KKさんの映画レビュー・感想・評価

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ナショナル・シアター・ライブ 2024 「ディア・イングランド」(2024年製作の映画)

3.8

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スポーツの良さに改めて気付かされるNTL。演劇でフットボールを語るなんて不可能に近いと思ってたけど、ちゃんとボールが見えたまま3時間が過ぎた。「幸せじゃなくても良い」。UKらしく皮肉たっぷりの演出も味>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.0

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・絵のタッチが苦手・・・
・「Perfect Days」のインパクトが大きすぎて、役所広司の声を聞く度に自由が丘ではなく押上辺りに舞台が移ってしまう
・英語を学び続けている身として、日本語以外の言語・
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

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とてもいい意味で、眠くなる映画。
同じような日常の中にある小さな変化や幸せを見つけ出して、大切に生きていきたいと思った。
そして、その一瞬の見つけ方は古いカメラでもiPhoneでも何でも構わないのだ。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

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主人公の生き様を応援し続けた周りの方々が、この映画の主役だと思う。変わっていく世界で簡単には変わらない(変われない)人と出会えた事は、彼等の人生の財産になる。少なくとも私個人の人生も、そういう出会いが>>続きを読む

前科者(2022年製作の映画)

2.5

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ストーリーの節々に無理がありすぎるのでは、、?警察が無能過ぎて感想以前に冷める。でもこれだけは言いたいんだけど、相変わらず鬼畜な過去を持つ役をやらせたら磯村勇斗に叶う人はいない。ボールペン刺すところの>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.8

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原作読破後に見ました。自分が原作で最も印象に残ったセリフが端折られていたり、ハイライト的になってた部分がどうしても気になってしまった。ただ、全体的にかなり忠実に再現されていたと思う。特に、ガッキーと磯>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.5

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考えさせられる作品であり、生半可な気持ちで見るものではない。

私には家族に障害を持つ者がいるけれど、正直、さとくんがこの作品で実行に移した「正義」を100%否定する事は、私の経験上、出来ない。でも、
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アナログ(2023年製作の映画)

3.0

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素晴らしい映画ですが、感情は揺さぶれなかった。「アナログ」というタイトルに釣られて観たが、ちょっと思ってたのと違う系統の映画だった。そして、私が現実世界で似たような経験をしてるから思ってしまうのかもし>>続きを読む

まなみ100%(2023年製作の映画)

3.5

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どんな色や形だったとしても、思い出は決して消せないし色褪せない。良い思い出なのは変わりようのない事実なのだから、時には思い出したくなる日も出てくるだろう。思い出したって良いから、行動や考え方がそれに固>>続きを読む

ほつれる(2023年製作の映画)

2.5

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私の性格に合わない映画ってだけで評価下げたくないんですけど、主人公の生き方や考え方がどうしても共感出来ない。もっとはっきり生きればいいのに。。。って思わせるカトタクさんの作り方が凄いんだろう。うん、で>>続きを読む

はこぶね(2022年製作の映画)

3.5

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トークショー込で鑑賞。神奈川の過疎化した漁港に住む1人の盲目の男の話で、静かなストーリー。

細かな内容全てを語り尽くせないけれど、私が仮に目が見えなくなったとして、そして絶望的な状況になったとして、
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.0

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8/29追記。「しんちゃんは明るければいい」というコメントに本質を見た。この違和感は簡単な話だったんだなと。

—-

毎年映画館で野原しんのすけさんを見させてもらっている者です。

ここ数年かけて、
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.8

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ハリネズミが良い。

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

4.0

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移動手段などの表現がやや強引なのは否めないが、気にせずにこの映画を観たとして、私はかなりの評価を付けたい。

物語終盤、陽子が後部座席にて唐突に話し出す独白だったり、自らの足で目的地に踏み込んだ、とい
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

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1か5で評価が分かれる映画に、敢えて及第点である3を付ける。タイトルから身構えつつ見た映画ではあったが、結局はパヤヲが自分の世界でこれまで感じてきた怒りを表現しきった作品であり「それでは貴方は貴方の世>>続きを読む

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

4.0

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久々に人に気軽に勧めたくなる映画を見た。大好きな阿部寛も磯村勇斗もめちゃくちゃ味のある演技してて素晴らしすぎます。ラストシーンの演奏が本家「セッション」に”敢えて”寄せているのは笑った。音楽隊それぞれ>>続きを読む

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