このレビューはネタバレを含みます
憧れの映画業界で働きはじめて1ヶ月を過ぎた頃。雑多な仕事はおおかたこなせるようになってきたけれど、ミスは絶対に許されないという緊張、憧れと現実の乖離に対する違和感、一向に先が見えない焦燥感、毎日少しず>>続きを読む
旅愁溢れるロードムービー、ボーイ・ミーツ・ガール映画として観ることも簡単なのだけど。
この映画が作られた翌年にロシアがウクライナに侵攻して、フィンランドがNATOに加盟したことを知る私たちは、主人公>>続きを読む
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海に浮かぶビニールボートに揺られながら父親が言う「父さんには何でも話せるんだよ」という一言の残酷さたるや。
これは多分私が両親との離別や親としての経験がないからなのだけど、自分が30歳前後になってこ>>続きを読む
人間なら腹立ててみろ!
奥崎謙三は走る。話す。問う。怒る。怒る。怒る。泣く。
そうすることでしか生きられない彼の姿を通じて、
戦争が人間に与える影響の酷さに私たちは目を焼きつけないといけない。>>続きを読む