A鯉justさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.5

コナンに出てくる事件くらい犯行の手口も動機も甘いが、なんかジャズがかかっててカーチェイスでフランス以外のカルチャー要素があってと見るには面白い作品だった。
どこのシーンを切り取っても画になるような洒落
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ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.3

とても痛々しい。三部作の中で一番カラックスの自分語りが激しいです。僕がもしカラックスならこれ作っても絶対知り合いとかには見て欲しくないですね。
ひとつひとつのシーンに魂が入っている天才的な作品です。

コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

4.2

中学二年生の時分にずっとモヤモヤしてたルルーシュとC.C.のその後。最終回を何度見てもやっぱりルルは死んでいないと信じていた。
その思いがあった分、この映画が発表された時はかなり戸惑った。10年ちょっ
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ハッシュ!(2001年製作の映画)

3.8

ゲイカップルと風変わりな一人の女の話。会話劇に近い感じで、すっっごいよかった。
片岡礼子さんって、すごいいまっぽい演技というか、あの時代に先取りし過ぎた感じがする。
血縁だけじゃない、なんとなくだけど
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彼女来来(2021年製作の映画)

4.1

一度見たらわすれないってこの事なんだろう。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

旧劇、新劇、Qを通して全てのキャラが救われた感じがした。
後半につれて、いいシーンが多すぎる。ゲンドウとシンジの対話。僕が知ってるミサトさんの帰還。式波・アスカ・ラングレーがはじめて、ただの女の子にな
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蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.4

三途の川を挟んだふたり。桃源郷。

序盤の咀嚼音混じりの映像がけっこうきつかったりする。

憎み憎まれの兄妹愛。いや、これは愛なのだろうか?

家族間は最後まで薄っぺらく、結局兄貴を信じることができな
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若葉のころ(2015年製作の映画)

3.3

台湾版 おら、奈落に落ちる。
三つの時系列が面白いです。とにかくエモい気持ちになる。
台湾の学校ってなんであんな白いんだろう。

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.1

小学生ぶりに。むっっちゃおもしろかった。
東宝のマークから始まり、『ゴジラ』の題名が表示されるオープニング。不気味な咆哮が響き渡る。つかみは最高。20世紀FOXとスターウォーズくらい相性が良い。
いま
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WASABI(2001年製作の映画)

3.6

リュック・ベンソンお得意のジェットコースター展開。

フィフスエレメント、ミラ・ジョヴォヴィッジにはシャネルを

本作の広末涼子にはクレージュを

とにかくかわいい女の子にかわいいアイテムを与えるのが
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

無駄な思念で涙を流してしまった。
ここ二、三年正しく生きることへのテーマが多い気がする。
自分の、理念に、正しく、生きることが世間からはアウトサイドになるだなんて。変よなぁ。

海獣の子供(2018年製作の映画)

4.0

これはすごい。すごいの一言。

なかなか見たことないアニメーションでした。感動した。

終始登場人物の目がパキパキ。

ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2018年製作の映画)

3.7

まさかのBallet Mécanique。ほんとにいいセンスです。

アネモネが創造したせいか、ドミニクがまったく違うキャラ。イケメンすぎる。

設定は相変わらずよくわからない。

制作の都合もあるん
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.7

JR側と警察の捜査がうまくいかん感じのイライラが良い。

宇津井健や千葉真一の緊張がほんとにみててハラハラするんですが、

これは個人的な意見やけど、

高倉健いらんかったなー。

ダークヒーロー的な
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.6

後半は80年代の邦画を観てるような不思議な気分です。
菅田将暉さんはほんとに器用やなぁ。
誰かが誰かになろうとする無常。それに必死になる人、笑う人、それでいいと肯定する人。俺もそれでいいと思う。なんで
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.9

優しさに泣けました。ラストもほんとに切ない。ずっと添い遂げたい人を見つけることは本当にかけがえないのない、大切な事と思います。

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.7

見終わった後に君はいい子の題名に救われます。
大人はどうしようもないとき恐怖と暴力でしか子供に向き合えない。教育って難しいんだろうな。でも、子供に優しく向き合うと、子供も優しく育つのはそうだと思います
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激突!(1971年製作の映画)

4.4

父にみろみろとしつこく勧められて早十数年。どうせならでかい画面で見たいなぁと思いずっと楽しみにしてた。

冒頭、前のタンクローリーが煙たいような、そんな何気ないハイウェイの風景。

ここに予想もしない
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ゲット・オン・ザ・バス(1996年製作の映画)

3.8

1995年のミリオン・マン・マーチ、デモ行進に向かう黒人男性のロードムービー。

一人一人の主張が強い。

単に黒人といってもイスラム教徒もいればゲイもいる。

主張はそれぞれでも目的は一緒。

結果
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.8

ナオミ・ワッツとローラ・ハリングのツーショットはずっとみてても飽きない。

ジャスティン・セローもぶっきらぼうでかっこいい。

最後まで見てもぐるぐるとわけのわからない映画。ウロボロス。

さすらい(1975年製作の映画)

3.2

のんんんんびりと、こんな風にゆっくり自分の問題を解決していけたらいい。
こんな広いところに生きてるんやから、あせらんでええわなぁ。

何者(2016年製作の映画)

3.1

え、就活てこんなやばいん??
主人公の自分の悪いところがわからないって言うのは自分と同じなので、なんか怖くなりました。もっと明るい就活の映画ないんですか?

中国女(1967年製作の映画)

3.8

毛沢東、マルクス・レーニン、マオマオ。共産主義の詳しいところや当時の情景はよく知らないが、なにより偏っているとはいえ自分達で授業し、議論する若者の姿には感銘を受ける。
時に恋人をののしり、主義に傾倒し
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

3.8

単純な男同士の友情にみえてけっこう歪。

「まだまだ始まったばかり」って、僕もほんとにそう思います。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

およそ高校生ぶり?のスピルバーグ。

やはりジョン・ウィリアムズの音楽がいい。

話はそこそこ、

ディカプリオかっこいいなぁもありつつ殆ど技法やそっちへの関心が高い。

『キャッチミーイフユーキャン
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.6

彼女の結末になんとも言えない気持ちになる。

なんでこんなに切ないのだ。

刑務所の中(2002年製作の映画)

3.2

日当たり良好な懲罰房が快適そうすぎた。
刑務所レビュアーな山崎努の一人語りが良い。