Jasminneさんの映画レビュー・感想・評価

Jasminne

Jasminne

鑑賞メーターから順次移行します。

映画(178)
ドラマ(18)

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.4

邦題がマヌケだからスコアは下げる。
作品理解をしていたらそのまんま「サフラジェット」がいいに決まってるじゃないか。

ドブネズミみたいな身なりの夫がネイビーのジャケットを着て玄関に現れた時にオッサンや
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僕とカミンスキーの旅(2015年製作の映画)

3.6

実在しないカミンスキーという天才画家が存在しているかのように見せる上手い作品。
金もなく無名の美術評論家(ライター)が出演しているテレビのシーンなんて秀逸。本物に見える。
シーンが絵に変わるところもす
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

2.9

小児性愛者の疑いをかけられて裁判になるところはハラハラしたけど、この人はその点は真っ黒なグレーだと思った。
亡くなってからの評価は大変高く絵も高い値段で売れているようだけど、人としてはかなり問題がある
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.3

15年も前の作品なんだ!びっくりした。
絵をわかってくれる人が側にいないと作品作りはつらくなるだろうとフェルメール目線で映画を見てしまったが、グリートの目線で見るといつも暴力にさらされて才能はいいよう
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皆さま、ごきげんよう(2015年製作の映画)

2.9

うっすら無声映画だった。たまに喋る。登場人物が多いからラストに回収されるのかと思ったら、思ったら。

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.3

超こわい。いちばん怖いのはカフェで食べ残しをかけられるところ。あの怖さはなんだろうと思ったらちゃんと出てくる。
シスターシップ二連発を見せられたら怖さも中和される。これ以上書けない。

マザー!(2017年製作の映画)

1.6

嫌悪感が残った。
「ダンサーインザダーク」に匹敵する嫌な作品。何かを批判しているようで批判されるべき何かに寄り添っていないかと思った。「ダンサーインザダーク」は死刑制度に無批判な態度が不愉快。受け入れ
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.0

試写会で見て、CS放送で見て、またWOWOWで見て、何回見てるだろう。
試写会に一緒に行った家族が「初めて見る」と言い出したので当日の出来事を全て並べ立ててやったら「上映中寝てたかも」と言い出した。
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女優マルキーズ(1997年製作の映画)

2.7

最初の1時間がしんどかった。眠くなるなる。
史実とは変えてあるだろうしかなり端折っているようだ。妊娠で舞台を降ろされたのとはwiki読むとなさそうだし。
イザベル・アジャーニの映画だと思って録画してお
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.1

12年も経ったなんて信じられない。
ボンドのアクションシーンが猛烈に痛そうになった記念碑的作品。
金玉カキカキのシーンなんて絶叫できる。

S.W.A.T. 闇の標的(2011年製作の映画)

2.4

ガブリエル・マクト目当てで見たからストーリーが雑でも問題ない。
ガブリエル・マクトはもっと売れていいんだけどなんだろな、ここ止まりなんだよな。
SWATと言えば人質もなんでも撃ち殺しておしまいにする人
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.8

ミュンヘン五輪で映画といえば市川崑である。
この作品が公開された時に見に行かなかった。ヘヴィな話を160分も映画館で耐えられると思えなかった。自宅で鑑賞したがドラマよろしく3日かかった。ビンジウォッチ
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ある過去の行方(2013年製作の映画)

3.1

ミステリーだった。
主役の女性の恋愛体質が全ての自分の不幸せの原因なんだけど本人はそんなこと思ってないもんな。他人のせいだと思ってる。子どものせい、別れた夫のせい、結婚しようとしている相手の妻のせい、
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彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.5

作品読解を間違えておった。
イランは400万人の宗教警察が私服も含めて活動しており、国民がレジャーに出かけるのはつかの間の息抜きだとわかった。だからエリが消えても警察に行けないし、なんの責任も取れない
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.3

警察があてにならないと言って自分で妻が襲われた事件の調査と報復を始める主人公。
その行動が生活全般を蝕んでいく。事件の噂を近所の人たちに立てられるが見ているこちらも具体的な事件の内容はわからない。妻が
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.1

中年の好きな歌がたくさん出てくる。ストーリーは安心して見ていられる。

エル・クラン(2015年製作の映画)

3.5

独裁政権で働いた人は転職は望めなかったんだろうけど、このオヤジは簡単に人を殺すよね。なんとも思ってないだろ。
オヤジがオヤジでいるために金がかかるんだろうな。生活を家長として維持できなくなったらジ・エ
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西遊記2~妖怪の逆襲~(2017年製作の映画)

3.3

前回とはスー・チー以外全員演者を入れ替えておる。
猿が近衛十四郎にそっくりで旅の活劇としては面白い。玄奘もけっこうスケベな坊主だしな。純愛に見えるけど煩悩にも見える。
もう美男子をキャスティングする必
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西遊記 はじまりのはじまり(2013年製作の映画)

