垢で可憐なスカヨハに終始うっとり。フェルメールの有名な絵に纏わる物語なんで実話と思ったら創作だそうな。この時スカヨハ19歳。わし>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

4.6

いやはや素晴らしい。この独特の唯一無二の味わいこそカウリスマキ。忘れた頃に何気に観ると心底ホッとする。色彩や照明や間合いの"拘り方"のみ類型を探すと小津安二郎か。劇中のフィンランド歌謡曲みたいなのがこ>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

3.7

各国の美人スパイが手を取り合って悪いヤツと戦うスパイアクション。漫画だわ。細かいこと言い出したらキリないが絵空事だからナーンも考えず楽しめた。なかなか面白かったよ。この中ではダイアン・クルーガーがちん>>続きを読む

1日半(2023年製作の映画)

4.0

実際に起きた人質事件を基にしたハートウォームなヒューマンドラマ。大味なヒロイズムとは真逆な派手さのない等身大な人物描写が胸に沁みる良作。後半の戻るに戻れない夫婦関係の悲哀の描写やそれを演じる役者も過不>>続きを読む

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

5.0

「午前十時の映画祭」にて再鑑賞。やはりホラー枠に入れておくのが勿体無いくらいの大傑作。本筋は悪魔との戦いだが少女の孤独とカラス神父も含め家族の断絶の映画でもある。重曹的で強靭な筋立てと冴え渡るフリード>>続きを読む

ノック・ノック(2015年製作の映画)

5.0

ほりゃ断れんわ。アナとロレンツァ二人の美女に誘惑されチンポ吸われ昇天したと思いきや二人は豹変キアヌ虐めに虐め抜かれるドMな展開に。めちゃ面白かった!ラストの息子のセリフがまた最高!(笑)。アナのオッパ>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.0

アメリカの漫画映画に疎いんで「シャザムって聞いたことあるな」とか「ジャスティスなんちゃらって聞いたことあるな」とかな。周辺前後を知らん故に逆にそれらが気になって集中出来なんだ。アメリカのカスカスの娯楽>>続きを読む

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)

3.7

インドネシア映画なんて初めて観たわ。矢継ぎ早に繰り広げられる肉片飛び散り内蔵飛び出すアクションがストーリーに捻りが無い分逆に面白かった。この際その動機なんてどうでもええだろ(笑)。ラストにかかった曲は>>続きを読む

地球の限界 “私たちの地球”の科学(2021年製作の映画)

3.0

「今ならまだ間に合う」とは思えない。 
人間がそんなに賢ければ、今頃戦争など起きていない。
ここ数年の気温上昇は止まることを知らず、普通に考えて、近い将来、人が快適に住めるエリアは限られてくるだろう。
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ウェイン・ショーター 無重力の世界(2023年製作の映画)

5.0

極限まで丁寧に綴られた一級のドキュメンタリー。大好きなミュージシャンなんで何もかも興味深いし面白かった。マイルスとの出会いの件はゾクゾク。不幸続きの晩年のことは何も知らんかった。H.ハンコックとともに>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

2.8

ほぼ会話劇。つまらん。ルーニー・マーラが可愛かったので最後まで観れたが。映画自体が現実社会の諸々の問題の暗喩かと思ったが実話だそうな。それも10年くらい前の。物申したいのはわからんでもないが映画なのに>>続きを読む

わが町(1956年製作の映画)

4.0

典型的な不幸続きの人情劇。普通ならウェットなお涙頂戴映画になりそうなところを、雇われ仕事もそつなくこなす流石名匠川島雄三。カラッとテンポ良くコミカルに仕上げるその手腕。拍手。
主演の辰巳柳太郎の名演も
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デモンズ2(1986年製作の映画)

3.4

前作の舞台だった"映画館"が"マンション"になっただけであとは同じ。いい意味で捻りもなく延々と続くチープな特撮のデモンズ群との戦いは怖いというより微笑ましい。
また、スミス、カルト、デッドカンダンス、
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

個人的怨恨からの犯罪が、ここまでシアトリカルだとリアリティ無いし無理がある。
あ、そういうことか。という意外性のみはまあまあ面白かったが。

ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

4.2

30年以上ぶりの再鑑賞。当時は「ラ・パロマ」「今宵かぎりは」等の耽美&デカダンなシュミットらしさが希薄になり健常者向けの映画に成り下がったとガッカリした印象だったが既に"らしさ"も忘却の彼方。面白かっ>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

2.6

前に観たような気がしてたが、やはり観てた(苦笑)。
こんなつまらんかったっけ。
せっかくのデンゼル・ワシントン演じる悪徳警官がちいとも魅力的ではなかった。
かといって絵に描いたような師弟(バディ)モノ
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愛と死の記録(1966年製作の映画)

3.9

量産されてたこの時代の日活作品にはあまり感心したことはなかったが、これは良かった。
映像も音楽もいい。
「空も海も空気も、みんな二人のもんじゃ」
こんな台詞も素直に沁みる。
吉永小百合さんは坂本龍一さ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.6

生きたままモグモグ。笑える。(笑)
一番可愛い娘が食われんかったのが予定調和でちと残念。でもラストの露出過多の衣装はエロくてGOOD。
人非人みたいなこと書いとるけど所詮作りもの。楽しまんとな。けけけ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.0

「ライトハウス」の監督なんで身構えたらなんてことはないシンプルな復讐譚。
北欧を舞台としたダークで重厚な映像と頗る魅力的なキャスティングが相まって見応え十分。面白かった。
アニャのお尻も見れたし。アニ
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.6

ガル・ガドット、カッコええわ。
美人な上に長身でスタイルいいとアクションも映えるな。
そこそこ楽しめたが。
やはり諜報部員は団体行動より単独行動でなきゃ。
あと敵役がガル・ガドットと同等バリューの役者
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