daisakさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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TOMORROW パーマネントライフを探して(2015年製作の映画)

4.0

意識が高いだとか低いとか、人種とか国家とか宗教の垣根を超えて取り組むべき問題に目を向けさせてくれる。それも偏った見かたや強引さは全く感じさせず、自然に、自発性を重視して。問題は単純明解でいて実現可能と>>続きを読む

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.6

個人的に、あまり観る機会のない韓国映画ではsunny〜永遠の仲間たち〜以来のヒット。
TVやネットなどの媒体からの情報ではついついネガティヴに捉えがちな隣国事情。
このような映画を通してみるとグッと親
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さびしんぼう(1985年製作の映画)

3.8

尾道の町並みは何故にこんなにも郷愁を誘うのか。大林メソッド多くて大好きな作品になりました。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

メーワクもハローワークもあるか〜い !
ボケー!といったパンチラインの連続には笑わせてもらったが、
基本おっさん達によるおっさん達のためのおっさん賛歌である。
そのため劇場に足を運んでくるおっさんもイ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

思いがけず早起きしたので、
近場の映画館で何かやってないかな〜。
会員価格で観れるやつ…
あー…ライオンなぁ、トレイラーで見たけど、グーグルアース推しに萎えて結局見てないやつ。
ルーニーマーラ出てるし
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

MX4Dで鑑賞。
最近のノーラン監督は特に自宅鑑賞はハナからアウトオブ眼中って感じで、全編をIMAXで撮影(最高)
劇中のスピットファイア含め駆逐艦や戦闘機などは全て本物で、CGは一切使用せず。撃墜さ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

どこにでもある、平凡だけど、ほんのり幸せなパターソンの毎日は「良い日もあれば悪い日もある。だけどどんな1日にも驚きと幸せは転がってるさ。」と、そう気づかせてくれる。
平凡な毎日に嫌気がさす人に優しく寄
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、ニャンコちゃん、あぁ可愛いね〜…どんどん瞳がクローズアップされていき、そこに映るのは暴漢にレイプされている主人公。
全編に渡って漂うヒリヒリした不穏な空気感。
なんでソコでその対応⁉︎もっとこー
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

主人公のbabyは天才的なドライビングテクニックを買われ、逃し屋としてシンジケートに囲われてしまい、10年以上危ないヤマを踏む生活をしていた、そんな中、初恋の女性デボラに出会う事で足を洗う事を決意する>>続きを読む

標的の島 風かたか(2017年製作の映画)

3.5

「自分には関係ないこと」「中国への抑止力としての武力は必要」「もともとある基地が一つ増えるだけでどうしてあんな抵抗するの?」「今の時代に座り込みなんて、なんだか滑稽だ」2年前に職場の研修旅行で高江に行>>続きを読む

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.9

なんという純粋な衝動!
忘れかけていた何かを思い知らされる思いでした。
ヤスミン・アフマド監督作は初めて観ましたが、光と風の捉え方や冒頭の蛍光灯が点灯するカットなど、エドワード・ヤン監督作品を彷彿とさ
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

同じ革のベルトも、使い方次第で鞭にもなれば、駆血帯にもなる。
メルギブソン監督は当たり外れの振り幅が激しいけど、ブレイブハートやパッションが好きなので前知識なしで鑑賞。
全然知らなかったけど、ハクソー
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

2.9

lockstock...。snatch。rocknrolla。までのガイリッチーは好きだけど、シャーロックホームズシリーズ以降はあんまり(code name u.n.k.l.eは割と好き)
な私的な感
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.5

映画の日に鑑賞!
主人公カイの心模様を表現するかのように序盤はトーン暗め→最後の極彩色ったら!流石です。ルーは可愛いかったし、ダンスのシーンなど湯浅監督独特のオリジナリティ溢れるサイケデリックな表現は
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

メジャーにいっても、物語の構成はドゥニさんの一筋縄ではいかない節健在。
個人的に、言語、時間軸に関する価値観がUPDATEされました。映画の力って凄いね。
しかし、この監督は同じキャストは使わないタイ
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しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.9

宮崎県北部椎葉村。棚田や雲海、茅葺の家屋など、ただただ美しい日本の原風景を舞台に繰り広げられる赦しと再生の物語。
台詞には無駄がなく、素朴だけど、味のある登場人物。
田舎ののどかな環境や人間の温もりに
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パンと植木鉢(1996年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

「パンと植木鉢」英題は 「a moment of innocent」この邦題の付け方が秀逸。
それが解るのがラストカット。このシーンはマジで映画史に残る。
20年前、反体制活動をしていたマフマルバフ監
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