Jiyongさんの映画レビュー・感想・評価

Jiyong

Jiyong

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

後半部分ネタバレ有

さんよぷちゃん目当て(スティーブンユァン)
ヤンキー根性最高!
舐められて無気力になる描写とか、生き物を舐めてる感じとか丁寧に描くことで後半がめちゃくちゃ活きる。
絶対に這い上が
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惜春鳥(1959年製作の映画)

3.8

異性愛規範/悪しき男らしさをぶった斬る作品のように感じた。
会話のテンポも良くて映画観れない病にかかっていた僕でもとても見やすい文芸作品で好きです。
これから少しづつ木下惠介やっつけていきたい。

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.2

下手に感情的にせず、ドラマティックにしない演出はよかった。ドキュメンタリーを見ているような感覚。

あのデモはかなりおかしなことを言っているのでそこに対する批評性はもう少し欲しかったかな。

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

3.0

移動する景色とかキャラクターの表情表現とかイマイチスゴい!と思えるものがなくて2作目は見ないかな。

マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

3.0

昭和30年代の田舎、妹さがしなんてトトロを彷彿せざるを得ないんだけど、見知らぬ道まで足を運び妹を探す不安と焦りが絵的な演出で見事に表現されているのがトトロなので、そこまで感情移入も客観的な感情の理解も>>続きを読む

太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年製作の映画)

3.8

ただの冒険活劇じゃない。ただのファンタジーじゃない。ホルスは後にも先にもホルスだけ。独立した作品。

村の見せ方が良すぎるな。人間の愚かさとかいじらしさへの肯定はこの時から一貫している。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.8

DVD持ってるけどTVでやると観ちゃうよね。

冒険活劇は基本的に退屈しちゃうんだけど、宮崎駿の凄さって冒険活劇によくある突飛なアクションに整合性をつけちゃうところだよね。ありえない動きをアニメーショ
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いわさきちひろ 〜27歳の旅立ち〜(2012年製作の映画)

3.5

高畑勲が影響を受けた絵本作家岩崎ちひろのドキュメンタリー。
アツくありたいですね。

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

3.8

愛すべきコメディ。愛すべきチエちゃん。

吉本芸人の味のある声と芝居に凄腕アニメーター達、鬼の演出家の手が加わってリアリズムの追求が見られる秀作。

<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

3.5

制作風景があまりないからか、片渕須直めちゃくちゃ人当たり良いやん…ってずっと思いながら観てた。
優しい人が映画を作ると残酷になるらしいが、その通りかもね。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

こちらの方が片渕須直のやりたかったことが伝わりやすいのではないかと鑑賞。

描かれている部分も描かれていない(描くことができないとかすずさんが知る由もないところとか)部分も含めてあまりにもグロテスクで
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王と鳥(1980年製作の映画)

3.8

素晴らしい!

詳しい解釈や感想は高畑勲の本を読んでから。

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

3.5

台詞回しが不条理物っぽくて良かった。最初の時系列の組み換えも面白い。
途中何が何だかわからなくなったけど。
また恥をかかせたな!

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.5

本当に高畑勲は偉大だ。どの作品を見てもそう感じる。

これはフェミニズム映画であり、都会と田舎(対比や加害性)を描いており、家父長制、貧困と中流階級などあらゆるものを描いた作品である。探せばもっと色々
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劇場版 ATARU(2013年製作の映画)

2.7

数年ぶりの再鑑賞。

10年来好きな女の子に出逢えた大切な作品ではあるけど、ASD当事者としてアタルの描き方はあまりにも雑なように感じる。
サヴァン症候群やASDの誤解が生まれるだろう。僕ら/彼らは見
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(1990年製作の映画)

4.0

再編集版のみ鑑賞。

三作の中で一番好き。スコセッシに怒られたのかな?ってくらいマイケルの印象が変わってよかった。宗教画みたいな描き方は避け、人間・マイケルに踏み込んでいる。
テーマは贖罪なのだが、そ
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.7

これこれ、こういう湯浅政明が観たかった。

物語はまあ、原作ありきだろうしちょっとウーンって部分も多かった。シュルレアリスティックな表現とか物語とミソジニーって切っても切り離せないのかな。精神分析って
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.2

ステレオタイプのお姉さん、クライマックスで無視されるサブキャラ達というセカイ系の枠組みから出られていない印象は否めないが、アニメーションはよかった。
子どもの好奇心を大人にも共有できるように作られてい
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.5

