おおなりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

おおなり

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そして僕は恋をする(1996年製作の映画)

4.5

長い会話劇は集中が持たないのであまり得意ではないけれど、軽やかな映像の切り返しと女性たちの魅力がとても心地よい映画だ。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

5.0

核ミサイルを止めようとするゴースト・プロコトルくらいの時期にくらべると、デジタルやら人工知能やらの話はややこしくて難しい。が、そんなことはどうでもいいほどおじいちゃんが体張ってるアクションからは目が離>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.2

長澤まさみの使い方が雑すぎるのがいちばんおもしろい。森山未來にラスボスは最適役なのだが、闘っている時の謎の舞いはなんとかならんのか。あと仮面ライダーの必殺技が頭突きだなんてコメディ映画みたい。

恋人たちは濡れた(1973年製作の映画)

3.8

車を運転しながら、前を走るバスに向けて延々とみかんを投げるシーンがお気に入り。あとモザイクのかけ方が独特。

ルナ・パパ(1999年製作の映画)

4.6

頭がヘンな兄貴の車ごっこに、美人な妹が付き合って街を爆走する冒頭から期待度高め。唐突に牛が降ってきたり、屋根が外れて空調のプロペラの力で雲の上まで飛んで行ったり、めちゃくちゃおもしろい。

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(1975年製作の映画)

4.5

見知らぬ男が寂れたカフェに入ってきて、店員を務めるバーキンが鏡越しに、警戒しつつも品定めをするように男を眺めるところなどがたまらん。

やはりゴダールにしろ、カサヴェテスにしろ、夫が妻を撮ると女優の魅
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ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

4.8

ジュークボックスから流れるビリー・ホリデイ?の曲に合わせ、言葉もなく踊りはじめるカサヴェテスとジーナ・ローランズがたまらない。そしてジーナのプール飛び込みが美しい。大傑作。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.8

最後にジュリアがひと仕事をやってのけるといういかにもできすぎた物語のような物語。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.7

ベラルーシ、モロッコ、ロンドン。
オペラ座での暗殺シーン、音楽記号に赤丸がつけられた楽譜、ヒッチコックへのオマージュらしきシーンもあり。
ハント、ベンジー、ルーサー、ブラント、イルサ。よきチームができ
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.4

ロシア、アラブ首長国連邦、インドといろんな国に舞台を移すのがミッション・インポッシブルのひとつの醍醐味。

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.2

愛する者のために殺し、死に、生き返る。
守るもののために働き、戦い、そして勝つ。

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

4.2

クライマックス、カーチェイスからの銃撃戦は何度観ても「ほー」と感心してしまう。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.7

本作と高校3年生にして出会ったぼくは、この伝説の始まった現場にエマニュエル・べアールが居合わせていたことを知る由もなかった。

マーニー(1964年製作の映画)

3.0

キレキレだったころのヒッチコックはどこへ?一方で乗馬ティッピ・ヘドレンが優美なこと。

殺意の夏(1983年製作の映画)

3.6

ファム・ファタール・イザベル・アジャーニ。

素敵な歌と舟はゆく(1999年製作の映画)

4.6

イオセリアーニのやりたいことを全部詰めたような映画で、ゆえにさしたる紹介もなく登場人物が矢継ぎ早に登場。しかし時間が進むに連れて彼らが街の中ですれ違ったり交わったりしていく様子はイオセリアーニの手腕か>>続きを読む

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.8

結局は手にはじまって手に終わる脚本には笑ってしまうけど、手の動きがひたすら官能的で、パンとフィックスを使い分けることで緩急がうまれ、そこから官能美が生まれているようだから、ほんとうによく撮ったなあとク>>続きを読む

かぶりつき人生(1968年製作の映画)

3.8

序盤はイマイチだと思っていた女優も、物語が進むにつれて魅力的に見えてくる。ストリッパーというアンダーグラウンドな女性をも丁寧に映す、日活ロマンポルノの騎手・神代辰巳の手腕の片鱗がたしかにある。

少年の君(2019年製作の映画)

4.0

2人が尋問を受けている間の信頼関係の強さを物語るモンタージュにしびれる。
主人公浅田真央みたい。

ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)

3.5

M11(ターミネーター)が走って車を追い抜くところ爆笑ポイント。
『ゴジラvsビオランテ』の海の特撮シーンはすごかったけど、本作にはそこまでのシーンはない。

たまご割れすぎ問題(1926年製作の映画)

4.5

卵から小さい車が次々と孵化するシーンのストップモーションが特に素晴らしい。邦題もよい。快作。

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.3

ミハリナ・オルシャンスカのハツラツとして天真爛漫な、ポップな役を見てみたいと切実に思う。

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

4.5

少々ストーリー展開が丁寧でない気がするところもあるけれど、ゴジラと自衛隊の海でのバトルシーンの特撮のクオリティは一級品。ここだけでも観る価値あり。

淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

5.0

1回目
嘘を問いつめる奥さんから逃げた旦那に言い放った桑野通子「盗塁成功や。ダブルスチールや。」好き

2回目
弱き夫と強き妻。この2人を自由奔放な行動でかどわかす姪の桑野通子。やはりコートとハットと
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愛染かつら 前後篇(1938年製作の映画)

4.5

和の美・田中絹代と洋の美・桑野通子。真っ白な洋装で船から駆け降りてくる桑野通子の爽やかさ、かわいらしさ、美しさ。

ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)

4.4

冒頭、行き交う女性たちの足が画面の四方八方から現れてまた四方八方へ消えてゆく軽快さ。トリュフォー、ロメールに次ぐフランスの足大好き映画監督はこちら、シャンタル・アケルマン。

ポップに次ぐポップ、ユニ
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

4.1

ミスター伊達男が最後にいいところ持って行っちゃって。ストリッパーたちがみな魅力的な。

浜田省吾 『A PLACE IN THE SUN at渚園 Summer of 1988』(2023年製作の映画)

5.0

ぼくが生まれる遥か昔、浜名湖のほとりに巨大なステージが出来上がり、そこに若かりし頃の浜田省吾とそのバンドメンバーがたった夜のこと。

「路地裏の少年」から「愛のかけひき」、「生まれたところを遠く離れて
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やくたたず(2010年製作の映画)

4.2

モノクロのフィルムに映る雪が余計に白く見えてとてもきれい。集合写真撮れずに解散する様子がとてもよい。

マイムレッスン(2006年製作の映画)

4.3

窓ガラスを挟んでパントマイムをしている男女、とてもよい。

4(2005年製作の映画)

3.8

外国人美女の鼻は高い。博多弁男のしゃべりは鼻につく。

1999年(1999年製作の映画)

4.0

2人のうちの片方が追い回し、もう片方が追い回されているようにも見えるし、一緒になにかから逃げているかのようにも見えるから不思議。

有りがたうさん(1936年製作の映画)

4.2

性格捻じ曲がった桑野通子の「畜生」が2回聞けてたまらん。ところどころに桑野通子のギャグ台詞用意されてるのも見どころ。「ありがとう」を70回くらい言ってた。

おじさん「さっきからあんた、わしの顔じろじ
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ママと娼婦(1973年製作の映画)

4.5

頼りなく金もなく、自信家でかっこうつけがちで不器用。だが男前だからちょびっとモテる、そんな役がレオにはいちばん合ってる。