Dachikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.5

今作は『遊星からの物体X』の正式な続編であるが、時系列としては前作の過去、が描かれている。前作で既に壊滅していたノルウェー基地では一体何が起こったのか、というのが今作の筋である。

鑑賞後、今作につい
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

映像とキャスト勢の時点で個人的には及第点の映画だった。もちろん、ストーリー性も良かったが、仮にくそったれC級ストーリーであっても「おもしろかった」と言ってしまいそうな作品。

久々に3Dで見たいなあ
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フライング・ジョーズ(2011年製作の映画)

2.5

なぜ日本の映画配給会社はこう誤解を招く邦題をつけるのだろうか。今回のフライング・ジョーズ、全く飛ばない。というよりもはや殆ど姿を見せない。基本沼の中で尾びれを見せて泳ぎ、ラスト以外は捕食するときに水面>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

人を殺したい、と感じる人は世の中に多くいるだろう。大都会東京に住んでるのならなおさら多いのではないか。世界1位の人口密度を誇る新宿駅では出勤中一体何人の人が脳内殺人予告を犯しているのだろう。

1つ言
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アドレナリン(2006年製作の映画)

3.2

パッケージ、そして『アドレナリン』というタイトルからもテンションが高いことがわかる、とりあえず「観客者ども目ぇかっぽじってよーう見とけっ!!」っていう制作側の声が聞こえてきそうな作品。

話としては、
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ホステル2(2007年製作の映画)

3.5

『ホステル』の正統な続編。
前作のスピード感ある飽きさせない展開を引き継いでいる。さらに、殺される側の視点だけでなく、殺す側の視点も描かれているという稀有なスプラッター映画である。

紹介サイトによる
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

こころが強姦された気持ちになる映画。

もうちょっと考えがまとまったらちゃんと描きたい。

新宿スワンII(2016年製作の映画)

3.2

原作読者としての感想。

映画の勢いとかノリは前作と一緒。アクションシーンは今作の方が力が入っていたし、見ごたえがあった。特に歌舞伎町のホストクラブの看板前での喧嘩は、何回ここで戦うんだよ!?という気
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.2

マッツ・ミケルセン目的で観賞。

この物語は純粋な少女の、純粋な嘘がルーカスという優しい男の人生を狂わせてしまう映画だ。

デンマークには“酔っ払いと子供は嘘をつかない”という格言があるらしい。確かに
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.7

別れた人を見送る時の、寂しげだけど暖かい表情が人の1番美しい顔だと思う。そしてそういうシーンが印象に残る映画は僕にとって名作が多い。この映画もその1つだ。

落ちぶれた音楽プロデューサーと恋愛で傷を負
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

3.0

本当にシリーズ物に弱いなあ、と感じてしまう。どうしても続きが気になってしまう。次作のfinalもたぶん借りるてくるんだろうなあ。

前回、74回目のハンガーゲームで勝利を収めたカットニスとピーターが再
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.0

初めて見た、人が殺し合い生存競争するサバイバル映画は『バトル・ロワイアル』である。それ以来サバイバル映画において、その作風が基準になり、まさに最初にして最強であったので、あまりこの手の映画は見ていなか>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.4

この作品を見てジョーダン・ベルフォートという男の行為に憧れを抱くか抱かないかは、その人の良し悪し、もっと言うと底の深さ浅さを測るいい基準になると思う。

言うまでもなく、ジョーダン・ベルフォートという
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

2.2

正真正銘根っからのアクション映画だった。そこにホラーという要素は皆無である。

第1作目のようなおどろおどろしさも第2作目まであった前作との繋がりも薄れていき、今作を見るためにはアリスとアンブレラ社幹
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土竜の唄 香港狂騒曲(2016年製作の映画)

2.4

前作同様かそれ以上の、全力ぶっち切りコメディ。シリアスほぼなし、あってもほんの1分そこらでお笑いに切り替わるからそれがツボにはまるかどうかがこの映画を楽しめるかどうかの境目かな…。
ちなみに自分は見事
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.2

ハリーポッターシリーズの正統な続編、というかスピンオフ。
今回は全シリーズのようにからくりを解き明かすようなことはないけども、その代わりに造形も特殊能力も凝った魔法生物がひっきりなしに出てくる。それも
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.9

この映画の原題は『The Perks of Being a Wallflower』であり、直訳すると『壁際の花であることの小さな特権』である。
鑑賞後、このタイトルに妙に納得した。なぜならこの映画に出
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.8