2周目。
原作、ドラマシリーズのファンとしては、嬉しいパロディだったりキャラクター設定があるので嬉しい半面、気をつけないといけないところに配慮できてないよなというのが正直な感想。(クィアベイティングの
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

5.0

何から語れば良いのかわからない不朽の名作。
宮崎駿作品で一番好きかもしれない。

これを見ると自分もどんぐりを拾うのが好きな溌剌な子どもだったことを思い出させてくれる。
宮崎駿作品は子どものための映画
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マーターズ(2007年製作の映画)

2.8

ドランが一瞬出るからと観た作品。マージでかわいいねあんたは。

B級ホラーのようなアートフィルムのようなB級ホラーのような…… カットとかレイアウトがホラーの不文律をぶち破ってて面白かったけど、ダサさ
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.5

3DCGは苦手だけどゲラゲラ笑いながら見た。
テンポは良い(テレビ放送用の編集も相まって?)けど若干くどい。
なんか絶妙なイギリスいじりあって笑う。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

不朽の名作。全シーン良い。

大平晋也の釜爺シーンマジで好き。安藤雅司が宮崎駿にこのシーンの線だけは残してくれと頼んだくらいの仕上がり。実に大平らしく生き生きとしていてとても良い。

宮崎駿は脚本を書
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夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

-

宮崎駿を追うドキュメンタリーで初めて眠くなった。ぬるすぎる。インタビューというか、宮崎駿に喋らせまくるだけでどうするんだよ。見たい部分はそこじゃない。

ゴロウのファンとしては川上とのバトルが見れて満
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

地震のシーンと大平晋也のシーンがあまりに好きすぎる。声を使った効果音もかなり良い。

宮崎駿作品、年々色使い(特に美術)が派手になっていってるのだが、宮崎駿や保田道世の間にどんな心境の変化があったのか
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

4.0

NHK版を再視聴したので書き直し。

3DCGは苦手で良し悪しはよく分からないが、ゴロウは建築コンサルで大学時代に人形劇をやっていたそうなので、表面に立体を描くセルアニメよりも立体を動かす3DCGの方
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

「海街diary」や「3度目の殺人」的何も感じない是枝作品だったかな……

悪の描き方はうまいんだけど「万引き家族」と違ってしょうがなさみたいなものがあまり感じられないし、母の描き方なら(血の繋がりは
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たからさがし(2011年製作の映画)

5.0

あまりにも良すぎて、効果音もセリフもほとんどないのに小さい子どもの笑い声が聞こえてきて号泣した。あれだけの説得力を絵で表現できる宮崎駿とスタッフ達。本当にたからものです。幸せにしてくれて有難う。

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.0

⚠️この映画には地震の表現があります。


原作ファン、ドラマ未視聴。
編集、レイアウトが鬼ださ。ストーリーはまあ根底にドイル版があるのでつまんねー!とはならないけど劣化版なのは否めない。あと一番気に
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.0

細田守で一番好きかも。奥寺にシナリオ書かせてた方がいいってあれだけ……
「おおかみ」はあらゆるマイノリティのメタファーになっているし、なれる。社会と順応出来る者はそうし、自分の世界が他にある者はそこに
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千夜一夜物語(1969年製作の映画)

3.0

価値観古すぎてマジでついていけない。
芥川比呂志、流石の舞台仕込みの声圧。声だけになると悪役が似合っちゃうの好き。橋爪功もイケボで笑った。あとモブキャラ入場出演してる作家陣も面白い。談志もしれっといた
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.8

ウルトラマン未見。
編集とセリフがくどすぎてアブラマシマシ二郎系ラーメンって感じ。
実相寺ショットをいっぱい使いたかったのはわかるけどあんなにカット多くしたらダルすぎるな流石に。スタイリッシュかどうか
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.0

アニメーションとドキュメンタリーの持つ強さを再認識した。こんな映画を作ってくれたこと、届けてくれたことに感謝しかない。ムスリムの移民でゲイというダブルマイノリティの辛さを全面に押し出していてずっと辛か>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

3.0

面白い作画表現が多く、湯浅監督の演出術になるほどと思う部分も多かったが、それ以外の評価はイマイチ。アヴちゃんと未来の演技と歌も良かった。
ストーリーとキャラクターにはあまり深みを感じられない。犬王って
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エデンの東(1954年製作の映画)

3.8

アロンが可哀想だろ!!!!
やっぱりこの時代は特に女性は男性を「癒す」存在でしかないんだな。でもこれは割と彼女の悲哀というか、境遇も描かれていてそこがキャルとリンクして、母性的な愛情が芽生えたというプ
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