KMDさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

ビトウィーン・トゥ・ファーンズ: ザ・ムービー(2019年製作の映画)

3.6

嫌いにはなれないけど、とても下らないしジョークがアメリカ内輪ネタ。なんとか82分持続させた感じ、ラストはなんか良かった。MCUキャストいじり過ぎ。

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

2.9

何となく良きジュブナイルものの雰囲気のまま進むが、そのまま終わる。恐竜はなにも教えてくれない。

エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.5

再鑑賞。
早くまた続編やってくれー。

「お前の散髪屋だ!」

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

強弱つけながら良い意味で裏切り続けてくれるから、かなり引き込まれながらの鑑賞を持続出来る。ただオチは期待ほどインパクト残せずって感じで惜しい、もっとイカれた方に進んで欲しかった。

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

3.8

三部作の完結としては完璧な畳み方だと思う、そりゃそうなるよね。本当お手本のような構成。そしてCGの進化がエグい。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.3

皆さん演技が素晴らしかった、特に松岡茉優は本当何でも出来るね。ただストーリーは物語のための物語で、結構酷い内容だったな。演出も上手くはない。

ナンシー(2018年製作の映画)

3.5

ジャケとあらすじから、『エスター』的なサイコ・サスペンスかと思いきや大間違い。一人の女性の再生を優しく描いた、なんならうっすら泣けるヒューマン・ドラマだった。イタイけど、分かるよその気持ち。

ウディ・ハレルソン ロスト・イン・ロンドン(2017年製作の映画)

3.5

ワンカット、ワンテイク、ワンカメラ、リアルロケ、劇場生配信、音楽同時放送などなど、内容はさて置きもの凄い実験映画。ハレルソンファンは必観、カメオ出演もウルトラ豪華。

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

3.7

再鑑賞。勝手にリンクレイターが監督だと思い込んでた。面白いしクールだけど、もう少しラジオに熱狂せざるを得ない国民の悲壮感とかあっても良かった。にしても当時のタルラ・ライリーは本当キュートやな。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

現代盤にアップデートされた脚本が素晴らしい、グレタって本当凄い手腕。フェミニズムから離れた作品も観たい。そしてそして、フローレンス・ピューの存在感は相変わらず強烈。

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.6

前半と後半で違う映画だったね、ただ着地はやっぱりスパイク・リー。ネトフリで言いたいこと・やりたいことを伸び伸び創ってる感じが伝わって新鮮だった。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

誰にでも良いところや、そうじゃないところがある。最も我がままな感情が愛っていうのは、分からなくもない。詩的な作品だった。

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.8

誰にでも忘れられない出来事や場所や時間ってのがあって、ウェンディにとってのそんな数日間を覗き観た感じ。なんて事はないけど、なんて事はある、人生はそういう瞬間の積み重ねで出来ているかも。

ランド・オブ・プレンティ(2004年製作の映画)

3.2

9.11とベトナム戦争というアメリカのトラウマ2乗映画。でも基本はウィリアムズが全て、特に眉間から鼻尖に掛けてのカーブの美しさは凄い。バート・ヤングもいいね。そして高橋理恵子の吹替が結構好きだな。

ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

4.0

スポ根としては抜けも目立つしクライマックスも少々やり過ぎだけど、スポーツの真価を南北問題を通して上手に描いてると思う。ただ画的にはほぼ邦画『ピンポン』の焼き回し。電話も手紙も届かないときは「元気でね」>>続きを読む

ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.2

イメージだとワイズとマクアダムスの役は逆だよね、それが最後まで慣れなかった。用は愛は他者を赦し、受け入れることだってことかね。

パラサイト X(2007年製作の映画)

3.0

プロットは面白いし、代理教師の登場シーンとか良かったけど、後半はやっぱ厳しかったよね。ジャケでだいぶ損してる作品。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.9

実に清々しい王道の青春音楽映画、こんなに一つの映画で一アーティストの名前を連呼する作品は過去ないんじゃないだろうか。主人公と友人親子との関係性がとても良かった。

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.6

もうサイコレベルでバイオレンスだけど、DIY人間狩りは見応えあった。隙が大有りな脚本はさておき、スタローンの演技はここへきてキャリア最高だと思う。エンドロール泣けた。

