かいせいさんの映画レビュー・感想・評価

かいせい

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リプリー(1999年製作の映画)

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・人が嘘を吐くところを見るのがこんな苦痛な体験だと思わなかった。ディッキーが生きてた前半はまだ見ていられたのに、殺してからの後半、まじで地獄だった
・ディッキーがやはりユニークでいいキャラクターだった
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(ハル)(1996年製作の映画)

3.8

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・インターネットでのやり取りを通じた恋愛を描いた映画で、先鋭的な要素がいくつがあると同時に、ハルが顔文字を知らなかったりフロッピーディスクが出てきたりするのが面白い
・新幹線のシーンはかなりよかった。
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街の灯(1931年製作の映画)

3.4

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・はじめてチャップリンの映画を観たけど、とても面白かった
・冒頭のシーンから面白くて、無声・白黒という枠の中でコメディ追求しているのがすごい

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.6

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・今の自分に足りない要素がたくさんあった。俺も魔女修行したい。あの家にエスケイプしたい
・魔女にとって一番大事なことが直感を大事にすることでありながらも、直感を過信しないことという話が特に印象的だった
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イル・ポスティーノ 4K デジタル・リマスター版(1994年製作の映画)

3.4

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・シチリアの風景、詩の豊かさ、そしてパブロ・ネルーダとの出会いと別れの全てが美しかった
・主人公マリオを演じた俳優の方がクランクアップ直後に亡くなったと知って、最後海辺に佇むパブロの姿がより切なく思え
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.1

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・君の名はの元ネタ感あった
・途中で寝てしまって、後日そこから視聴したというのもあって単調に感じてしまった。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.1

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・美談っぽく脚色されてるなとはもちろん感じつつ、それでも感動した
・娘がめちゃくちゃいい子で胸打たれたし、養母も娘の幸せを一番に考えてるのが伝わってきてよかった
・ターナー検事の、娘の将来を案じている
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.3

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・やる気、努力だけじゃどうしても埋められない才能の話
・個人的にはあまり刺さらなくて残念だった。自分が誰かの才能を前にして何かを諦めたことがないつまらない人間だからかも…
・ちょっと期待しすぎてたかも
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怪獣ヤロウ!(2024年製作の映画)

3.1

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・ぐんぴぃが出ているB級映画だけど、ぐんぴぃ要素をかなり控えめにしているのが良かった。ちゃんと俳優として活かそうとしている気概を感じた
・起承転結がはっきりとしているゆえのつまらなさはあるけれど、要所
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.4

・夏の暑さとかダラダラ感がタイムマシンの非日常な冒険とマッチしていて、伏線回収の気持ちいい映画
・先に四畳半のスピンオフを見ていたが、こっちのオリジナルもやはり面白い
→ヴィダルサスーンとかの細部で共
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.2

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・エヴァと台風クラブを足して2で割ったような印象
・青々とした緑の中に佇んで一人音楽を聞いているシーンは、だだっ広さが実存の不安をよく描写できていると思った
・先生が終始ダメダメで、案の定クラスの統率
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.5

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・のび太とおばあちゃん、そしてのび太の結婚式の話。原作とオリジナルの話を織り重ねた脚本
・毎度のことだけど、仮にも20年後くらいの未来のはずだよね?って確認したくなるくらい小学生のび太の世界と大人のび
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(1963年製作の映画)

3.6

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・子どもの頃に見なくて本当によかった、もし見てたら確実にトラウマになってた
・冒頭からみんな眼力強いなぁと思って見てたけど、だんだんそれが怖くなってくる
・ものすっごく緊張感がある。ホラーというと大体
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

・三島由紀夫が思っていたよりもおだやかで寛容な態度を取っていたことがとても印象的で、それが最後のシーンで自分の国には敗北などないという芥を見てより対比的に際立った
・討論は三島対1000人なんて言うけ
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.2

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・悪夢とまではいかないけれど、蒸し暑くて寝付けない夜に見る嫌な夢のような映画
・公開が96年ということで脚本・構想を練ったのはおそらくバブル崩壊後なのだろうが、バブルの反省のような要素が随所で見られる
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.3

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・デンマークの辺境の小さな村が舞台で、独特の雰囲気が魅力的だった
・ルター派の村民たちがパリでシェフをしていたバベットの極上の料理を食べつつ、その味に抵抗する様子がなんだかプロテスタントとカトリックの
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

