ゴーストバスターズを今回女性が主役ということで批判が集まっていたようだけど、女性が主役で何が悪いというのだろう。
ケビンの扱いって男性が主役の映画の作品の女性の扱われ方だよね。ルックスが良くて電話応対>>続きを読む
完璧なフィクション。オールセットだなんて信じられないよ。銀色のビルとか近未来風になっている部分でセットだとわかるんだけどそれにしてもすべてが本物。フィクションを撮るための本物を監督がわざわざ作って救済>>続きを読む
全体としてグダグダとおり、伏線の回収もうだうだとしていて疲れたよ。こういう青春劇はもういいよ。
堤真一と風間杜夫が好きだから見たけど、全体として陳腐。信長の時代に平等という概念なんかあるわけない。現代だって理念としての平等はあるけど実施は別問題でしょう。それから女性の自立と男の抑圧からの解放を描>>続きを読む
尊厳死というものに疑問を持っている。自己決定に見せかけて本当は抑圧をかけている場合もあるだろうし、それは特に障害や老いの場で現れやすいと思う。命を自分で選別するようなことを尊厳と言えるのかどうか。そこ>>続きを読む
いつもの三谷幸喜のドタバタ。毎回同じ感じなんだけどなんで売れてるんだろう。見ずに批判はできないから見るけど、どうも毎回セルフコピー製品を見せられている感じがする。オリジナルは「やっぱり猫が好き」という>>続きを読む
あっさり権力の末席にいる人にシンパシーを感じるものなのだろうか。そこから暗転するんだけど、検閲の厳しかった戦時中書きまくった太宰治は権力の目をかいくぐって書きまくって発表していたことを思えばぬるい脚本>>続きを読む
家父長制は惜しみなく子や女性から奪うものだけど、本作は母が父の代理人として惜しみなく奪う。家父長制の中での犠牲者であると同時に加害者でもあるわけで、意識が変わらないと都会に出ても同じことだ。
013>>続きを読む
「ミッドナイト・イン・パリ」ホームドラマバージョン。
凶悪犯の履歴のある人にセクハラ込みで言いよられてその気になるか?成立しえないファンタジー。
だけど昨今日本で誤解されているリベラル=左翼というのが>>続きを読む
最後にちょっとだけ希望を持たせてくれる。
ブラックジョークがキツすぎてたまらん。人種とか障害とか何ヶ所か笑えないところがあった。
「アニー・ホール」は私の永遠の名作の一つなのだけど、あの時からあまりウ>>続きを読む
ウディ・アレンは節回しが好きなんだけど、このぺドフィリアの傾向がどうしても受け入れがたい。ファンタジーと言えばそうだが、それでも気持ち悪い。
この作品の音楽はうまく使われてて好きだ。
生きてる時からイヤミなエコの人だった恋人が亡くなってもっとイヤな人になって戻ってきてた。
生きていても別れた人が現れたらイヤなもんだ。
タイトルを見てエロ映画だと思ったら大間違い。階級問題の映画だった。しびれた。時間関係なく光が夕焼け気味でとてもきれい。
フランス映画で似たような光の加減の映画があったけど思い出せない。エンドロールの韓>>続きを読む
英文学とゾンビシリーズで何作品撮れるかな。おすすめは「嵐が丘とゾンビ」です。ヒースクリフを超える「怪物」を生み出せるのか。
元の作品世界を壊さずに登場できるんだからゾンビは存在自体が奇跡だな。
ガキ連れの黒づくめの男も悪くない。世話の焼ける兄貴が死んで世話の焼けないガキに誘拐してもらって人生のミソギが終わった感じ。だから、三つ目のBBは撮らなくていいんだろう。一作目にあった明確なアンチヘイト>>続きを読む
なめた口のきき方の取材カメラが戦略的にやってることが終わりの方でわかる。途中、そのやり方にイラッとくるけど法の下の不平等の暴露が目的なら目的は達成できている。
ヤクザを壊滅させるのに人権に手をつけたら>>続きを読む
美しい踊りの映画だと思って見始めたら女性のキャリア形成とそのキャリアが陥没するかもしれない恐怖との戦いの映画だった。
特殊な人の特殊な事例に収まらないのは西野麻衣子の母の出産体験の時の話が聞けるからだ>>続きを読む
マストロヤンニって大好きなんですよね。
