Jun426さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Jun426

Jun426

映画(86)
ドラマ(0)
アニメ(0)

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

-

久しぶりにコナン映画観たけど、面白い!期待を裏切らない、ハラハラするアクションシーンとコナンの音楽は最高です。

永い言い訳(2016年製作の映画)

-

本木演じる主人公の心の成長を周囲の人間、出来事、そして自分自身との対面を通して視ることが出来る。最初のシーンで自分の不幸な境遇を話す場面に象徴されるように、本木は自分中心の考え方から、子供たちと触れ合>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

親子という、あらゆる人間関係の中で最も宿命的な繋がりについて、考えさせられた。彼が殺しをした理由について、正直判然としないのが観終わった後の感想である。音楽家として成功を収め地位と名誉を欲しいままにし>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

-

あの素敵な一夜から9年、再開した男女はそれぞれの9年間を過ごしてきた。懐古を神聖化するようなストーリーであり、その非日常で生じるロマンスには憧れも感じるけど、前作しかり今作も描かれているのはたった1日>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

-

旅先で出会う男女の恋の物語。描かれるのはたった1日しかないが、二人の距離が縮まってゆく様は、これぞ恋愛と言いたくなるようなプラトニックなもの。お互いに、ここまで深い自分の考えまで話せるのかというほどに>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

-

和歌を通じて、日本語の美しさを感じた。田子の浦にうちいでてみれば…、この度はぬさもとりあえず…、。そして、最後の運命線の展開は良かった。人事を尽くして、ということはやれることを全てやるということ。青春>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

-

昔の自分を見ているようで胸がざわついた。自分はきっと前者だったに違いない。友情とは何か。勇気とは一体?幼少時代を鮮明に思い起こさせる現実的な描写は、大人になった今の自分の奥底に隠れてしまった部分を痛烈>>続きを読む

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

-

病気に負けない強い気持ち、それを支える人の想い、そして誰かを愛するということ、それらが人生において輝かしい美しいものであるということを感じさせた。健康であることそれ自体に感謝の心を持つ。お互いを支え合>>続きを読む

聖なる嘘つき/その名はジェイコブ(1999年製作の映画)

-

ヒトラーはいつ死ぬかユダヤ人の占い師に尋ねた。占い師は答えた、ユダヤ人の祝日だろうね。
人のためになるうそもあればそうではなあうそもある。戦争のような異常な状況のもとで、ありもしないラジオについて人々
>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

-

30代独身女性が結婚に向けていい男を見つけるために奮闘する話。どうしようもないイケメンなちゃら男と、口数が少ないけどまっすぐで誠実な男との間で揺れる女心を描く。

ゆれる(2006年製作の映画)

-

兄と弟の関係を描いた映画。東京で写真家として恵まれた生活を送る弟、地元で毎日地味にガソリンスタンドで働く兄が、母の一回忌で再開、久々に出かけた先で起こる出来事を巡って、弟オダギリジョーの心はゆれる。兄>>続きを読む

陽はまた昇る(2002年製作の映画)

-

古き良き日本メーカー企業のサクセスストーリー。西田敏行の、優しい心のある人柄ながら厳しさをうちに秘めた上司像がさすがに印象的。昭和の時代であるため、体罰とか、残業とか、現代じゃ考えられない、ナンセンス>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

-

安藤さんが新井さんに振られてボクシングに打ち込んで、最初の豹変したシーンが最高にカッコいい。安藤さんのキャラにハマっているのかわからないけど、細かいステップ踏みながらシャドーしている様は最高にクール。>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

-

失くした記憶を思い出した瞬間に、人って変わるものなのだろうか。自分らしさ、というものは、過去の経験、記憶の積み重ねがもたらしているもので、生まれつきのものでないとすれば、それは起こりうるだろう。生まれ>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

-

人と群れることなく、我が道を往くことは簡単なことではないと思う。誰かと関わってしか生きてはいけないと思うし、関わり合いながら日々を暮らしていきたいと思う一方で、自分の個性や主張をしっかりと持ちながら、>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

-

殺人事件の証言が、4人とも全て異なっている。意図的にウソをついているのか、それとも本人にはそれを真実だと信じて疑わない、本人の目にはそういう風に見えたのかもしれない。記憶というのは曖昧で、過去というも>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アーティストを志す者なら、一度は訪れたいと思う町だと思います。昔を懐かしむいわゆる"懐古"というのはどの時代にもあるのでしょう。今とか、現代というのは自分たち自身が常に直面している現実であり、現実は良>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