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.5

再鑑賞。もう12年前か、映画館へ行ったのが懐かしい。今観るとドン引きバイオレンスだし、ランボーっぽくないね。ラストはいい落とし方だったけど、果たしてその先どうなるか…。

「いい子振るな!平和ボケども
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ランボー(1982年製作の映画)

3.7

再鑑賞。もはや最期のアメリカンニューシネマってことでいいんじゃないかと思ってる作品、ベトナム帰還兵のトラウマ。ラスト本当泣ける、スタローンだって演技上手いよ。

「何も終わっちゃいねえ!なにも!」

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.4

ノートンとサプリーのツーショットは今でもたまらなくアガる。ノートンの本気度がかなり伝わってくる仕上がりで面白かったんだけど、ちょっと長過ぎるわー。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.0

地に足の付いた素晴らしいノンフィクション、そして実に見事な演技。埋もれかけた事実を新たな角度から照らして蘇らせてくれる、そんな映画文化に感謝したくなるような一作。邦題だけなんとかして欲しかった。

スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.6

流石デル・トロ、クリーチャーが皆絶妙に気色悪いわ。結構ティーン向けだけど、一捻りあって良かった。コントラスト濃いめの画も好き。こういう作風流行ってるね。

モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

2.1

レベルの低い焼き回しの詰め合わせ、志がないならジャンル映画には手を付けないで欲しい。久々に半透明の幽霊観たわ。

アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

リー・ワネル満を持してのSF作品だけど、主演はトム・ハーディにしか観えないし、AIとのバディ感とか身体主導権争いとか、つまりヴェノムだね。ただラストは流石、上手く回収してバッサリ爽快。

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.1

芸術やスポーツは人間の可能性を追求する人類特有の文化であって、国や人種やイデオロギーとは切り離されたものでなければ真価はない。その点で監督の嘆きに近いメッセージが直に伝わってくる、胸クソに分類して欲し>>続きを読む

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.3

図らずもアラン・パーカー連投。映画的でよい脚本かと、ただキャラクター少ないからドンデン返しとしては弱いかなー。ラストの赤ちゃん激怖。ゾーイのお母さん初めて観た。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.6

確かによく出来てるけど、これだけドンデン返し推しされると構えて観ちゃうし、構えて観ると設定上結構序盤でオチの予想は着いちゃうという悪循環。フラットに観れば良作かと。

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

2.9

別に悪くないけど、話しは古典『猿の手』そのまま。ラストを少しアレンジしただけ、その先が観たい。

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

3.7

全員2コ上の姉がいる件は後半ゾッとする。遺伝と環境が人生に与える影響は互角だが、環境にだけ遺伝を超越することが出来る可能性がある。序盤の再現VTRとかいらない、演出過多。

EXIT(2019年製作の映画)

3.9

面白いんだけど、途中挟み込まれる主役二人以外のシーンがとにかく邪魔。そのせいで毎度テンポが落ちる。ラストの二人の掛け合いがスマートで素敵、エンドロール後に数秒でいいから後日談入れて欲しかった。

ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.5

どこまでが個性で、どこからが病気かなんて誰にも分からない。そこに明確なラインを無理矢理に引こうとすると悲劇が起こる。分からないからこそ努めて受け入れ合い、理解しようとすることが大事になる。

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

こういう角度で実際の殺人鬼を描いた作品って、今まで余り出会ってない。ラスト一気に背筋が凍る感じは好み。役者もよかったけど、美男美女過ぎたかな。

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.4

役者が凄いね、若いのにこんな役よく挑戦したよね。物語としては淡々としてて今一つな感じ。弱い者たちが更に弱い者から搾取する、本当社会の底辺の話。

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.1

良くも悪くもザ・ホラー映画って感じ。悪魔の造形ブラッシュアップ、ドラマパートの厚み、使い捨てキャラの深掘り、尺を100分以内、などなどすればもっと良くなる。エンドロールは良かったわ。