Kamikamiさんの映画レビュー・感想・評価

Kamikami

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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

本作の評価は賛否両論分かれるようだが、個人的には三部作を見たファンへのサービスという感じで面白かった。

例の赤と青のカプセルが登場した時点でそのような予感がしたが、他にもメタネタをふんだんに盛り込ま
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

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マトリックス3部作の完結編。引き続き人類解放のための戦いという色合いが濃厚である。

ハイライトはやはりマシン・シティーに乗り込んだネオとエージェント・スミスの一騎打ちだろう。スーパーマンの如き能力を
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

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「マトリックス」シリーズ3部作の第2作。人類存亡をかけたネオたちザイオンの戦いを中心に描く。

今回は全体的にアクションシーンが多く、前作より楽しめたと思う。特にモーフィアスが高速道路上で、ツインズや
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マトリックス(1999年製作の映画)

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仮想世界を舞台にイナバウアーのポーズのように銃弾を避けるシーン以外の予備知識がなかったが、なかなか楽しむことができた。

コンピュータによって人類が管理された現実世界。その中で人々は仮想世界「マトリッ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

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著名な作品だが、ジャワ島を舞台とした日本の軍人とイギリス人捕虜の話だったということは知らなかった。テーマ曲を聴いたことがあるだけ。戦時下を描いた話でありながら、戦闘や襲撃のシーンがないのに驚き。

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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

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AIの心という古典的なSFモチーフを軸に据えつつ、2時間の枠に二転三転するストーリーを収めた見事なアニメ映画だった。AIとミュージカルは一見突拍子のない組み合わせのように見えるが、上手く噛み合っていた>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

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ブライト・ノアを父に持つハサウェイの物語。あのハロウィンの時期に大量発生しそうなカボチャを被った偽マフティーは大して出番がなかったなど、印象的なシーンは多かった。あと地上に降り立ったモビルスーツの規模>>続きを読む

プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章(2021年製作の映画)

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今回も緊張感ときな臭さが漂っていて面白かった。真っ先に狙撃されたリチャードが怪しいのは何となく読めたけど、重要人物っぽかったエドワード皇太子があっさり殺されるとは予想外だった。

アンジェらと交戦した
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Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-(2021年製作の映画)

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FGOの第1部後半~終盤はアニメに恵まれているように感じる。特に今作はゲームのシナリオを余すことなくアニメ化してくれた豪華な劇場版アニメだった。人王ゲーティアもしっかり再現してくれて満足。

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

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今年1月に亡くなった半藤一利著のポツダム宣言受諾~玉音放送までの1945年8月14日と15日を描いたノンフィクション作品の映画版。同名の映画は1967年版と2015年版とあるが、今回は後者を視聴した。>>続きを読む

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

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内容が舞台少女の感情の欲張りセットすぎて、2時間強の作品だったのに5時間くらいの作品を鑑賞し終えたような気分だった。舞台少女の皆さんはTV版アニメで業が深いことに触れられていたが、それだけでなく欲が深>>続きを読む

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram(2021年製作の映画)

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聖槍が本来の姿を見せてからの展開と作画が見事だった。

後半の作画と演出がどことなくエヴァだった。オジマンディアスが持ち合わせていた宝具は金色のラミエルがいたし完全にエヴァだ。聖抜はFate界の人類補
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ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(2021年製作の映画)

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やはり今回も待った甲斐が充分あるほど白熱する展開だった。

知波単戦はアンコウさんチームがフラッグ車だと思い込んでいたゆえ、ああなるとは思わなかった。

細かいところではピザを箸で食べる西隊長とタカシ
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プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章(2020年製作の映画)

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アンジェたちのスパイ活劇再び!
発覚すればアルビオンを震撼させる陰謀が水面下で進行する緊迫したストーリーを主旋律にしつつ、嘘をつき続けて自分を見失った老人の悲哀を描く構成が見事だった。

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

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「Fate Grand Order」の第1部6章「神聖円卓領域 キャメロット」の劇場版アニメ。

1500歳で身長187cmでCV:宮野真守のヒロイン、それがベディヴィエール。というのはさておき、思っ
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どうにかなる日々(2020年製作の映画)

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同性愛を含めて登場人物同士の恋模様を切り取った日常の生活感の溢れる短編連作型の劇場版アニメだった。作画が水彩画のようなタッチだったのも手伝って、淡々としていながらも趣のある雰囲気がした。

大人百合と
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

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ほぼ史実に則った内容なのでネタバレも何もないが、爆撃機や攻撃機のモーションやら軍艦の作り込みやら敵の意図を探る情報戦やら情報量が半端ない迫力があった。