-

米国映画によくあるアメリカン・ドリーム要素のたっぷり詰まった映画でした。世間でいわゆる「映画だったら」と枕詞がつくような展開が続きますが、それは個人的には嫌いじゃないし、この映画でそこが論点ではないと>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

-

酒を飲みながらの会話のシーンがほとんどを占める。ゆっくりと淡々と話を繰り広げていくテンポが心地よかった。仲間を嘘でからかうシーンなんかは見ていて自然と笑みがこぼれた。
育てた子供が巣立っていくときの気
>>続きを読む

素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

昔の男の人はあまりしゃべらないのでしょうか、黙っているシーンはもどかしく感じる時もありました。大人としての気概みたいなものを感じたくて昔の映画を観ましたが、確かにこの時代は大人が大人として存在している>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

-

ボールニューマンの映画。囚人が監獄の中での厳しい規則の中、自由にいろいろな発想で周りを驚かす、というストーリーはショーシャンクの空に、と似ていると感じました。違いはこの映画は68年とずっと古く、正直今>>続きを読む

インフェルノ(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

トムハンクスはいつも何かに追われているか何かをおっていますね。冒頭數十分はホラー映画かと思うような描写が続いてどうなるかと思いましたが、後半は得意の謎解きシーンが続いて、良い感じの緊張感で観ることがで>>続きを読む

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

頭の中での葛藤を、擬人化されたそれぞれの感情たちが会議で意思決定をしていく様子を描いています。どんな行動を取るか決めるときは、打算とか、世間体とか、良くも悪くもいろんなことを考えてしまうものだけれど、>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

-

悪事というのは、1度始めてしまうと感覚が鈍るものです。ゼロとイチの間には計り知れない距離があります。しかし1度その境界を乗り越えると、そこから先は坂道を転がるように事態は進んで行きます。
自由に自分の
>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

-

どんな質問にもYESと答えていたら、それはどこかで二進も三進もいかなくなってしまうと思います。ただ、あらゆることに対して前向きな考え方や姿勢で臨むことは、人生を好転させることに繋がるのかもしれません。>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

-

映像、音楽、内容が全ていいものを使って作りましたという感じだった。絵の描写は細部までにこだわっていて超一流感があるし、描く対象も惑星や夕陽など綺麗なものが多かった。音楽はRADWIMPSでそういった景>>続きを読む

深夜食堂(2015年製作の映画)

-

偶然同じ飲み屋に居合わせた人たちの交流が描かれる。それぞれが抱える悩みや葛藤に対し、周りの人たちの優しさ、本人の立ち向かっていく意思、ユーモアや皮肉を交えながら、一つずつ前に進んで行く。飲み屋のマスタ>>続きを読む

スクリーンで観る高座・シネマ落語&ドキュメンタリー「映画 立川談志」(2012年製作の映画)

-

最後の芝浜はよかった。そのシーンまでに、談志さんのそういう良い物語みたいなものはあまり演るのは好きじゃない、という考えを知った上で観たからさらに良く感じたと思う。
マイケルジャクソンしかり、自分はその
>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

-

髪を切った後のオードリー・ヘップバーンがめちゃくちゃかわいい。男の主人公もちょうどいい具合でかっこいい。おもしろさ、男らしさ、そっけなさ、動機は仕事での金稼ぎだったけど、最後は恋に落ちる二人、そして結>>続きを読む

マッハ!(2003年製作の映画)

-

仏像を奪い返すため、という設定がイマイチ感情移入できなかったけど、とにかく主人公の戦闘シーンが凄いから、アクション映画としてはオッケーなのかなって。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

-

キマグレな猫のような女は、モテてはいるのかもしれないが、覚悟が決まらない、しかし寂しい思いはしたくない、そんな未熟な心の人間だということが徐々に分かってくる。最後、雨の中タクシーで男がその部分を思い切>>続きを読む

ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

-

資本主義社会の闇の部分を切り出したフランスの映画。リストラから就職活動、そして就職先でのスーパーの万引き監視人の仕事に最後は嫌気がさす。
持ち家の売却の際の値引き交渉、同僚のクーポン券の横領、ポイント
>>続きを読む