どこか80年代の頃の映画を観ているような面白さがあった。
街にいきなり恐竜が現われ、人々がパニックを起こし、生き残るために駆け回る。
内容は簡単に言ってしまえば、ただそれだけだ。
夫婦間のいざこざな>>続きを読む
(すみません。感想ちょっと長いです)
自分の中に眠る意識すらしてなかった偏見や差別に気づかされ、ハッとした。
在日朝鮮人とはいえ、四世にもなれば、故郷に対する意識は希薄だ。
日本で生まれ、日本で育>>続きを読む
短編ながら、介護とか看護とかの仕事の重さを感じさせられる映画だった。
介護や看護の仕事には、どうしても相手の人生を背負ってしまうという側面がある。
自分たちの仕事そのものが、そのまま相手の人生を左右>>続きを読む
戦時下を背景に、子供の成長を繊細に描き切った秀作だった。
戦争を題材にした映画は、どうしても戦争の悲惨さを訴えたり、反戦メッセージになったりしがちだ。
それは決して悪いことではなく、むしろそういう面>>続きを読む
(テレビシーズンから見ていました)
アニメの制作現場を描くという画期的な内容で、テレビではアニメが完成していく様子をワクワクしながら見ていたのを覚えています。
で、今回の劇場版。
テレビシーズンを>>続きを読む
ある意味で、とても怖い映画だなぁと思った。
科学技術は人間の命にどこまで踏み込むことが許されるのか、人間の尊厳とは何か、命のあるべき姿とは、といった問題を、この映画はギリギリのところまで踏み込んで問い>>続きを読む
いやあ、面白い。
タイトルからして韓国映画お得意の復讐ものかと思いきや、いきなり別の殺人者が現れるわ、主人公が人を殺してしまうわ、で話がとんでもなく急展開していく。
それをつなぎとめ、かつまとめていく>>続きを読む
殺人事件の犯人とか、理由とかとは一切関係なく、映画はただ淡々と彼らの青春と現在を炙りだす。
キラキラ輝いていて、完全無敵なように見えた彼らにも、現実は否応なく襲ってきて、あれが過去だったことが痛いほど>>続きを読む
ストーリーはあってないようなもので、どうでもいいっちゃどうでもいい。
それよりも、井浦新と成田凌の相棒ぶりをひたすらに堪能するような映画だと思う。
時には漫才師のようでもあり、親友、兄弟、恋人にも見>>続きを読む
説明をあまりせずにSF的な状況だけ見せるのは上手いなぁと思った。
主人公が身体障害者って点で最初ちょっと引いてしまったけど、二人の関係が縮まっていくのは心地良い。
まるでオタクのようなデルと、陽気で>>続きを読む
なんともまあ、気持ちのいい映画だった。
基本は弱き者たちが努力とアイデアと工夫でもって、上を目指していくという王道のスポ根もの。
なのだが、そこにまるでデスゲームのような要素が加わることで、ものすご>>続きを読む
史実としてはとても興味深いのだけど…という気持ち。
一般の女性がヒトラーの毒見役をやらされていた、なんてまるで知らなかったので、その点は驚いた。
また、被害を受けるでも、人権を奪われるでもない、こう>>続きを読む
現代の日本において「戦争とは?」「自衛隊とは?」何かを映画自体が問いかけてくるような作品だった。
戦争もやむを得ないとする秋津と、戦争は絶対に回避しなければならないと説く新波。
こういった論争はたぶ>>続きを読む
ここまで救いを全否定してくる映画も珍しい。
ロイもロッキーもわずかな救いを心の拠り所に、必死に生きようとするのにそれが上手くいかない。
死に物狂いでたどり着いた先にも、待っているのはまた地獄だ。
そ>>続きを読む
ラース・フォン・トリアーかって思うぐらい徹底的に救いがない。
どこまでも堕ちていくような映画だった。
出てくる人がほぼ全員、どこか歪んでいるというのもなんかすごい。
特に、優等生の仮面に隠れて、抵抗>>続きを読む
職人芸的な実力でもって魅せた、堂々たる王道エンタメだった。
「クレヨンしんちゃん」という世界を余すところなく見せつけるかのように、全編、これでもかというくらいのギャグが散りばめられている。
なのに、>>続きを読む
ものすごく斬新な視点で描かれた戦争映画だった。
ここで行われているのは、言わば徹底したシミュレーションだ。
もし、アメリカと戦争をしたらどうなるのか、を各分野の専門家がとにかくリアルに考え尽す。
思>>続きを読む
スパイダーマンは、アベンジャーズのいちコンテンツに落ち着いたんだな、と思った。
前作でもかなりその傾向は見られたが、今回はさらにその色が強い。
フランクとか、ハルクとか、ブラック・ウィドウとか、アベ>>続きを読む
