KAZUさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

ワンダラーズ(1979年製作の映画)

3.8

〜大統領選前に勝手にアメリカンシネマナイト〜!!
ワンダラーズ×アメリカングラフィティー

とかいって、このパーティーはこじつけですが、アメリカンオールディーズが音楽的嗜好のバックボーンなので、ずー
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

つい先日、メキシコの麻薬カルテル絡みの犯罪で両腕を切り落とされた男女グループが保護されたという、平和や非暴力が当たり前の生活を送っている一般の日本人からすると想像すらし難いニュースを観て以来、この手の>>続きを読む

ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.1

クスッと笑えるシュールさがコーエン兄妹監督のコメディの特徴だろうけど、今回はイマイチ乗れませんでした。
ビッグリボウスキの様な独特のクセになる中毒性も得られず、残念。次回作に期待!

スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

3.5

JJの過去作にハマらなかったので、心の声で...リブートも失敗するぞと囁いてはいたのですが、案の定ハマりませんでした。映画館寝落ちの重罪まで犯し、きっと一生トレッカーにはなれないのだと悟った次第です。>>続きを読む

チレラマ CHILLERAMA(2011年製作の映画)

3.9

自分史上、最も低俗で卑猥でチープな知能指数低い系ホラーコメディをハロウィン前夜祭として鑑賞。この映画は4本の短編をグラインドハウスの様な形式で進んでいきます。

1.精子怪獣ワジラ!
巨大化した精子が
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.5

過去に囚われた元名トレーナーと貧困家庭に生まれ、家族からの愛すら受ける事が出来ない孤独な女ボクサーの話し。

事前情報を入れずに鑑賞したので、ストーリー序盤のロッキー風サクセスストーリーに「グラントリ
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

前日(10/26)にNHKBSのドキュメンタリーを鑑賞し、これはやはり劇場で観なければと思い立ちTOHOへ。

アナザーストーリーズ「ハドソン川の奇跡 ニューヨーク不時着 世紀の生還劇」

ドキュメン
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ファンボーイズ(2008年製作の映画)

3.6

SWパロディーからオマージュ、コスプレ満載と画面いっぱいに愛情を散りばめほっこりとバカバカしい笑いに包まれるロードムービー。

余命宣告された同じくファンボーイズの仲間に、完成直後のEP1を死ぬ前に観
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画の定石を築いた、あるあるネタ満載のエンタメ感抜群のジョージAロメロ監督最高傑作、ゾンビ映画の金字塔。

いやー楽しかった。

「逃げる場所はショッピングモール」「逃げた先はゾンビの巣窟」「武
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サラマンダー(2002年製作の映画)

3.5

午後ローにて。

やたらめったらキャストが豪華だが、マシューマコノヒーだけは最後まで気付きませんでした。

狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.7

なんとも愛くるしい銀行強盗である。

生活苦から大金の強奪を企てるがあえなく失敗。籠城を余儀なくし、人質をとり立て篭もるがまるで悪党感がない。むしろ優しい。人質も次第に彼等(アルパチーノと)の人柄に惹
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ルーム(2015年製作の映画)

3.8

エクスマキナとの併映@早稲田松竹

「閉ざされた世界」に生き(産まれ) 「新しい世界」に飛び出していく過程を描くヒューマンドラマ。7年間にも及ぶ、監禁という想像すら堪え難い苦しみ。その過酷の環境の中に
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.7

Roomとの併映にて鑑賞@早稲田松竹。

何故この二つの組み合わせなのだろうとおもっていたのですが、そうか。「閉ざされた世界」と「新しい世界」なのか、ガッテンいきました。リーマン的に下期入った直後のタ
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

完璧に世間の盛り上がりに乗っかって鑑賞したクチです。取り敢えず感動は味合えますし、健全なので子供にもすすめられます...が、取って付けたようにあるバンドの音楽に乗っかった感動の押し付けに徐々に興醒めし>>続きを読む

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

5.0

ベトナム戦争の狂気と破滅、全てを描き尽くしている映画は他にない。恐らく、これから先も現れないだろうって思う。

鑑賞している私達も戦争の疑似体験どころではない、一生脳裏に焼きつく程のズシリと重い精神的
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

戦争を知らない私たち、幸せな時代を生きているからこそ知るべき戦争の悲惨さ。戦争映画は唯一私たちにその事実の一端を教えてくれる。

スピルバーグ監督が描く今作品、第二次世界大戦、かの有名なノルマンディー
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フューリー(2014年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦、ナチスドイツへ侵攻する小隊のリーダー役としてブラッドピッドであることから、イングロリアスバスターズを連想させますが、内容はまるで違います。特攻大作戦とプライベートライアンを足した様な、>>続きを読む

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

3.7

ドリュー初監督作品。
エレンペイジのKAWAIIが爆発どころか、大・暴・発した青春ガールズムービー&サブカル女子のバイブル的作品...を、アラフォー男と何故か今作を勧めてきた70路の母親と鑑賞。さすが
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.3

