janomeさんの映画レビュー・感想・評価

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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

香港と本土の発展がどう影響したかかなり体感的に描かれていたのは予想外。不動産バブルの恩恵より弊害が強かったとは…そもそもそういう内容だとも思わなかったけど…。香港映画としての発展も、中国全土の経済環境>>続きを読む

ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(2019年製作の映画)

4.0

ジャズは全然詳しくないからわからないかなと思いつつ鑑賞したら、予想を遥かに超えて胸打たれてしまった。

ジャズや音響に詳しくない人間でも、見ればベイシーに関わる人たちが語っていることの一旦でも、確実に
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.0

今年の個人的年間ベストということで、今更記録

ジュディ・ガーランドの、輝かしく切ない人生をその両面から捉え、かつその人生の終幕を見事に描けた作品だと思う。


特に好きなのはラストシーンからのラスト
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.9

立川シネマシティにて鑑賞

こんな良いコメディに出会えるとは思わなかった。

スペシャの作品という事でもう少し真面目な感じかと思ったけど、こんな笑わせられるとはとても良い予想外を体験させてもらえました
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クルードさんちのはじめての冒険(2013年製作の映画)

3.8

やはりクリス・サンダースの冒険ものにハズレなし

王道やベタなものをど真ん中に描きながらも、それでも細部を丁寧に描くから飽きずに見られて、物語が加速していくワクワク感にどんどん引っ張られる。
だから広
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ウォーレン・バフェット氏になる(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

こんな相場なので、バフェット氏に学んでみようと鑑賞。


at&tを10代で空売りしてる時点で恐ろしい才能の持ち主だったんだろうけど、バフェット氏を信頼する親の存在も大きかったように思う。

また実際
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.1

映像技術は単に総天然色なだけで無く、フィルムのコマで記録できていないはずの部分も滑らかに動いている。
この技術的には驚いた。
音声や音響面もこんなに再現できるのかと驚きが絶えない。

これだけ再現でき
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音楽(2019年製作の映画)

4.1

どんな形でも良いから、自分が音楽に求めているのは気持ち良さなんだと気付かされる。

型が無いから良いとか上手いから良いとかでなく、聴いて気持ち良いか、弾いて気持ちいいか、どこまでいっても最終的に音楽に
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.9

事実と違う面も多いようだが、まず映画として面白かった。

実際のところ知識がないので現教皇がこんなに革新派なのか詳しくはないが、世界で最も歴史ある組織の一つであるイエズス会の長が、このような人なので有
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.8

率直に
「あぁ、良い山田洋次の映画だなぁ…」
と感じてしまった。


今やる必要があったのかとか、果たしてこれは寅さんなのかという意見もあるだろうけど、自分は今こうした形でも寅さんを見られて良かった。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

噂に違わぬ素晴らしさ。
これこそ映画を見る意味を思い出させてくれる。


設定は過去のゴッサムだけど、今現実で起きている事にしか見えなかった。


ジョーカーが現実離れした存在のように振る舞い、映され
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.0

名前は知っていたものの、この前ちゃんと見たのだけど、こんなに凄いとは…これが100年も前のものとは信じられない。100年て…

古典映画はベン・ハーみたいな舞台劇の延長のイメージだったけど、なんのなん
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大脱出3(2019年製作の映画)

3.2

なんというか、勿体無さが目立ってた…

アクションで光るところもあるのに、回収しないところが多すぎたり、謎のシーンが多くて、そこをもう少し変えればもっと良くなるのに…と勿体なさをずっと感じてしまった。
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

4.0

カリテの先行上映にて鑑賞
正直トークイベントがあるのすら分からず行ったのでイスラエルパレスチナ問題は全く門外漢だけど、めちゃくちゃ笑ってしまった。


逆にいうとただ単純コメディ映画として面白い。もう
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.9

正直そこまで熱烈なMCUファンではないので、そこまで期待していかなかったら…
ほんとナメててすみませんでした…


エンドゲームはもちろん凄いと思ってはいたけど、MCUという世界の話しから先へは行かな
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.9