働かない親父、どん臭い感じ、でもとってもハンサムでチャーミング。そのどん臭い感じがこんなに若い時に出た文芸作品でも存分に生きていてマストロヤンニの良さをたっぷり>>続きを読む
コロニアル趣味で21世紀の感覚ではイラッときつつも、なんというか悪くない。コロニアル趣味を満たしてくれるし、旅の情緒もあってそれなりに楽しい。3時間たっぷり楽しめる。
まずそうなスの立ったプディングとか家庭の匂いをどこに出すかすごく工夫してる。家庭の話と地域の人との関係ときちんと始末をつける展開になっていて散らかっているところがなかった。評価が高いのも納得。10年前>>続きを読む
プロになりきれない半端者の役者のように見せかけておいて、すごく知的で現代思想に精通している主人公が支配と被支配の関係を暴いて行く過程がよかったな。モチーフになった「毛皮のヴィーナス」そのものがポルノか>>続きを読む
まつり縫いに失敗した印象が残る。不法滞在を選択する時点で破綻に向かうじゃんね。
2回目。前回と同じ感想を抱いたので私は成長しないタイプ。ジェニファー・コネリーの演じる女性が偏屈で自分で自分に疲れそう。ひとり森昌子みたいな人がいたけど、前回見た時も森昌子みたいだと思った。ちなみに今>>続きを読む
ゾンビ映画の秀作。たくましくなさそうでたくましい人生ルールは大したことない人生を送る人にとっては実践的な人生訓になる。
歯磨きのチューブみたいに中身が出るゾンビなんて言い方してるところは気がきいてい>>続きを読む
杉浦直樹のスクリーンデビュー作。暴力主義とお役に立たない警察権力を批判している佳作なのにその脚本を書いた石原慎太郎が堕落した権力者なのだから、作品論と作家論は別に論じられなければならないということ。
真相解明は敢えてしなかったんだろうけど、それは暴力の肯定になるのではないかと思うのだけど。結局、芸術的成功と商業的成功を同時に手にして終わったけど舞台裏をみせられるとそれはまやかしじゃないのかとか、す>>続きを読む
登場人物の平均年齢が高い。山形勲とかだもんな。変にヘヴィな感じがした。体の形が若者じゃないんだよな。シルエットがオヤジ、ディテールはヤング。
日下部五朗が進行担当としてクレジットされておった。ヤクザ映>>続きを読む
人形劇男は死神だよね。ベロニカのことをあまりにも知りすぎている。逃げても追ってくるのが死神だから見つけられたら最後。
死神ファンタジーというジャンルがあるならこれが最も美しい映像と美しいストーリーでは>>続きを読む
みんなマヌケでみんないい。
ユロさんが買い物カゴに入れてる鮭が犬にめちゃくちゃ吠えられてるところで大笑い。鮭が産卵中みたいな顔をしていて、それと同じ顔をした犬が吠えてるんだもん。
妹夫婦の自宅がSFム>>続きを読む
思悼世子を悲劇的に描く作品は多いけど、これはちょっと違っていて権力に向いていない人という面にスポットが当てられている。一見、思悼世子を悲劇的に描いているようだけど生き残れない王子の運命を嘆く親である王>>続きを読む
ハムレットのセリフと世界観をそのままで現代に移している。事前情報なしに見始めたら舞台が現代でどういう展開、どういう現代化をさせているかじっくり見始めたら、そういう手入れをしてなくてちょっと驚いた。しか>>続きを読む
独裁政治に手を貸した連中の変わり身の早さったらないね。素早い。独裁者を倒した後にまた独裁者が現れるメカニズムが情緒いっぱいに描かれていて景色もいいし、刑務所に入っている間にシャバで居場所を失くした人の>>続きを読む
有名な骨の決闘シーンはビックリする。なめらかな動きがコマ撮りとは思えないほど。他にも土ぼこりのリアリティとか、リアリズムの追求を特撮でやる。これがこの作品の見どころだと思った。
「ゲームの規則」鑑賞。
1939年の第二次世界大戦前のブルジョワジーの暮らしぶりは豊かだよ。絵のようだもん。狩りのシーンでうさぎをホントに撃ってたよな。動物実録みたいなドキュメンタリーのような撮り方を>>続きを読む
クレジットカード破産のお説教みたいな映画だった。そのくせちゃんと楽しめたのはなぜだろう。原作を読めばその謎が解けるのだろうか。
もうちょっと作品について考えたいんだけど、細かいところが気になった。なぜ>>続きを読む