kazマックスグローバーレッドさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.6

これが『ストレンジャー・シングス』で子供たちがやっていたあのボードゲームの映画化ね。結構前にジェレミー・アイアンズが悪役やってた映画のやつもあったよな。ネズミやミミズになるあの女の子は『IT』に出てた>>続きを読む

サムシング・ワイルド(1986年製作の映画)

3.6

『羊たちの沈黙』ジョナサン・デミ監督が80年代に撮った「ニューヨークで前途有望なサラリーマンのジェフ・ダニエルズが謎の黒髪おかっぱファム・ファタールのメラニー・グリフィスと出会ったことで散々な目に合う>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.8

デパートの雇われサンタが事件に巻き込まれるアクションかと思ったら本物のサンタさんが武装強盗団と戦うという、首は吹っ飛ぶわ体はバラバラになるわの心温まるお話。クリスマス映画の定番『ダイ・ハード』を本物サ>>続きを読む

ダークグラス(2021年製作の映画)

3.6

ストーカーに狙われた娼婦が自動車事故で盲目になり、その事故に巻き込まれて両親を失った中国人の少年と逃避行する娼婦&孤児のバディほっこり珍道中。

大袈裟な劇伴、水ヘビ地獄でいきなりヘビが首に巻き付く雑
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タイム・トラベラーズ(1964年製作の映画)

3.5

研究所で未来が見れるタイムスクリーンを開発したら核戦争後のミュータントがいる100年先の地球が映し出されてしかもスクリーンの中に入れるじゃないですか。科学者たちがそこに入ったらスクリーンが閉じてしまい>>続きを読む

S.F.第7惑星の謎(1961年製作の映画)

3.4

死の惑星「天王星」に着陸した宇宙船の乗組員が見たのはかつて彼らが地球で過ごした思い出の風景で昔好きだった女の子までいる。何かがおかしい。この惑星は乗組員の潜在意識が実体化する星なのでした。『ソラリス』>>続きを読む

ゴーイング・サウス(1978年製作の映画)

3.5

ジョン・ベルーシのドキュメンタリーを見たので彼の過去出演作を鑑賞。ジャック・ニコルソン監督・主演の西部劇コメディで、最初はケンカばかりしてた男女が次第に惹かれ合うという90年代にメグ・ライアンが出演し>>続きを読む

デュアル(2022年製作の映画)

3.5

亡くなった人の家族を癒やす為、本人のクローンが作れる社会。死に至る病に侵され余命宣告を受けたカレン・ギランが自身のクローン創造を依頼したのはいいんだけど、病が治っちゃったからさぁ大変。世の中に2人のカ>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.6

イタリアの修道院の聖痕少女ベネデッタが後輩バルトロメアとレズビってるのを見た修道院長がフィレンツェ教会の教皇大使にチクッたらペストが蔓延して大騒ぎになった実話ベースのエログロ宗教映画。ポール・ヴァーホ>>続きを読む

BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

4.0

ようやく見ることが出来たジョン・ベルーシのドキュメンタリー映画。
ブルース・ブラザースの結成秘話は彼らのライヴ・アルバムやダン・エイクロイドがダン・エイクロイド自身とエルウッドを演じ分けてブルース・ブ
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.3

先日見た『メランコリア』で足りなかった「狂気と変態性」がいっぱいの『アンチクライスト』。しかし1ヶ月間続けてトリアー監督作品を見続けると流石に「狂気と変態性」はもういいやって感じ。喧嘩しちゃエッチして>>続きを読む

メランコリア(2011年製作の映画)

3.3

ジャック・バウアーでお馴染みキーファー・サザーランドが出てきて巨大惑星が地球に衝突する映画で『インィペンデンス・デイ:リサージェンス』のシャルロット・ゲンズブールも出ているよ。この情報だけだったら『ア>>続きを読む

キングダム エクソダス〈脱出〉(2022年製作の映画)

4.0

『キングダム』のドラマを見た夢遊病の老婆カレンが物語の終わり方に不満を抱き、自分で解決すべく巨大病院キングダムへ乗り込む。キアヌの仮想現実映画しかり、時を経て制作された続編はメタ構造がお好きなようで。>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.0

オープニングタイトル「首」の文字がめっちゃカッコいいし劇伴も素晴らしいけど、もうオフィス北野は無いからお馴染み筆書きロゴ「K」のオープニングが無かったのはちょっと淋しかった。これまでビートたけしの著書>>続きを読む

キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

4.0

オカルトホラーなのに笑える院内ドタバタ劇。最近までキングダムに『2』があることを知らなくて『1』で見た「こんちにはウドちゃん」で終わりかと思ったらドラマの5話〜8話が『キングダム2』だったのね。今回は>>続きを読む

キングダム(1994年製作の映画)

4.0

初回放送のWOWOWで見たのが確か1996年だったと記憶してるんで実に27年ぶりの再鑑賞になるのか。これずっとオープニング曲が頭にこびり付いていて、いつの日かもう一度見たいと思ってたので『キングダム』>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.7

前作しかり、そもそも『キャプテン・マーベル』には期待してなかったのもあってか、いざ見てみるとめっちゃ面白いやん。何だろう、子供の頃にTVで見たヘレン・スレイター版『スーパーガール』を見ている感じの楽し>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.3