とても良い映画に出会えたことに感謝。


青春バディモノとしての王道な骨組みと、あまりにも素敵すぎる曲の組み合わせ。
更に王道なありきたりだけではなく、細かいカットやカメラへのこだわりがひしひしと伝わ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.1

こんなに素晴らしい作品だったとは…劇場で観るべきだった

とてつもないセンスの応酬、一見するというナンセンスな物見も見えるけど、それがむしろ2人の心の純粋さをつぶさに表してるように感じられる。


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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.5

作品を見終わった後、あまりの衝撃に見終わった後に放心状態になってしまいました。


この作品は、人が持っている能力という「事実」を描いた物だと思います。


この作品を見る前に、シャマラン監督が母校の
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今までに見たことのない描写や、これまでになかったような演出の仕方はハッとさせられるものが非常に多く優れていたと思う。

まるで実相寺的なパースの取り方とも言えるような、ただ若干引き気味で映している俯瞰
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.8

率直なところ、評価し難い。
賛否で言えば賛だが…

全体的には良いと思う。
しかし肝心なところが今作では描かれていないため、次作に期待と言ったところが率直な感想。

前半は重厚な作戦の展開や、戦闘場面
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.7

ジャンル映画と侮ることなかれ、ジャンル映画としての楽しさと、そこに油断している視聴者を驚かせる仕掛けや描写の豊富さで、とても満足できた。


わかってはいても細かいところにつっこんだり笑ったりしていま
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

何かが好きだったり、物を作ってる人には刺さる人が多いと思う。

この作品の魅力は、ジェームスが現実を知った上でもなお更にブリグズビーのことを好きになっていったということだと思う。

どんなに否定的な事
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

評判を聞いていて、単純なイデオロギーがテーマならこんなに評価されないだろうと思ったら、まさにそんな単純な作品ではなかった。

構造として表面的に見えている部分が本質ではないというのはやはり面白い。
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『ハン・ソロ』鑑賞しました。

賛否で言えば否。
率直に言って凡庸で、このくらいのどこかで見たことあるものをスターウォーズの一作品としてわざわざ作ったことに疑問を感じる。



新たに出会う仲間との関
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

非常に衝撃的な事実を、当事者の監修の元作っただけあり、見ただけで事件の場にいるような、トラウマになりかねないほどの心理的負担を体験できる重厚な造りとなっている。

事件のシーンを見ているときは、50分
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全体的にはレベルが高い作品、しかし決定的に説明不足で不自然な点や、偶然により感動を誘うところがあり、その点が惜しい。

決定的に不自然なのは、ディクソン警官の処遇の部分。
彼がレッドへ暴行した件が、懲
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禅と骨(2016年製作の映画)

3.9

ヘンリ・ミトワ氏が非常に衝撃的な人物であるため、それだけでインパクトには申し分ないです。
圧倒的な存在感がこの映画のとにかく濃い部分を作っています。

素材が圧倒的なのもあるものの、それを、どんな人に
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.3

全く予想してなかったけど、個人的に湯浅作品の中でピンポンを超えて一番好きになった作品だった。

画面の構成力で持っていく力がとてつもなく強い。脚本も王道ばかりでない部分は良かったけど、演出の圧倒的な力
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

LOGAN、遙かに予想を超えてた。まさにラストにしてベスト。ラストだからこそベストにできている。ラストである事をきっちり成立させて、シリーズラストの意味を活かしきっていた。

3世代ロードムービーなと
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.0

非常に素敵な映画でした。
東日本大震災があった後に公開となったことが、とても良いタイミングだったと思います。
構想のきっかけは東日本大震災ではなかったということですが、企画が延期になり今の公開に繋がっ
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王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

トム・ティクヴァ、トム・ハンクスコンビという事で期待したのですが…正直残念でした。
全体的に、起きた出来事の結果ばかりを羅列されていて、そこに至る文脈がかなり省かれた描き方をされているので、疑問ばかり
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.1

ザ・コンサルタント拝見しました!非常に面白かったです!

アクションシーンはもちろん、散りばめられた要素がどれも惹きつけられるものが多く、終盤になるにつれどんどん引き込まれていきました。
ベン・アフレ
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