3.5

二年ぶりに見た。
坊主(玄奘)に毛がないのは猿がむしったからというあのシーンはこの二年間一度も忘れたことはないよ。
続編を見る前におさらいした方がいい。だってこの作品みたいにキャストが続編で総入れ替え
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

3.3

東出昌大の棒演技をこれだけ生かせる役と演出があるだろうか。
黒沢清が愛を信じていることはわかった。私も信じてますよ。この作品で描かれる愛と私の愛は違うかもしれないけど。
ラジオドラマや朗読劇でもいけそ
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.4

冒頭30分はめちゃくちゃ笑える。「どんなバラバラ死体?」なんて好奇心をそそられる言い回しである。

じゃない方の黒沢の作品は90年代後半すごいすごいと学校の先輩が言っていたけどすごいね。役者に体で表現
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ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

2.7

いきなり英語で喋るから驚いたよ。ジャック・ドゥミとアニエス・ヴァルダならフランス語でしょ!
マリーアントワネット役の人はちゃんとしゃくれてた。マリア・テレジアの子どもはしゃくれてたってのは定説なので史
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

怖大笑い。続編は撮るんだろうな、しっかし。「スタンド・バイ・ミー」といえばそれまでなんだけど、親殺しのチンピラのその後を知りたいから続編は撮ってほしい。

ブルゴーニュで会いましょう(2015年製作の映画)

2.5

家族の再生とワイン製造の過程をリンクさせている。そこは上手いんだけど、ラストシーンが鼻についた。

泳ぐひと(1968年製作の映画)

3.3

原作はよく書いたよね。海パン一枚の主人公なんてありえない小説だもん。
子どものような歳の女性を口説くシーンは超絶気持ち悪い。風刺画と思えばスッキリするのだけど。

八月の鯨(1987年製作の映画)

3.4

二人で支えあって生きているところにちょっとでも邪魔になりそうなものは断る姉の意地悪なほどの態度は仕方ないのかなと思っていた。
最後の方では妹の方がガツンとやっていて痛快だった。
ふだん大人しい人がガツ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

自民党杉田水脈的ディストピアとでも言おうか。「生産性」とやらを理由にリプロダクションのみを是とした社会を突き詰めると当然殺し合いまで行くし、その反動とも言える裏社会も生まれる。裏社会の中身も殺し合いま>>続きを読む

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.4

ギリシャ悲劇になぞらえてるのに喜劇なのは面白い構成だ。すごくヒットしたこととミラ・ソルヴィノがこの作品で売れたのは覚えていた。なんとなくつまらなさそうだと思って見てなかったけど見なくて損していた。

愛を弾く女(1992年製作の映画)

3.3

LGBT映画だと思ったんだけど。安楽死を主人公が引き受けるシーンであれっと思った。
冷たい人で凍てついた心の持ち主でもなく人に言えない事情を持った人なんじゃないのかな。それが「A heart in W
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ある天文学者の恋文(2015年製作の映画)

2.9

内容を書くわけにいかないから書かないけど、どんだけ束縛強いの?って思った。
ちゃちゃっと残してやるものを残してやればいいじゃない。そしたら山崎豊子の世界になるからダメか。
トルナトーレ監督はイマイチ人
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.7

NASAの宇宙船が落ちてくるのはもはや反則。そこまでの描写は笑っていいのかすら分からなかったけど、宇宙飛行士がアラブ系の女性の家で迷子として世話になるあたりから「笑っていいんだ」と腑に落ちた。
笑って
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探偵なふたり(2015年製作の映画)

3.4

まさかのその展開ってのが最後の30分につまっている。
女房の尻に敷かれてる情けない亭主と見るか、生活協働をしっかりやる亭主と見るか。実はそこがトリックの根底にあるものとも関わってくる。
これ以上は書け
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わらの犬(1971年製作の映画)

4.0

カチャってダスティン・ホフマンにバイオレンススイッチが入る音が聞こえた。
災害と災難に強いのはコンタクトレンズよりもメガネ。やはりメガネを枕元に置いて寝よう。
ボコボコに殴られた顔して女房がベッドで休
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突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.0

ゲーテの「親和力」が作中に出てきた。作品は「親和力」へのオマージュなのだなとそこで気づく。1997年に柴田翔が訳書を出していて途中まで読んで挫折したのだが4人の男女の関係を描いているので「突然炎のごと>>続きを読む

ジュリエッタ(2016年製作の映画)

3.8

アルモドバル監督は女性の苦悩を描かせるとナンバーワンだよね。
人を予言のようなもので怖がらせる人は本当に良くないし、そういう人が身近にいたら遠ざけるのが最良の策。
失踪した娘の失踪した理由はスクリーン
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