TANAKAさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.7


『RAW』の方が好きやったけど
監督が十分な変態なのは今作でよく分かった。
当時見てたらなんか色々背景とか創作過程とか
調べるくらいには興味ある

モービウス(2022年製作の映画)

3.5


コミックムービーと相性悪いって言われてるけど
ジャレッド・レトそんなに落ち込まなくて良い。
そこそこ楽しめたよ。

X エックス(2022年製作の映画)

4.0

とにかく若者と老人のSEX対決と言っても
過言ではないくらい性描写が目立つ。
ストーリー的には、田舎の空き家を貸してもらい
ポルノムービーを撮影する若者達の前に
老夫婦が何やら静かに警戒心を漂わせてき
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.7


R15+指定はエロ方面。
原作は未読やからなんとも言えないけど、
エロ多かったなぁという印象。

加えて強要とプログラムの一環という洗脳
の狭間を行き来する中での猥褻的行為の
描写をきっちりやり切っ
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます



自らの意思で来てるのに、こんなにも上映に
臆するのは『アングスト-不安-』以来。
(殺人犯の行動をかなりリアルに描写する作品)
上映後はもうどんな映画でも見れるような強い心を
手にした感覚…😂と
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.5


上半期みた邦画の中でもかなり印象的で
足を運んだ自分に感謝。

漠然と大変なんだな。という人ごとに感じている
自分が確実にいて、それが同じ人間として
恥ずかしくなった。今作を通して知ることができて良
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さがす(2022年製作の映画)

4.0


予想した展開は早々に終わり、
彼らが〈ナニを探すのか〉を考え出すと
物凄く他人と話したくなる映画やった。
最後の通天閣以降のシーンからもう心の
フライ返しが止まらなかった。止めて。

佐藤二郎がいう
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7


冒頭のエモーショナルな花びらのカット
(ラストで驚愕。)
そこから10分間のうちに戦慄の拷問シーン
なんでこれがPG12やねん…
グロ耐性がある方やけど結構痛い!
白石監督のさすがと言った所なのか。
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます



待望のドクター・ストレンジ単独続編!
首を長くして待っていたので嬉しい🎇
サム・ライミ監督が手がけるMCUという事もあり
今までに無かった要素が盛りだくさんで正直
賛否分かれるところだと思います
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6


面白かったが、長かった。
過去一番ダークな雰囲気があり
(ノワールに近い?)視覚的な明るさも暗い。
笑顔の描写あったっけ?と思うくらい暗い陰鬱な
空気だが、それがゴッサムに適していて
ブルースの心の
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.4


なんやろう。
その不快感を望んで鑑賞したのに
途中から物凄く後悔した。笑

冒頭のダンスシーンは最高で、
あれだけはいつまでも見ていられるダンス
の祭典感があって身体の会話を視覚化
しているかのよう
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さんかく(2010年製作の映画)

3.5


途中からいい意味で裏切られていって、
期待してなかった伏線回収まで
してくれて存分に楽しんだ。

高岡蒼甫も小野恵令奈もフィルム感も
懐かしくて、幼い仲野太賀も出ていた。

自分が嫌悪感を抱いている
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.9



チャイナタウンだからだ。

って言いたくなった。笑
シンプルにめちゃくちゃ面白いストーリー展開で
ジャックニコルソンが割と体を張っていた。

物語の時間が経つにつれ解明されることもあるが
謎が一つ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.3


5つの都市、5人のドライバーと
で繰り広げられるオムニバス作品。
同監督のジム・ジャームッシュ
『コーヒー&シガレッツ』と同じ
作風らしい。
特に大きなことは起こらない日常の中にこそ
面白いが散りば
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.3


大好きなフィンチャー監督。
が、しかし今作はテンポも良くなく物凄い
睡魔との戦いになった。

ロバート、デイブ、ポールを中心にそれぞれの視点で語られていくが、実話ベースということもあり長い年月を跨ぐ
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.6


ファーストカットから痛くて、
隣の人が「グゥ…」って言いながら目を伏せてた。

指定をかけるくらいにはバイオレンスが効いていて、痛々しさとトリップ的なフラッシュバックの
カットも音楽と相待って良い不
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2


全てのシーンに意味があるようでないようで。
それくらい良い芝居の連続だった。
本当にラストの照生のセリフ、そしてタイトル
通りの物語になっていて刹那的な見せ方なのに
爽快感があった。

『ボクたちは
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.0


面白くないモノを見に行ったけど、
想像を超えてくれて、笑えなかった。

みんなが言ってる『シン・ゴジラ』論争は
大いに納得。構想がシンゴジラ以前から
あったみたいやから、もし先に公開
されていたら…
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.8


これ程までに期待を越えた映画も中々ない!
それくらい最高の映画やった。心鷲掴み。

『ベイビー・ドライバー』でも才能が漏れ出てだけど今作で決定的にエドガー・ライト監督の
才覚は決定的に知れ渡ったんじ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.7


見終わった今、ものすごく複雑な感情が
モヤモヤと渦巻いている。
作品を見ていてずっと引っかかっている。
彼のついた嘘はもちろん彼自身もずっと抱えていて
時には嘘が人を救うこともある。
真意ではなくと
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.4


う〜ん、期待しすぎたのか
個人的にはあまりハマらなかった。

とは言いつつ特に文句もなく
〈面白くない〉わけではなく、
冒頭からスピーディーに何者かの実態が
あるのか無いのかをグレーにして
悪魔なの
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0


確かに詰め込みすぎている。と、
よくよく考えたらそう思うかもしれないけど、
とにかく今は面白かったし、熱量が上回ったて感じ。

あだ名は大林監督の『HOUSE』を思い出した
もう少し関連が分かれば良
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アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

-

ファーストカットの収容所入り口に吊られ、
イェーイ帰って来たぞ!という見せしめに出される男から幕が上がる。
どえらい物語の始まりの予兆と共にこのカットが後々心に釘が刺さったように効いてくる。

過去を
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3



誰しも一度は何かにハマって、
時間を忘れて熱中したり、何かのおかげで
仲間ができたり今が一番楽しいかも!と
終わってから気づくことはあるはず。

今作は『ハロープロジェクト』、松浦亜弥を
通してオ
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.8

くどいほどの悲劇の連続に舞い込む
下敷きにある『シンデレラ』のような
生活が変わる恋愛ドリーム。

私は幸せになれるのだろうか?

という女性の根源的な不安と希望を
抱く小春は自分の過去にされた不条理
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コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

4.0




フィクションかノンフィクションか。
曖昧なのが1番気持ち悪くて、
作り物であることを願ってしまうほどの
リアリティな目の前に垂れ流される。

作り物、よな?笑

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.5



当時見た時も25歳になってからみるのとでは
全然違う。

懐かしいニオイがわかるようになってしまった。
彼らは悪い人ではない。
差し込む夕焼けの光、失われた商店街の活気、
現代的じゃなくでわかる。
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