Jasminneさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

5.0

裁判記録等を読んでいるので、それらと比較して事実への忠実性は守られている作品だと思った。
ユージーンらのことは、私の読んだ資料には載ってないから知らないのだけど、ユージーンの水俣病の作品群は一度見たい
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襲撃 BURNING DOG(1991年製作の映画)

4.0

何年か前にFilmarksに入っていないから、登録依頼をして無視されていたものがやっと入ったか。
実話をベースにしているということを念頭に置いて見ると、見る目が変わる。私は実話ベースと知っていたから、
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ロケットマン(2019年製作の映画)

2.2

才能と金のあるヤバい人に見えた。
養子縁組制度の裏にいる人身売買ブローカーとかいろいろ聞いちゃったので、冷静ではいられないラストシーン。

011

沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

3.5

フランスは戦後ナチ協力者のことは棚上げして、国家再建をはかった。それを知っているとラストシーンは国家の思惑のイヤらしさを汲み取らずにはいられない。
マルセル・マルソーは偉大な人物だし、子どもたちが迫害
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ゴースト もういちど抱きしめたい(2010年製作の映画)

5.0

演出が陳腐であることを忘れさせてくれる鈴木砂羽の概念の具現化力。
親友を裏切る友人という概念というか思い込みを形にしてる。一流の役者だよ。その一点に満点。

009

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

2.3

シナモンティーが飲みたくなるけど、三谷幸喜は嫌い。
毎回おんなじような人ばかり、人物造形も役者も。つまらん!

008

試合(2020年製作の映画)

3.0

審判の緊張ときたら、野球と比べ物にならない。野球はぶったるんでるのがいっぱいいる。
試合を見ている人を見る映画だと思って見たけど、面白かった。

BS松竹東急は秀作が集まっているから、気をつけで見るこ
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フィガロに恋して(2020年製作の映画)

3.7

娯楽作品としても努力する人の話としても面白かった。
メーガン先生がジャガーさんみたいだけど、最後にジャガーさんじゃなくなるのも人間観察として面白い。

005

バニシング:未解決事件(2022年製作の映画)

5.0

Filmarksの評価が3.3でよかった。2点台なら泣く。
すごくよくできた作品だけど、人物描写が甘い。主要な登場人物の家族関係とか、もう少し人を見せてほしかった。そのために2時間作品になってもよかっ
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.8

ワインスタイン制作であるという一点を覗いて完璧な作品。
法廷劇としても歴史と向き合う姿勢としても完璧。

003

忘れられた皇軍(1963年製作の映画)

5.0

良質なドキュメンタリーで初めができて毎年無駄に映画を見ていた甲斐があった。これはいけるとか、鼻が利くようになる。


001

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

5.0

公益服務として5年勤務する主人公。最後の1年を山の学校で教員として過ごすことになった。
本人は乗り気じゃないし海外移住したいし、どうなるかと思ったら、質の高い教育のためには教室の箱だけあっては足りない
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ニューイヤー・ブルース(2021年製作の映画)

3.5

どうでもいいんだけど、白人と話す時の仕草が懐かしのスーパードライのコマーシャルみたいになってるのは、なんでなん?

201

頑固者(2018年製作の映画)

5.0

今年一番の恐怖体験。生きてる人間より怖いものはない。

199

オールド(2021年製作の映画)

3.3

映画館ならストーリーに迷って困ったはず。録画だったから気になるところは巻き戻して確認した。

192

釣りバカ日誌スペシャル(1994年製作の映画)

3.4

唐突に宍道湖で犬神家テイストが入ってきて、そういう時だけ職人技使うのやめてけれと思った。
加勢大周も出てたり、なかなか懐かしい面々。
走って追いかけ回すような奴は警察に突き出して話終わりだけどな。あん
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.9

満足度が高いミステリ。法律の都合でどうにも出来ないものをどうするのかと、その手順が面白かった。

190

ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)

4.3

原案はジャン・コクトーなの?
完璧な80年代作品。今同じものを撮ったって緊張感なんて伝わらないでしょ。核戦争で地球が滅亡するかもしれないという緊張感はいつ失われたんだろう。冷戦終結して即時緊張感解除で
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.4

キース・ムーンみたいな子どもと向き合うのは大変だよ。
随所に出てくる子どもたちのインタビューが大人顔負けのコメントで感心した。「私のことを知ろうとしないのに批判する人がいる」ですって。おっしゃる通り。
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

4.0

ビョルン・アンドレセンの伝記映画。生きてる人でも伝記といいのだろうか。

色んな作品のモデルになった美少年であるビョルン。『天才柳沢教授の生活』にもビョルンが出てくるし、『ベルサイユのばら』のオスカル
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ラッキー・ライフ(2010年製作の映画)

1.8

辛気臭くて見てられなかった。
『ミナリ』は同じようなトーンなのに身につまされる物語として堪能できたが、本作は出来なかった。

185

声もなく(2020年製作の映画)

3.8

田村正和が若いころに出演したろうあの青年の映画を思い出した。
本作の主人公は聞こえるけど話せない様子。ブッチャーが本職なんだけど、表向きは堅気の商売をしている。「ゴッドファーザー」でもブッチャーが出て
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