1996年に起こったエベレスト大量遭難事件を忠実に再現した映画。この映画の事実に対する忠実さは半端ではなく、実際にエベレストで、しかも保証が効く限界ギリギリまで危険な領域で撮影したという。よってかなり>>続きを読む

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.0

サイモンペッグとマーティンフリーマンが共演している完全に自分得の映画。
ハングオーバーみたいなノリを期待してたらいつの間にか世界滅亡ものになってて笑った。けどこの話のミソなのはハッピーエンドではないと
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座頭市(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

たけし映画一の興収をあげている映画。
勝新太郎主演のオリジナル座頭市とは、網膜・居合の達人以外は全くの別物。
登場人物ほぼ全員によるタップダンスで締めるなど誰でも見易いエンタメ時代劇に仕上がっているけ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.2

2回目。

リメイクものはまだ見たことないけど
こっちだけで満足できるくらいグロい。全然チープじゃない。

むしろ、こっちの手作り感の方が現実的にそこにいる感じがしてとても好き。

エイリアンのグロさ
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アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー(2012年製作の映画)

-

途中から見たから評価なし。
最後の戦いはいろんな意味で迫力満点。
巨人フェチにはたまらない作品。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.5

最初は絶え間なく入ってくるカットとかBGMにうんざりしかけたけど、それはどんどん慣れてった。

2人が2人でいる時に2人こそが世界で1番輝いてるんだと自他共に認めるコウと夏芽の輝きが凄まじい。

2人
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Led Zeppelinのimmigrant songを使ったOPがカッコよすぎる。007のより断然カッコいい。Daniel CraigもJames Bondとしてではなくて素の色気が出ている、気がす>>続きを読む

理由なき反抗(1955年製作の映画)

2.6

ジェームズディーンの憂いげな色気を楽しむ映画。
チキンレースは中盤までと思いきや、この映画自体がジェームズディーンと彼の親友のチキンレースだった。

シャイニング(1980年製作の映画)

2.0

ジャックニコルソンとシェリードゥバールの怪演

最後の死に顔は素晴らしい。

怒り(2016年製作の映画)

4.1

ひたすらに好きな映画

信じることとはどういうことか。
信じたいから疑うのか。

ということは疑いもせずに信じるのはそれは不躾なことではないのか。

一つ一つの物語は重ならないけど、考え方、台詞の一つ
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パパってなに?(1997年製作の映画)

3.8

まず邦題がダサすぎる。可愛い物好き受けを狙ったのかもしれないが、内容は可愛くないので注意。

父を知らない子どもが、父性を持たない男と、母性と女性の狭間で揺れる母親との交流の中で成長していく。

ラス
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美しき棘(2010年製作の映画)

3.0

Lea seydouxは本当に煙草がよく似合う。

虚無 強がり 悲しみ 愛撫 寂しさ
母親が死んだことで色んな感情を抱え込んでしまった少女のラストシーンの横顔は凄く美しくて何も理由はなかったけれど
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悪人(2010年製作の映画)

4.0

怒りを見る前に吉田修一復習。

最後の祐一の行動の真の意味を光代は知っているのか本当に気になる。

それぞれいた悪人の周りにはそれぞれ善人がいて、その対比のせいで余計に悪人に見えた。

17歳(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

雰囲気といい話の内容といい好きな部類。

酒と煙草を摂取しながら見たせいかかなり内容が響いた。イザベルの自由奔放ぶり、幼いが故の残酷さが好き。体を売ることは大した問題ではなくて、大切な人を殺してしまっ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

かなり好きな映画の部類。
殺しあり、スリルあり、鬱展開あり、いろんな見方あり、で何回も見たくなる。

BGM全くないのに全然眠くならない数少ない映画。

ハビエル・バルデル演じるアントンシガーがもうハ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョーカー好きとして公開数ヶ月前から楽しみにしてた分、ジョーカーの出番少なすぎて(色気が半端じゃなくてカッコよかったけど)残念だったなー

プラスストーリーも単調でミッション一つで終わってしまうあたり
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マジックで敵を倒す斬新な映画の第2作目。

個人的にはダニエル・ラドクリフのすっとぼけたような悪役の演技がかなり気に入った!最終的にはただのファザコンだったけども。笑 だんだんとハリポタのイメージから
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.5

心身ともに痛かった作品。

人間15年も監禁されたらそりゃ狂うし、知らないうちに○○○○してたらそりゃおかしくもなるわ。笑

全てのシーンに意味があって、最後につながってくる。けどそれは爽快感とは程遠
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