尋問のシーンの意味が分かり始めてからの勢いがすごい。
あと音響がすごい。
あのでかい絵の場面が後の2人にとって大きい分岐点になっちゃうのがなんとも切ない、、。
それにしても若いって大変だな〜と思った。
秋のフィンランドは日照時間が短いので、基本暗い場面が多いんだけど照明がとても良かった。
こんなにセリフが少ない映画は初めて観たけど豊かな気持ちになった。
20年前の映画だけどCGがすごく見やすいからリアルタイムで観たらビックリしてたと思う。
ハリーが不憫すぎたから報われてほしい、
、。
ひと夏のティーンエイジャーの話とパパと娘の関係っていう大好きな要素が2つも入った映画だった。
ほとんど説明が無かったのでちょっと戸惑ってたけど2人でダンスする時に流れてる曲の歌詞でグッときた。
市子に感情移入しながら観る話かと思いきや、冒頭と対になってるラストで完全に食らってしまった。
文鳥の音とかお母さんの鼻歌みたいな音はたぶんサブスクで観てたら聞き逃しちゃうんじゃないかなと思う。
映画館>>続きを読む
森田監督の独特な演出と薬師丸ひろ子の奥ゆかしさが最高に甘酸っぱい。
自分は大人になってから観てるわけだけど、もし中学生の頃にこの映画を観たらどう感じるかなと思った。
マッチョイズムの否定かと思いきや、ゴッドファーザーやマルクマスを得意げに語る男も出てきてこの手の映画においては新しい視点でちょっと複雑だけど嬉しい。
空想や夢と価値観の押し付けを分けて語ってたところ>>続きを読む
旦那が浮気してるかも、という不安から探偵みたいなことをするんだけど、ラストは結構意外な着地でとても良かった。
ずっとローラの視点だから他人の見え方って結構自分の精神状態に左右されるのが観てて新鮮だった>>続きを読む
どの登場人物を宮崎駿自身に置き換えるかで見方が変わってきそう。
何かを理解する映画ではなくてトトロみたいに子供がひと夏の不思議な体験をするというような話、という印象を受けた。
まひろがパンチを繰り出す時にナイロンジャケットの「シュッ」っていう音がしてすごく良かった。
前回もあったけど仲直りシーンが最高。
すごい映像と嘘みたいなマルチバースの世界観の中で母と娘の物語を見せられてとにかく圧倒された。まさか岩の演技を観る日がくるとは、、。
どんなにバカバカしい世界でも選択次第で人生を肯定できるかも、というの>>続きを読む
ついにワンちゃんたちの逆襲が見られて良かったし犬の演技が素晴らしい。あとはさすがキアヌリーブス、銃の扱いが凄すぎる。
ストーリーは「次回に続く」って感じで終わるので1作目みたいなキレイな終わり方ではな>>続きを読む
名もなき男がすれ違いでとんでもない事件に巻き込まれるというわかりやすいストーリーなんだけど、映像のザラついた感じとか画面がグッとズームしていくのがすごくクールで良い映画だった。
見終わった後にポスタ>>続きを読む
洗濯物と一緒にアレを洗濯機に入れちゃって…みたいなほのぼの殺し屋あるあると、超カッコいい近接戦闘と銃アクションが一緒に見られて最高だった。
主演のお二人とも銃の構え方とかマガジンを戦いながら素早く交>>続きを読む
ずっと閉塞感や死の気配が漂っているのに甘酸シーンがどれも最高に可愛いというギャップに引き込まれる。
こういうセリフで説明しないタイプの恋愛映画に弱いのでまた定期的に観たい。
もちろん青春映画としても最>>続きを読む
劇中で実際に流れるアニメがすごく魅力的だったり、アニメを現実逃避の道具としてではなく、現実を生き抜くための希望として描いているのが題材に対して誠実で素晴らしい。
主役の吉岡里帆さんの疲れた感じもとても>>続きを読む
テトリスというお宝をめぐる権利争いがこんなに面白いとは思わなかった。
崩壊間近のソ連の感じとかはあまり映画で見たことなかったから新鮮だった。
このレビューはネタバレを含みます
他者を理解することについて苦しむのはいつも主人公側だったけど、シンエヴァを経て、今回ヒーロー側の登場人物は人を信用することに重きを置くという展開になっててとても良かった。
平成生まれの自分が観てもライ>>続きを読む
大人たちの夏休みを見てるようでとても豊かな気持ちになれた。
兄弟の関係性もとても羨ましいが女性陣との付き合えそうでまだ付き合えない感じが最高だった。
2006年公開ということで平成の匂いも漂ってて最高>>続きを読む
目の演技がすごい。綺麗な映像も相まって圧倒された。
世間から向けられる下世話な視線、文のお母さんの逸らす目線だったり、更紗のいう「人は見たいようにしか見ない」というようなセリフにもあるけど「ちゃんと>>続きを読む
恋愛映画はあまり得意ではないんだけど、フランスの恋愛観ってこんな感じなのかなと思うと面白かった。
お父さんもバッチリ浮気してるんだけど中盤以降だいぶ健気だった。パパ泣きシーンは無いけど娘と良い距離感>>続きを読む