当時、飛ぶ鳥を落とす勢いのダニーボイル×レオナルドディカプリオのタッグということで、話題になった作品。タイミングを逃し未鑑賞のままでした。

10代、20代前半はバックパッカーだった事もあり、特に作品
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

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ビートルズ公式のドキュメンタリー、しかもロンハワードだ。期待しない方がおかしいって。レコード、CD引っ張り出して映画に備える。(ちなみに、中学時代に買った初めてのCDはビートルズのベストだった。)>>続きを読む

ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイト(1963年製作の映画)

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EIGHT DAYS WEEKの前哨戦ってことで鑑賞。見た気でいたけど、アレ?憶えてない。レコードで聴きまくって、今まで鑑賞してきた気でいたようです笑

初期ビートルズを愛でる自分としてはとても楽しめ
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.0

公開30周年にてリマスター公開

80年代アメリカの物質主義、格差社会、レーガン体制を強烈に皮肉った80年代のパンクムービー。

我々が目にしているものは本当か?広告、サブリミナルにより支配され、考え
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セブン(1995年製作の映画)

4.8

サイコキラーサスペンスとしては間違いなく一番好きな作品です。様々な解釈や考察、仮設が時を経てもなおファンの間で語られ続けている、映画史に残るバッドエンドムービー。
映画のタイトル「セブン」はそのキリス
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怒り(2016年製作の映画)

4.1

鑑賞予定もなく全く予備知識ゼロの状態から口コミの良さにつられ、急遽鑑賞しました。評判通りの傑作。スター俳優さん勢揃いだが、役に憑依されたかの様な演技。物凄い実存感に圧倒されっぱなし...特に宮崎あおい>>続きを読む

ベスト・キッド2(1986年製作の映画)

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つっこみの名作。

アメリカの彼女どうすんねん!ダニエル君の浮気、ミヤギ爺さんの不倫愛を見守る2時間。

遠く離れた不思議な国ジャパン的な完璧に日本を色物扱いに笑いが止まらず、ネットもないSNSもない
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.5

期待値MAX、鑑賞数日前からムダにテンション上がりまくりのこの落胆たるや。オープニングからセンス良すぎの映像、スタイリッシュな悪党。これはこれは、シングストリート、デップー越えの年間ベストいっちゃう?>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

すごく良かった。

スクリーンに溢れる、流れる時と潮の匂い。かけがえのない姉妹達の精一杯に生きる姿が鎌倉の情景と共に美しく丁寧に描いています。舞台となった鎌倉あの周辺は毎週の様に通ったし、江ノ電極楽寺
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二重生活(2016年製作の映画)

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リリーフランキー演じる教授の心の闇が一番怖い。哲学を学び論じているも理性が崩壊してる。孤独の闇に堕ちているような様は気味悪さしか感じない。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.7

神木君のキャスティングがハマり過ぎの暴走やり過ぎムービー。

神木君のチャラくて頭スッカラカンで軽いんだけど、下品にならない不思議な品の良さが、下手したらキワモノ系で大コケしそうな今作品に上手くバラン
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.9

もう、レビュー尽くされましたが、今日の日本映画史に残る新しいスタンダードとして確立されつつある、庵野秀明版ゴジラを今更ながらレビュー。

体制主義、官僚主導の意思決定と超危機的状況下の(東日本の震災時
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

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懐かしのミヤギ爺やに始まり、今見るとズッコケるほどダサい、カラテの構え?
アチョーーっみたいな。当時は影響受けまくり、床磨いてれば強くなれると信じてたあの頃。時を経てアラフォーとなり小学生以来の鑑賞で
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マレフィセント(2014年製作の映画)

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17歳のカルテぐらいしか、多分アンジーの作品観てないのでこの役の振り幅についていけなかった。マレフィセント、顔面怖いって....

バケモノの子(2015年製作の映画)

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賛否両論別れる作品。自分はどちらかというと、肯定派。後半の渋谷スクランブルのシーンとか風呂敷広げ過ぎ感あるけど何となく村上龍の「歌うクジラ」を思い出したり。違うか。温もりのある映像も裏の世界と現実世界>>続きを読む

スーパー!(2010年製作の映画)

3.9

文句無くマイヒーローは今作のスーパーヒーロー、クリムゾンボルトとデッドプールのデップーです。ええ、どちらも狂人。暴力を正当化してる、正義のフリしたゴアヒーロー。レンチで悪の頭をカチ割り、自家用車で悪の>>続きを読む

セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

4.0

園子温監督の「地獄でなぜ悪い」は今作品をネタ(影響)にしてるに違いない!映画愛に包まれたB級カルト映画の傑作であり、ジョンウォーター最高傑作!

『我々は映画の孤児。映画無しには存在し得ない』

『我
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

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温かみのある古き良き昭和の風景が良く描けていて良かったですが、それだけ。