ミニッツ提督の情報作戦参謀のレイトン少佐が日本
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

軽々しく感想を述べるのも畏れ多いと思えるほど素晴らしい劇場版アニメだった。紆余曲折あったけど、ギルベルト少佐が生きていて何より。

TV版や外伝になかったギルベルト少佐の弱さ(というか情けなさ)が描か
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少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

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再生産総集編という名の事実上の完全新作だった。単なるダイジェストで終わっていない。キリンの口調がねちっこくなっていて、限界オタクぶりに磨きがかかっていた。そして自分自身も観ていて何度もキリンになりかけ>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見所はいっぱいあるが、3世紀にわたる聖杯戦争の真相と第4次以来の因縁を過程を間桐桜とかいう魔性の女をキーに描く過程は見事だった。

以下箇条書き
・やっぱり桜ルートであると同時にイリヤルートでもある。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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第一次世界大戦で戦線の後方から前線に、文字通り命懸けで攻撃中止の命令を伝えたイギリスの伝令兵の物語。死と隣り合わせの状況で綱渡り的に危機を乗り越えていく緊迫感に満ちた作品だった。

ドイツ軍が置き土産
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

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赤軍の戦車兵とT-34が三面六臂の活躍をして、パンツァーリートにエリカ行進曲が流れるからもう実写版「ガールズ&パンツァー」と言っても過言ではなかった。

前半の大祖国戦争(独ソ戦)に障害物の多いフィー
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プロメア(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最近のTRIGGERアニメは傑作が多い。

最初から最後までクライマックスの火消し&異能力&ロボットアニメだった。その一言に尽きる。その怒濤の勢いと熱量、今まで見てきた劇場版アニメの中でも1,2を争う
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コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

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ゼロレクイエムでゼロ扮するスザクに討たれて死亡したはずだが、記憶を失うも一命を取り止めていたルルーシュ。C.C.に伴われて中東の戦士の国・ジルクスタンに赴き、かつての悪逆皇帝としての記憶を取り戻すこと>>続きを読む

コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)(2017年製作の映画)

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アヴァロンvsダモクレスの空中要塞同士の戦いやゼロレクイエムなど、「コードギアス」終盤の展開が怒濤のように続く。味方が敵に、味方が敵になる、といった刻一刻と目まぐるしく登場人物の立ち位置がスピード感と>>続きを読む

コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(はんどう)(2017年製作の映画)

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劇場版3部作の第2弾。スタジアムの虐殺、ブラック・リベリオン、ルルーシュ=ゼロであるという身バレ、ルルーシュとシャルルの因縁の対決、合衆国日本の設立宣言、と目まぐるしく状況が変化する。

間髪を入れず
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コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)(2017年製作の映画)

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母をブリタニア帝国に奪われたかつての皇子ルルーシュが「ゼロ」を名乗って、ブリタニアに占領された日本の解放を目指すレジスタンス「黒の騎士団」と共謀して復讐劇の脚本を書くピカレスクロマンアニメを再編した劇>>続きを読む

劇場版 幼女戦記(2019年製作の映画)

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人的資源も物的資源も湯水のごとく垂れ流す贅沢な劇場版だった。今回の戦役のモデルは間違いなく第二次世界大戦の独ソ戦。

狂信者扱いされるメアリー・スー准尉が第二の主人公格として、デグレチャフ少佐にカチコ
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

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ヒトラーの秘書を務めたユンゲ氏への取材を基に制作された、ヒトラーと第三帝国(ナチスドイツ)の滅亡を描くドキュメンタリー的映画。

本作においてはかつての第三帝国の権勢は見る影もない。自分の意のままに動
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

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即位50年を迎えた晩年のヴィクトリア女王とインド出身のムスリムの青年であるアブドゥル・カリムの交流を描く、実話に則った作品。

一番の見どころは老境に差し掛かって退屈な毎日に倦んでいた女王が、従僕とな
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

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暴行、強姦、強盗殺人といった犯罪の末に投獄され、ルドビコ式心理療法なる矯正治療を受けたアレックスの顛末を追うストーリー。洗脳による管理社会を描いたディストピア作品とも解釈できる。

本作の見所は序盤の
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ハーモニー(2015年製作の映画)

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自分の身体が自分のものであることを証明するために自殺することで証明してみせた少女と、彼女の背中をずっと追いかけて生きてきたかつての少女の物語。

もう少し詳細に話を。まず世界観について。霧慧トァン
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