登場人物が三人しかいないので、とにかく人間関係が濃い。
しかも、濃くなればなるほど、張り詰めていびつに歪んでいく。
ジョンに愛情を抱きつつもケイレブにも惹かれるアン。
嫉妬を隠しながら自ら身を引くこ>>続きを読む
予想していたよりもはるかに面白かった。
しっかりしたSFで、青春モノで、切なくて、心地良さもしっかりあって、映画館で観たい映画だった。
センセイに従うだけだった直実が、自分の意志で瑠璃を救いたいと願い>>続きを読む
これはキツイ、精神的にものすごくくる。
コンビニを舞台に日常的なあるあるが延々と描かれるのだが、それがどれもこれも厭なものばかりなのだ。
まるで自分が正義の味方かのようにクレームをつけてくる客。
何>>続きを読む
アニメで描かれた江戸時代がこんなにも輝いて見えるのか、と感心した。
北斎やお栄の描く絵だけでなく、人物たちの表情や江戸の仕草、情景なんかまで、アニメにしかできないことをやっているのに、しっかり江戸時>>続きを読む
(「ちいかわ」まったく知らない勢です)
完全に子供向けのアニメだろ、と思ってたら、とんでもなくえげつない作品だった。
人魚と島民が争いを続ける島で、ちいかわたちはどちらの意見も聞かされる。
島民を>>続きを読む
ちょっした不条理劇なんだけど、コミカルにかつリアルに描いていて面白い。
すぐそこに街が見えるのに助けを得られないってのは、ありえないようだけど、とてもリアルな感じがした。
あとは、わたしの描き方が素>>続きを読む
趣里の演技がとにかくいい。ただただ、そのひと言に尽きる。
常にイライラし、些細なことでキレてしまう、言ってみれば、あぶない女の子が、まるで本当にそこにいるかのように感じられる。
この子は本当にそういう>>続きを読む
物事の本質って何なんだろう、と考えさせられる映画だった。
虐げられて声も上げられない人の最後の叫び、と捉えればトニーは英雄に見える。
一方で、自身の考えを妄執した、いわゆる無敵の人の暴走だと見れば、>>続きを読む
現実のパートと小説の中のパートがごっちゃになって描かれているのが新鮮。
ジェイク・ギレンホールが元夫、エドワードと、小説の中の主人公トニーの両方を演じているため、その混じった感覚は余計に強くなる。>>続きを読む
不条理を信仰の狂気で煮詰めたような映画。
物語に意味があるとは思えないし、すっきりとすることもない。
ただ、人が狂っていることだけははっきりとわかる。
こういう映画は、それが伝わることが一番だと思う。>>続きを読む
いやあ、すごく面白くてちゃんと怖いホラー映画だった。
物語は、願いを希望とは違う形で叶えてしまう「猿の手」などの怪談の亜流といった感じ。
ただ、そこに「異性の友達」という要素を持ち込んだことで、面白>>続きを読む
かつてないほどにものすごく気持ちの悪い会話劇だった。
殺された亜佐美のことを教えてほしい、と関係者の前に現れる映子。
だが、彼女は話を素直に聞こうとはしない。
「本当にそうですか?」「それはこういう>>続きを読む
犯人探しではなく、被害者探しって話が面白い。
犯人はわかっているのに、被害者が見つからないから、どうにもしようがない。
そのじりじりする感覚が、物語をどんどん盛り上げる。
女の子とのバディ関係も、ど>>続きを読む
話も面白いし、テンポも良く気持ちよく観られる。
いろんなことがさり気なく描かれているんだけど、それがじつはすべて繋がっていくという展開も上手い。
ああ、そうだったのかと思っているうちに、とても心地いい>>続きを読む
迷子というレベルじゃない迷子に、外国って怖いなぁと思わされる。
こんなとんでもない迷子になったら、5歳の子供にとってはもうどうしようもない。
同じくインドの家族たちも、手の打ちようがなかったろう。>>続きを読む
お国柄っていうのは映画にはっきりと出るんだなぁ、と感じた。
たぶん、タイでは、日本よりも幽霊の存在が身近なものなのだろう。
「誰かが覚えていてくれれば幽霊になって姿を現してもおかしくない」と誰もが考>>続きを読む
アイデアは抜群に面白いのだが、それがホラーという分野にまったく噛み合っていない映画だった。
映画は、犬を主役に、犬から見た飼い主の変化などを描いていく。
当たり前だが、犬は人間のようにびびったり、パ>>続きを読む
頭から最後まで、非常に薄気味悪い映画だった。
冒頭の猟奇的なビデオ映像。
兄妹の父の不審な死。
兄妹を引き取ることになるローラの怪しい行動。
家にいる無口で無表情な少年オリバーの不気味さ。
どこが>>続きを読む