2.5

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・かなり気持ち悪い
・最後の最後に沼田家4人で割れた皿とご飯を片付けてるところを見てやっと少しほっとできたけど、それまで見るに堪えないシーンがままあった
・あの団地が水商売の人に人気だとか、長男のガー
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

2.6

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・環境を変えても、自分がつまらないとどこまで行ってもつまらないままということを終始描いてた
・つまらない人間たちを描いているから、つまらない絵が続く。起承転結はないし、成長や変化もない。嫌な気怠さ、や
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.5

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・ザ・昭和って感じの映画。街の光景や文化からシナリオ、キャラクター設定まで全部昭和感満載なのがとてもよかった
・エンタメ性が高くて見やすい
・エヴァで聞いたことある音楽流れたの個人的にアツかった
・原
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少林サッカー(2001年製作の映画)

3.5

・内容とか細かいことはまるで覚えてないけど、とにかくおもろかった記憶だけある

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.1

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・出た当時に映画館で見たからそんなはっきりとは覚えていないけど、森見さんがジブリのような少年の成長物語に挑戦したんだなと思った印象がある
・お姉さんを多少エロく描くのはそれが少年の視点を表してるからい
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

・四畳半のスピンオフ。サマータイムマシンブルースと掛け合わせってて、面白くない訳がない
・終盤の三条大橋あたりの夕焼けがすごく綺麗
・人生は小説のようだという明石さんの考え方が、四畳半神話体系にも出て
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

・2分間を繰り返すというアイデアで一本映画を作り上げてるのは凄いと思うけれど、やっぱどうしてもくどく感じてしまった
・季節が揺らぐのには世界線がどうこう以外の理由がありそうだなと思ってずっと見てたけど
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・あらゆるジャンルの要素を取り入れつつ、最後は娘が母殺しに失敗するハッピーエンディング
・マトリックス要素と母殺しが二大テーマとして立っているが、映画の軸はやはり母殺し
→マトリックスなんだけど、真理
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

2.8

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・ラストがインセプションと同様だと聞いて観たけど、見どころはほぼそこだけかも

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

・20歳のときにはじめて見たけど、十代の頃に最初見たかった
・幼少期に引越したことがある身として、りかこの気持ちがわかる気がする。自分の意思を多少なりとも発揮できる家出とかをせずにはいられなくなるよな
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.2

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・カラオケ上達する過程を見守る映画なのかと思っていたら、そうでもなかった。というか綾野剛の歌う最初の紅が上手くて、音痴としてはそこで置いてかれたっ…!って思った
・狂児が余裕のあるキャラクターがよかっ
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シド・バレット 独りぼっちの狂気(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

・Pink Floydの幻の初期メンバーについてのドキュメンタリー。Pink Floydが好きなら見るべき。彼がバンドを離脱した後のこととかで知らないことがたくさんあって、見た目の変容ぶりとかはわりと>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

・月並みな感想しか言えないけど、ムーンリバーのシーンはよかった
・ストーリーは正直ぱっとしない

雨月物語(1953年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

・シンプルだけど面白い脚本で、思ってたよりかなり見やすかった
・どのシーンも絵に惹かれた 作り込まれているのが伝わる
→舞のシーンが特に印象的だった
・夫が自分の思う理想的な人物像になったときにはもう
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

・中一の頃?に見たとき、衝撃的なまでに面白いと思った記憶がある。めちゃくちゃ好き
・舞台が派手じゃないからこそ憧れられるなって思ってた
・家族が中盤で離れ離れになった時も、皆が焼肉で心を一つにしてたの
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

・パリの夜とヘルシンキの夜更けが印象的で面白かった
・友達と夜通し飲み明かし、そこで出会った知らない人の壮絶な話を聞いて思わず抱きしめたくなる経験、昔あったなー

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.3

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・人生で最初に劇場で見たジブリ映画。父親に小さなポニョのぬいぐるみとCDを買ってもらったのを覚えてる
・世界が危機的な状況に瀕してもなお、ポニョとそうすけの視点を意識し難しい事情が省かれながらも進むシ
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

・シンプルなボーイミーツガールの冒険活劇が非常にハイクオリティで作られてる
・空から落ちてくるシーンで物語が始まるのが宮崎駿らしく美しい始まり方だと思う
・最後にラピュタが崩壊するの、少年の成長を表し
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