じみーさんの映画レビュー・感想・評価

じみー

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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.4

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ベトナム戦争の帰還兵を扱った『ランボー』や『タクシードライバー』とは帰還兵の描写は重なる所はあったが、それよりも映画全体を通して原作が基になっているというのが結構印象強かった。映画の途中途中で黒澤明の>>続きを読む

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.6

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印象的だったのはゲイリーオールドマンが大統領に将軍を解放するように詰め寄る場面で、「私の祖国をギャングと商売女に売り渡した」と言った所で、結局はテロリスト側が全員死亡して目的も果たせず、最後は痛手もな>>続きを読む

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

1.0

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内容はそこまでつまらなくないと思ったけど、描き方がクソで、アメコミヒーローのバッググラウンド映画かと思った。脚色の仕方でこんなにつまんなく出来るんだと思った。なんならポピール主人公でも良かったと思った>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.6

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個人的には一作目の方がFBIの見習いとしてのクラリスの頭の良さとゾッとするようなレクターの明晰さが事件を解決するのにうまく機能していた印象で、今作では主人公がかなり頭が切れるからか、レクターがキャラク>>続きを読む

ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

3.4

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台詞が面白かった。1に比べて結構回りくどい展開だったけど、ゼウスと喧嘩しながら進んでいくのが面白かった。冒頭の看板持ったマクレーンには笑った。

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.7

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全部面白かった。物語も登場人物もリアルな世界観の一部として映画の中に配置されているのに加えて、安っぽい展開にならずにすごくドラマチックな方向に進んでいくのも面白くて、特にテロを装った強盗という筋書きは>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

4.1

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ここ最近見た中で一番面白かった。特に良かったのは母親と神父の2 人を2つの物語に分けてそれぞれがどう出会うかを詳細に描いていて、2人が繋がっていく過程で、物語に段々と引き込まれていく所だった。物語が展>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

2.2

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冒頭の猪を撥ねる所から履歴書男殺す所までは物語の展開に興味あったけど、守屋が死んだ辺りから最後にかけて結構どうでもよかった。散々「島が」って言っていたけど結局それが島の人たちにとって何なのかが示されな>>続きを読む

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.9

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先に前日譚の方を見て青春映画っぽい印象を受けていたけど、オリジナルの方はRDRで見たような終わっていく無法者の時代に取り残され、そして保安官に追い詰められていく主人公たちが描かれてその物語は特に良かっ>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

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無駄に緊張感を引き伸ばそうとするのは、珍しいことじゃないけどこの映画を見てなおさら不必要だなと思った。メーガンの情報を盗む社員の場面があったけど、上司がクソ野郎ならその場面なくても復讐の動機に繋がると>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.8

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前半のガス漏れの所までは良かったけど、後半になるに従って雑になった。色々な登場人物が死にかけるのに誰も死なない展開が不必要だったのと、家族とヴァチカンとの繋ぎ方が乱暴でそこで結構ストーリーどうでもいい>>続きを読む

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

1.5

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宣伝のひとつとして多彩なキャラクターを強調していたけど、次々出てくる割にそんなに印象に残らなくて、人数いても結構どうでも良かった。笑った場面は多かったけど、正直面白くなかった。

獣兵衛忍風帖(1993年製作の映画)

3.5

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時代劇なのにアメコミ風な世界観に惹かれた。物語の展開上必要な獣兵衛の過去などについては触れていたけど、獣兵衛の戦い方や陽炎の体質についての説明はほとんど無くて、簡潔なのが個人的に好きだった。

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.6

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シンプルな物語に加えて、個人的に浜辺近くの民家に隠れてからの部活動のような雰囲気、暇の持て余し方が印象的で、それが暴力的な場面とのコントラストがありながらも同じ線上にあるのがヤクザのリアリティなのかと>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

3.8

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印象的だったのは、主人公が道楽で生きる実感を得ようとしても、目は虚ろだったのに、とよという同僚の女性に感化されて、その人の一言で主人公が周囲の人がおもわずゾッとするまでの変化をしたところ。そして、周り>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.7

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個人的に人間の尊厳よりも、いつ人は自分の道を進むのかというタイトルにも通じる生き方を登場人物に垣間見た気がして、それは主人公のマクマーフィーもそうだけど、特にチーフのラストの場面はそれを如実に感じた。>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.7

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映画内で出てきた「見上げてごらん夜の星を」は自分の中でタイムリーだったのに加えて、三上の兄弟分のお姐さんが言っていた台詞この二つを映画全体を通して想起する場面があって、そこからこの映画のタイトルまで繋>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

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ロバート・パティソンのバットマンは良かった。シャープなバットマンかと思ってたら意外とゴリゴリしていたのと、アクション自体も良かった。気になったのは話のバランスが微妙だったのと、テンポは遅くないけど話が>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

コメディが良かった。後半の話の重さを考えてか、冒頭からシュールな笑いを入れてきて、実際面白かったから良いと思った。
正直、フラッシュよりバットマンの方が印象強かったし、マルチバースを全面に出してきて、
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.4

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前作より悪役が好みだった。デヴィット・シューリス自体は好きだけど役が微妙だった。
物語の展開も意外だったけどワンダーウーマンの人物像に深みが出てて好きだった。
気になったのはチーターと終盤の展開の2つ
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ブレイド3(2004年製作の映画)

2.8

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ラスボスのインパクトが薄かった。途中から下っ端がやるような仕事してて、頭の中には「?」とプリズンブレイクで「マイコー!!」って叫んでる時の顔しか出てこなかった。
ブレイドはブレイドで血清の効き目とか関
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ワイルドキャット(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ハリーを見てランボーを思い出した。
一緒にいた女の人は決断力が凄くて、面白い人だと思った。「キアヌがリーブするまでここに居る」って言ってるシーンで少し笑った。

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