Junさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Jun

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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.6

音の音量・唐突さで驚かせるのではなく、音質で怖がらせる新しい恐怖演出。

超絶不快な画に引き込まれる。

灯台の閉鎖感を観客にも体験させるように計算された画面サイズ。

モノクロなのは灯台の光を効果的
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.3

編集作業をアクションで表現するのは斬新で映像的快楽があった。

映画作りの難しさにも、もっと焦点をあててほしかった。映画作りの華やかな部分が都合よく描かれているように感じた。

ポンポさんの願い通り9
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.5

ミリボビちゃんを大スクリーンで拝める幸せ。

ネタバレ踏む前にまず劇場へ。

ラストのバトルシーンは最高だったけど、もう少しそのシーンの尺を伸ばしたら大満足だった。あと5分だけでも。

コングが脱臼し
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

さすがハリウッドのVFX。迫力がすごい。

キングギドラ、ドンキ、モスラなど、往年の怪獣も出てくるお祭り映画。

『GODZILLA ゴジラ』では人間の話が多く、不満だったが、バトルメインの今作は満足
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.5

でっかいキングコングの魅力をたっぷり味わえる。

モンスターバースの前作の「GODZILLA ゴジラ」のような人間メインのストーリーとは異なり、でっかいキングコングがメインの話だったので満足。

髑髏
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

ゴジラの人間らしい表情の変化を表せるようになった技術の進歩に感謝。

渡辺謙が「GODZILLA」ではなく「ゴジラ」と発音したのは胸が熱くなった。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.6

冒頭の「繰り返す毎日」のクールな演出から掴まれた。

スピーディなテンポかつ死に方大喜利満載の超濃密な90分。

今作で初めてボブ・オデンカークを知ったけど、ハッチ役のイメージを一生拭えないと思うほど
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.4

レーティングなしでここまで攻めたグロ描写をシネコンで見られる幸せ。

セブンを彷彿とさせるオープニング。ただのパクリにならず、しっかりかっこいい。

Fukaseが「ハンニバル・レクター」のようなガチ
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好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

4.2

今まで観てきた恋愛映画の中でも結構自分にハマった作品。

積極的な恋愛がでいない主人公に感情移入しちゃう。

たまには胸キュンする映画観るのもいいね。

(1963年製作の映画)

4.0

ヒッチコックが描くモンスターパニック映画。

所詮は鳥だと思ってたけど、当分は鳥の群れ怖くてたまらない。子供が見たらトラウマ級。

傑作サスペンス。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

前情報ゼロで行ったらまさかのデヴィッド・バーンのショーを107分観せられる作品だった。

だんだんとこのショーの世界に引き込まれていって、終盤は号泣してた。あっという間の107分。

気になってる人は
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.2

誰でも楽しめそうなラブコメ。同居人のスパイクのキャラにめちゃくちゃ笑わされた。特にメディアにポージングするシーン。

記者会見のシーンがロマンチックすぎる。ホントにやったらちょっと気持ち悪いけど、、

生きちゃった(2020年製作の映画)

4.4

ジャケットにもなっているラストの、2人が感情をそのままぶつけ合うシーンは映画を超えた迫力と熱量。

この映画を観て、どんな気持ちになればいいのか分からないけど突き刺さる。

最高に強烈な作品の締め方。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.6

身体の奥底にあったムカムカしてたものが一気に湧き出て来る感覚。観終わった後は謎のエネルギーに満ち溢れる。

コロナを作品中で描くのは大きな決断だし、こんなにスピーディーに完成させるのにはしっかり意味が
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

中学生の行き場のないエネルギー・狂気をまんまフィルムに収めたような映画。

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.5

AIに支配された世界で変人家族が立ち向かう笑って泣ける王道ストーリー。

映像もポップでかわいい。ラリってる犬が笑える。

ネット中毒の現代人を面白く皮肉っていて説教臭くなく、しっかりエンタメに昇華し
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症を擬似体験できる新しい映画体験。

ホラー並みに怖かった。

アンソニー・ホプキンス史上最高の演技は釣り文句かと思ってたけどホントかも。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.1

