Junさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.7

癒やされるふたり掛け合いと、ゴリゴリのアクションという組み合わせが新ジャンルという感じで面白かった。

アクションのレベル高い。

シリーズ化できそう。

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ笑えて最後はほろりと泣ける最高な作品。

下ネタで突っ走らず、最後は小6がだんだん大人になっていく誰もが通った道を描いている点がいい。

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.4

次期ボンド就任時はめちゃくちゃに叩かれたダニエル・クレイグが、ファンとともに歩んできた道のりに泣かされる。

『ノータイム・トゥ・ダイ』観る前におすすめ。

ダニエル・クレイグお疲れ様。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.8

みんな大好きマッド・デイモン、ベン・アフレック、アダム・ドライバーから今キてる女優ジョディ・カマーのオールスターキャスト。

被害女性の心境や声を上げられない状況など、現代にも通ずる話。観客はただの昔
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.1

社会派要素をしっかり盛り込んでくるのに、ストーリーも面白い。瀬々監督らしい。

瑛太さん演じる福祉事務所のスタッフの描き方が素晴らしい。彼の善行シーンを挟むことで、問題をひとりの嫌なヤツのせいにしない
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キャンディマン(2021年製作の映画)

3.6

1992年版を観ておいたほうが良かったのかな。本作はそのアンサー的な続編らしいので。

新しいホラー演出はなくホラーとしては怖くはなく、社会派作品としてみたらもっと楽しめた。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

キャリー・ジョージ・フクナガの手腕も光り、全く飽きない。冒頭のホラー演出など。アクションは言わずもがな。

ヴィランが敵として薄い気もしたけど、本作はボンドの内面に焦点を当てているからそれで良いと思う
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

4.4

小野田少尉と孤独な戦争を味わえる3時間。

ラストのヘリコプターに乗っているシーンで小野田少尉は何を思っていたのか。受け止めきれない。小野田少尉の表情忘れられない。

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.9

静寂からの急な爆音という、ベタな驚かし演出が洗練されていて怖い。

ホラーはやっぱり誰かと見るのが一番。

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.6

アバンタイトルのアクションと緊張感が凄くて引き込まれる。

ボンドの生まれ故郷での、大人が本気出した「ホーム・アローン」展開は単純にワクワクした。ヘリも巻き込む大規模なアクション。

Mへの復讐を図る
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.6

ボンドがずっとムカムカして人を殺しまくる。

アクションシーンはカメラ動きすぎでよく分からない。

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

4.2

宗教が全員に開かれているものだからこそ必然的に内在する「宗教は人を救えないのではないか」という問題に鋭く斬り込む。

主演のチョン・ドヨンの怪演は見応えあり。

空白(2021年製作の映画)

4.7

『愛しのアイリーン』が足し算なら、本作は吉田恵輔監督が巧みに引き算をしてできた傑作。

冒頭の事故シーンがショッキングで最高のつかみ。

観るのが辛いくらい登場人物一人一人を細かく丁寧に描いている。
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.9

またすごい作品を見た。吉田恵輔の手腕も存分に発揮され、新井英樹先生の傑作漫画を見事に映画化。

新井英樹原作ということで作品の持つパワーが異常。今すごいものを見ているという感覚。

アイリーン役のナッ
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ソウォン 願い(2013年製作の映画)

4.4

ソル・ギョングの不器用な父に泣かされる。

とても凄惨な事件を題材にしているけど、愛に溢れた希望を感じるラスト。

ココモンは本当に存在するキャラクターなんだ。

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.2

スーパー銭湯か映画館かという、正しいことの中での葛藤。

口の悪い高畑充希が新鮮で、大久保さんがハマり役だった。

伝えたいことをセリフにしすぎな点は気になったけど、映画館の存在意義を改めて感じた。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.8

ずっと主人公と同じ視点で話が進められていくから、観客が当事者になる。

割り切れない人間とは対照的な、時計、テストの点数という1ミリもずれないモチーフ。

作りたいものを作らせてくれないテレビ局のお偉
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.6

SFスパイアクションだと思って観に行ったら肩透かし食らった。『インセプション』『テネット』を彷彿とさせるようなPRは良くない。恋愛メインのSFという前提で観に行けば楽しめたかも。

中盤は寝不足という
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.1

脚本、演出が勝負になってくるワンシチュエーション映画。本作はそこに新たに電話でしか会話ができないという縛りも入れてくる。

電話のセリフを自分の頭で想像していくのが面白かった。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.0

タイトルを深読みしていたらラストで面食らった。

喜劇俳優柄本佑。彼の動き、表情が無条件に笑っちゃう。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.4

ラブコメかと思ったら、森田の登場でガラリと作品が変わる。

森田剛が凄い。

猟奇殺人犯を描いているけど、猟奇殺人がメインではなくあくまで日常に潜む怖さを描いているのが吉田恵輔らしい。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

綺麗な音楽を急に止めることで観客に不穏な展開を予測させる演出。

淡々と描かれる暴力が怖い。だけど、トントン相撲のシーンなど、心温まる場面もある。観終わった後はなかなか不思議な感覚。

寺島進、大杉漣
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.9

カンフー映画とコラボさせようというMCUの試みが素晴らしい。だけどそれだったら主人公はもうマッチョではなくもう少し細い人を使ってほしかった。

バスのシーンのアクションが一番惹かれた。

シリアスに
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ドッグマン(2018年製作の映画)

4.0

ドラえもんのいないジャイアンとのび太の話と言われている作品。

暴力はいけないっていっても、この状況でそれは通用するのか。

ラストの主人公の表情が忘れられない。

オールド(2021年製作の映画)

4.4

コロナで時間が無情に過ぎていく今だからこそ見て欲しい。「プロムも卒業式も出られない!」って台詞は自分とも重なった。

ラストの謎解きはおまけであって、本作の大事なところはそこではない。メインはビーチに
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座頭市物語(1962年製作の映画)

4.5

4Kリマスターで映像も音声も綺麗でストレスなく作品を最大限楽しめた。

冒頭の丁半のシーンで心掴まれ、そのままラストまで引きずられた。

座頭市の生き様。

伏線、どんでん返しではなく、真っ直ぐなスト
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エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

4.5

これ以上なく研ぎ澄まされたSFホラー。これが1979年に作られたのか。

魅力的だけど気持ち悪くて怖い、エイリアン造形はもはや発明。

ぶっ飛んだSFではなく、リアルを追求したSFにホラーを掛け合わせ
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.9

ヒーローアクション映画の金字塔。

爆発、屋上からジャンプなどアクション映画で観たいもの詰め込まれてる。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

おしゃれなポスターからは予想もしなかった愛に溢れた人間ドラマ。

人間の割り切れなさを描いているのは西川美和作品のよう。

仕返しするより許す強さを持ちたい。

ラストは救われた感じがした。

少年の君(2019年製作の映画)

4.7

傑作。

主演の女の子の顔が良い。この役にピッタリ。

孤独な主人公が唯一自分を大切にしてくれる人に出会うという設定の作品はたくさんあるけど、本作の核の部分は、いじめや格差という普遍のテーマ。

時系
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

ラストはどんな感情になればいいか分からないけど、感動するのは確か。

人間っていいな。さりげないシーンでそれを感じる。

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.4

継承の物語。確かに世界は「継承」で回っているのかも。

長回しが印象的。特に、最初にふたりが初めて会って階段を降りるシーンでの会話の長回し。終盤では階段を登るシーンでその会話を遡っていく演出がエモい。
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