タトゥー大男バウティスタから「世界が滅びるの止める為に死んで頂けませんかね」って丁重にお願いされる映画。テレビではシャマランTVショッピングが流れてる。ハリポタのロンはいい役者になったねぇ。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.7

10代の頃からリアルタイムで見ていたあの「なまいきシャルロット・ゲンズブール」も今ではケツパッチンシバかれ大女優か。トリアー作品をずっと見続けて思ったのは、どの作品も最後にしっかりとオチを持ってくると>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.6

豪華スター共演のハードコアポルノ映画、いやいや、トリアー監督に言わせりゃ芸術映画か。トリアーの作品は見る度にボカシ増々々になってるよ、多分この作品がエロ的ピークなんだろな。

マンダレイ(2005年製作の映画)

3.7

『ドッグヴィル』の続きなんだけど配役がニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・カーンからウィレム・デフォーへとバトンタッチ。まぁニコールとトリアーは色々あったから。ウド・キアや>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

『ドッグヴィル』に続き日本の「オラが村が世界の全てで、オラが庭が世界の中心」映画。陰湿な空気感漂う閉鎖的な村社会で起きた悲劇。いやぁ怖かった。

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.7

この映画は昔 録画してたんだけど、地面に白線引いてちょっと家具揃えたぐらいのセットが退屈そうだなと思い、しかも時間長いし見るの後回しでいいやと思い続けて早20年、録画していたHDDレコーダーは既に壊れ>>続きを読む

エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)

3.5

ラース・フォン・トリアー監督2作目。トリアーが映画監督本人役で主演し、疫病蔓延映画を構想する話と現実世界での疫病蔓延が平行して進む。全編モノクロ映像で画面左上に赤い文字のタイトルロゴ『epidemic>>続きを読む

あばよダチ公(1974年製作の映画)

3.2

松田優作命日鑑賞その②『あばよダチ公』。ダム建設の立ち退き反対で地上げ屋ヤクザに抵抗してカネをふんだくろうとするチンピラ4人組。政治学(性事学)を勘違いして突然女性に抱きついたりと今じゃ絶対アウトな事>>続きを読む

The Trip to Squash Land(英題)(1967年製作の映画)

3.5

変態監督ラース・フォン・トリアーの短編作品で3羽のウサギの頭が取れたりする可愛らしくも狂気を感じる切り絵アニメ。
1羽のウサギが連れ去られて残り2羽がイモムシみたいなのに連れられて、クジラの潮吹きで高
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エレメント・オブ・クライム(1984年製作の映画)

3.5

ヒトラー共感発言でカンヌ映画祭出禁になったり、主演女優へのセクハラなど問題行動が目立つデンマークの変態監督ラース・フォン・トリアーの長編デビュー作品。エジプトはカイロからヨーロッパへやってきたフィッシ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

3.7

こちらも三十数年ぶりに再鑑賞。初めて見たのはTV放映時の日本語吹替版で今回の再鑑賞も日本語吹替版なので英語オリジナル版は未だに見たことない。

セルジオ・レオーネ監督の遺作にしてワンス・アポン・ア・タ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.7

「いやー、そうきたか!」な展開で意表を突かれて面白かったし、中盤からは「疑似家族疑心暗鬼喜劇」になってるやん。こんなスムージーはイヤだ、〇〇が入ってたりしてね。

またエスター役のイザベル・ファーマン
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

前作『アイリッシュマン』が3時半の長丁場ながらも、どっぷりとスコセッシワールドを堪能できたので、これは劇場案件だと思い映画館で鑑賞。
マフィア映画のキーワード「ファミリー・大金・殺人・裏切り」、スコセ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

マフィア映画の四つの法則「ファミリー・大金・殺人・裏切り」。実際にマフィアのいた環境で育ったスコセッシがマフィア映画を作るとこんな傑作が生まれます。1990年10月にこの『グッドフェローズ』を映画館で>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

4.0

これはめっちゃ面白かった。これこそB級娯楽作、そう、グラインドハウス映画なのよ、上映時間も83分って優秀じゃないの。自分は「脚本が陳腐」とか「設定が目茶苦茶」とか上から目線で偉そうなこと言えるようなお>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

見ていてストーリーに凄く引き込まれて面白かったけど途中でリチャード・ギア主演の『真実の行方』を思い出してオチが読めちゃった。しかしながらもギリギリまで真相を引っ張ったあの終わり方は良かった。

湿地帯
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.6

ビョークとアニャちゃんが出演してるから見たいリストの優先上位作品。『コナン・ザ・グレート』をリアルに描いたらこうなるんだろうなというクオリティで良かった。野犬修行、溶岩全裸タイマンなんかいいね。自分が>>続きを読む

ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌(1992年製作の映画)

4.0

ジョン・ウー監督 20年ぶりのハリウッド復帰作にして全編セリフ無しのリベンジ・ヴァイオレンスアクション『SILENT NIGHT』が全米公開されるので『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』を鑑賞。>>続きを読む

エンブリヨ(1976年製作の映画)

3.3

ロック・ハドソン博士が発明した成長促進剤により胎児の状態から子宮外で育てられたバーバラ・カレラが急成長し早老化を恐れて悲劇が起こるホラー映画。

何故わたしは生まれてきた?わたしの存在意義とは?系の映
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