繰り返される黒人差別をタイムループを使って表現しているのが斬新。

観終わった後は現実を突きつけられてやるせない気持ちになるけど、観て良かったのは確か。

息もできない(2008年製作の映画)

4.7

暴力と暴言でしか自分を表現できない主人公。ただのクズにならず、絶対に根は良い奴だと観客に感じさせるヤン・イクチュンの顔と演技力。

暴力の循環。観客だけに知らされるラストの真相が切ない。

サンフンと
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くれなずめ(2021年製作の映画)

4.3

成田凌、若葉竜也、藤原季節など最高のキャスト。

終盤の心臓展開は、バカバカしく感じる人もいるかもしれないが、そのシーンの持つパワーが凄かった。

友達っていいね。

いのちの停車場(2021年製作の映画)

4.0

松坂桃李と広瀬すずというオレ得すぎるキャスト。

海のシーンでの萌えちゃんのセリフがつらすぎて、、、

「死」だけをウェットに描かず、松坂桃李と広瀬すずのこれからの希望も描かれていて良かった。

ロケ
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

4.2

フィクションだったら最後の展開はついていけないかもしれないけど、実話ベースの作品ということで説得力がある。

虐待されていた母への執念を予想もしない方向で消化していく。

タイジがあの仲間たちと出会っ
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ルーム(2015年製作の映画)

4.7

密室スリラーだと思ってたら、まさかのハートフルドラマ。監禁後に焦点を当てるのが新鮮だった。

開始20分位で、これ以上スリリングな展開があるのか気になったけど、後半は心温まる親子の話。

メディアや追
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.8

デリヘル店で働いているけど嬢ではない主人公の設定が良かった。

佐津川愛美の暴走っぷりがすごい。役だけどマジでムカついた。

ミザリー(1990年製作の映画)

4.4

アニーが外出中のシーンの緊張感がすごい。

畳み掛けるような展開で最後まで楽しめる。

癇癪持ちをこの上なく演じたキャシー・ベイツお見事。

アニーの気持ちも少しわかるんだよなあ。

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.9

デ・ニーロ・アプローチの究極の形。現役ボクシング選手の姿と引退後の姿は映画を感じさせず実際の映像を見ている感覚。

デ・ニーロに食われずスクリーンで暴れるジョー・ペシもさすが。

痛々しい血は、フィル
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ロボコップ(1987年製作の映画)

4.5

エンタメとしてめちゃくちゃ面白い上に風刺の効いている傑作。

テンポも良い。

ED209の、『ターミネーター』のようなストップモーション特有の動きが愛らしい。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.3

今じゃ超有名のマット・デイモンとベン・アフレックが若かりし頃に共同脚本した今作。

最後のウィルの選択が粋で胸アツ。

誰と出会うかによって人生は大きく変わる。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.6

遺伝子操作によって適正者と不適正者に分けられるという、いつか現実になりそうな世界。

世界観にマッチした音楽と無機質な映像に魅せられる。

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.4

80年代らしい、軽快でポップなロードムービー。

賞金稼ぎVS警官だけでなく、そこにギャングや他の賞金稼ぎも加わって三つ巴、四つ巴に発展していく構図が面白い。

正義感の強すぎる2人の、単なる追うもの
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.0

剣心の過去も描かれる今作。

ラストの縁との戦いの、BGMなしの刀と拳の音だけが響くシーンの緊張感と迫力がすごい。

るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.9

日本映画最高峰のアクション。

江口洋介がめっちゃカッコいい。

なま夏(2005年製作の映画)

3.8

吉田恵輔のデビュー作。

一筋縄ではいかないヒネリのある終盤の展開はこの頃から顕在。

演技とはいえストーカーオヤジがキモすぎる。

獣道(2017年製作の映画)

4.2

伊藤沙莉の体を張った演技。

内田監督の得意とする、世界から焦点を外された人たちを描く作品。

俳優じゃできないような、アントニーの絶妙な演技が今作とマッチしてた。

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.1

タイムスリップではなく、姿だけ17歳になる設定が面白い。

観終わった後は気分爽快。

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.9

アクションが前作よりパワーアップ。

どんだけお金使ってんのか不安になるくらい豪華なキャスト。

神木隆之介の悪役は新鮮だった。